紙の本
エッセイに近いような説教のような……
2023/06/05 01:48
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の経験や、友人から聞いた20代で出会った忘れがたい記憶の断片をまとめた本。
よく聞いているラジオで紹介されていたので。
内容が内容なので当たり前のことを話していて説教くさく感じる部分もあるけど、逆にこんな考え方もありなのか、と救われる人もいそうな知見が散見された。
ただなんていうか、通読するための本というよりは、ちょっと気分が落ち込んでいるときとかに、パラっと開いて何気なく目に入ってきた話を読むくらいの適当さと気楽さで読んだ方が良さそうな本だった。
でないと読む端から内容を忘れてしまう。
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私の好きな項目は
・我々は多かれ少なかれ、途方もない依存性
・もういっそ全部凄い下手くそだった時代に
・我々が言うべきたった一つの台詞
・家族について
でした。
メリーバッドエンドという言葉にとても共感しました。
私は私の思うハッピーエンドに向かって進んでいる。
だから私が良かれと思ってやっていることや、私の生き方について他人にとやかく言われたくないのだと気づきました。
お付き合いしている彼氏へ依存しすぎて苦しくなりたくなくて、読書や1人映画やなんやかんやしてたら、振られることもなくいい距離感を保ててる気がするので、『我々は多かれ少なかれ、途方もない依存性』という項目を読んだ時に心が軽くなりました。
また、この本の内容を職場のハタチそこそこの女の子に説明したところ全然理解して貰えなかったため
本当にこの本の内容を理解した方がいいと思う人に限って、読んでも理解できない可能性が高いと感じました。
読むより先に体験を通じて経験値を上げる他ないのでしょう。
だから知り合いには私からは絶対にお勧めしないことにしました。
本のタイトルすら口に出したくありません。
どこかでこの本の存在を知り、自ら興味を持って、手に取って読む気がある人であれば、たとえお互いの価値観が違っても否定する気にはなれません。
わざわざレビューを読み漁るくらい興味がある人はさっさと購入画面へ飛んで手に入れるべきです。
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本のタイトル「20代で得た知見」だから、20代に向けて書かれたのかと思ったが、中を開けば20代で理解できそうもない内容だった。でも、惹かれた。それは20代では考えそうにもない、経験できそうにもないことが終始書かれていたからだ。誰かの経験や考え方を知るということは大事だと思う。それを見て、なにを思い、どう行動するのかという自分の指針になることがあるからだ。世の中には自分の行動に自信を持つ人は少ない。だからこそ、誰かに相談したり、背中を押してもらったりする。自分の場合、それが「本」だ。そして、この本は私に多くの「知らない」や「気づき」を与えてくれた。自分の人生において、大切な1冊になった。
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数ページ読むと、閉じてボーッと考えて
また開いて読むと、涙が溢れ出て
落ち着いて読むと、アハハと笑ったり
この本を読み終えた時、なんだかとても疲れました。
おそらく得たものが予想以上に大きかったんだと思います。
ビンタを喰らったような、背中を押されたような、冷たい水をかけられたような。
これまで葛藤していた感情を、素敵な言葉を並べて私に教えてくださって。
本当にありがとうございました。
共感した方は、ぜひ語り合いたいです。
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飲み会で上司や先輩の話を聞いているのに似ていた。
腑に落ちるところもあるし、白けてしまう時もある。
酔いが回って後半になるとだんだん面倒になってくる感じ。
あれはあれで好きなのですが。それを思い出しました。
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今年僕は20歳。すごく響いた。
僕が普段から考えてることを上手に表現されていた気がした。
若さ故の矛盾とかそういった言葉にならないものをどう扱っていくかとか普遍的な悩みかもしれないけど恋愛のこととかどうしたらいいんだろっていつも考えてた。この本はそういった悩みを少しだけ楽に、軽くしてくれる。言うなれば抽象的な悩みの状態を自分の中に落とし込むことで実態のあるものにするのだ。
人生という長い道のりをどう乗り越えていくのか。多くの矛盾と理不尽が蔓延る世の中をどう生きていくのか、先輩からの知見を授かれるいい本であった。
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寂しさ、孤独については繰り返すように主張がある。
「そうそう、その現象、こうやって言葉に表されちゃうと痛々しいなあ」とか感じる部分もあるけど、
でも言葉で表現できるってすごいなと思う。
13.友人の幸福論、良かった。
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色々な気づきが詰まった本。
ぼやっと考えていたことが言葉によって輪郭を持ち、すんなり心に入ってくる。
言葉より大切なものってなんだろう?って疑問を持っていた私にとっては、青色と一括りに言っても色んな青がある、恋人と友人の間に言葉にならない関係がたくさんある、という内容にはっとさせられました。
来年、そして数年後読んだからきっとまた違う感想も持つんだろうな。その時が楽しみ。
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九十九パーセントが何の役にも立たなかったとしても、一行でも心にひっかかる文章があれば読んで良かったと思える。そういう本だった。
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9月21日テレビドラマ「半沢直樹」の録画を観終えTwitterで感想をエゴサーチしていると気になるツイートを見つけました。
「半沢直樹に勝ちました。現場からは以上です」実際の書店ランキングの写真とそのひと言。「え!?あの半沢直樹の新刊を上回る本!?F!?一体誰だ!?」お恥ずかしながらその時はまだFさんを知りませんでした。とにかく「20代で得た知見」どんな本なのか調べ、まず「男性である」。こういうジャンルで男性は珍しいですよね。
そして普段SNSで人気が出て発売される本は全く買いません。個人的に「メンヘラ」「サブカル」そういったイメージが強いからです。
ではなぜ購入したのか?
その決め手は「20代で得た知見」このタイトルでした
私は今21歳です
世間で言う「大人」を1年と半年過ぎました。
「子供の想像していた大人」
みなさんはどんな大人を想像していましたか?
私は「自由で毎日楽しくキラキラ華やかしい大人」
そんなイメージを描いていました
実際の生活では「時間に追われ、友達と遊ぶ機会が減り、お金も限られ、彼氏をつくる余裕もない。そもそも出会いもない」
毎日なんのために生きてるのか。正直わかりません。
全然『キラキラ』した時間を過ごしていません。
「大人ってなんなんだろう」
そんな疑問の中「20代で得た知見」と出会いました
出会うなんて素敵な言葉を使いましたが半沢直樹のお陰です。笑
実際手に取って読んでみると心が少し軽くなりました。
「大人なんて存在しない」
確かにみんな見た目は大人で中身は子供のままなのかもしれませんね。そう考えると日常生活多少は生きやすくなりませんか?
読み続けると普段私が考えている世界がどれだけ狭かったのか痛感しました。
読み終え「よかった!」「つまらなかった。」とすぐには感じられないと思います。
ただ21の私からして言えることは
「読む、読まないでは人間のおもしろさが変わる」
と思います。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが読み終えるときっとわかっていただけるんじゃないかな?そんな気持ちです。
Fさんの言葉を鵜呑みするのではなく「ひとつの意見として」「考え方として」軽い気持ちで受け入れてみる。そうすることによってそれぞれの人間臭さが生まれるのではないでしょうか。
今私たちは「SNS」と生活する毎日。
周りからの目、評価、見えない何かと戦う日々。
他人のために生きているような真っ暗な世界。
そこに本当の幸せはあるのか
もしくはSNSの中に本当の幸せはあるのか
そんなことも考えました
長くなりましたが最後に
この本とともに年を取る人生も悪くない
ふとした時に思い出す
無責任だけどFさんの優しさがあり憎めない
それが『20代で得た知見』
私はそう思います
一人でも多くの方が自由に楽しい毎日を過ごせますように
P.S.
数年後にきっと、星5になるはず
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まだ、18やから、って迷ってたけど
本屋さんでパって開いたページが
自分にも理解出来たら買おうと思って
開いたページちゃんと、心にささって
買ってしまった。
まだ自分に当てはまらんページもあったけど
わかる!ってなるページは最高に共感できて
嬉しかった
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8年前、私が高校生の頃TwitterでFさんを知りました。Fさんの紡ぐ言葉が本当に好きで、ツイートや書籍の内容に私の価値観はかなり影響を受けていると思います。当書「20代で得た知見」もFさんの感性が溢れ出ていて素敵でした。
「二十代の人生は、忘れがたい断片にいくつ出会い、心を動かされたかで決まる」この言葉を心に留めて残りの5年を生きていこうと思います。
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2020.9.26
26歳の私。
学ぶことが大いにある本でした。
社会人に慣れてきだした今。
生活に余裕のない今。
将来と過去の狭間にいる今。
物事を一方方向からしか見る経験がない今。
多くの人の考え方で沢山の方向から一つの物事を紐解いてくれているようなそんな感覚でした。
使える言葉は全部使って、私たちに伝えてくれている本だと心から感じました。
ここで得た知見やものの見方や考え方を最大限にします。
一歩を踏み出します。
3.6.7.8.10.12.14.21.22.36.40.52.59
何を言ってるかわからないでしょう。私もです。
二十代について語る者は、二十代についての後悔が多すぎると考えられないでしょうか。
良い本とはなんだろう。何度も読み返すに値する本です。ではそんな本にはなにがあるか。謎が、意味不明が、ある本だと思う。
人は自分に欠けているものほど、それを持っている振りをしようとする。
これまで敗れたあらゆる夢や目標の中に、己が本当に成しとげたいことは一貫して変わらずそこにあり続ける
あなたがいなくなっても生きていける。でも、あなたがいると、もっと楽しい。あるいは、もっと楽しかったかも知れなかった。
醜いとされているもの、不快と感じられるもの、一見役に立たぬように見えるもの、歪と感じるものを「なぜそうなのか」「なぜそこにあるのか」「意図的なのか、あるいは単なる失敗なのか」という考察とともに不断且つ客観的にに見つめなければならない。
豊かさとはつまり、目の前の貧しさから、どれだけの教訓を雑巾絞りのように絞り出すか。
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定期的に読み返したい本。恋愛とは、男女とは。エッセイ好きな人ならすらすら読めると思う。自分に酔うのが好きな人に特におすすめw
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印象に残ったこと
・自分の気持ちを隠さない。好きなことを好きなだけやってそんな等身大の自分を好きになってくれる人を大切にする。同じような人が世界のどこかにいる。好きなことを突き詰めて周りに言いふらしていれば、いつか同じような人に出会う。だからこそ、群れずに1人で好きなことを突き詰めることに孤独の意味がある。
・20代に自信はいらない。自信がないから努力するし行動する。行動して失敗した時に得た知識と経験が不動の自信となる。
・好きって一言、LINEのやり取りよりも、同じ感動を同じ場所で感じることが大事。
・10年、20年後も余裕で使える最高にクラシックな物を買う。
・言葉より行動、写真より動画、数字より情動、過去より未来
・言われたいこと、してほしいことは先に「与える」 自分から褒める、自分から誘う。
・最初に持った違和感や飲み込んだ妥協点は確実に膨張するから妥協するな。
・同棲からが本番だからさっさと同棲する。分かり合えないことを分かり合えているか。
人間が2人いればどちらも悪く、どちらも正しい。
・話したいことを話したい言葉でそのまま話せる相手が友人だ。