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易しく世界の情勢を紐解く。そんな事が好きなんだろうな。こっちとしても手っ取り早く、だいたいの情報を得られる。ウーンお手軽だけど、実は実用的。
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歴史を学ぶには、マンガが読みやすくてイイ。
現代史であれば、池上さんの解説はわかりやすい。
YouTubeも合わせて見ると更に理解が深まる。
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アメリカ:
「移民」の国でアメリカの強さは移民の受け入れによるが。。。?
移民を受け入れてはいるが、差別せずにはいられない国
大統領のほとんどがWASP(White Anglo-Saxon Protestant)
アメリカ国籍は「アメリカで生まれたら」得られ、その家族にも在留許可が出る
(日本は「親が日本人であること」が条件)
不法移民を追い出せキャンペーンでトランプが当選(自国第一主義の始まり)
2050年問題(白人が人口の半数以下になる)
いわゆる黒人は元々はアフリカの部族間争いで負けた部族が奴隷として売られた人々
北部は工業地帯だったが南部は農業地帯で、人手として奴隷が必要だった
リンカーンは政治戦略として奴隷解放宣言をした
州=一つの国で、それぞれ独自に憲法/裁判制度/軍隊を持つ
アメリカ大統領は国家元首かつ行政の長
⇔連邦議会(上院+下院)(各州のトップ)は立法の長
commonwealth(英連邦)に属するカナダ/オーストラリア/ニュージーランドは
エリザベス女王を国家元首としている
(日本の国家元首は天皇と見なされている)
1951年サンフランシスコ講和条約と日米安保条約締結で日本は独立したが
米軍は残った
日本は経済復興を優先し国防をアメリカに頼った
米軍が撤退すると国防費が5兆円→22兆円になるという試算もある
EU:
西ドイツへの牽制で誕生
フランスがアルザス=ロレーヌ地方を西ドイツに奪い返されないよう警戒し
ECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)を設立したのが始まり
シェンゲン協定(国境検査なしで国境を越えられる)や通貨統合(ユーロ採用)を決めた
2009年ギリシャ危機により通貨統合の弱点が露呈
(金融政策(金利の上げ下げで景気をコントロール)がとれず
財政政策(公共事業費の増減で景気をコントロール)しかとれない)
イギリスが抜けたことでドイツの影響力が強まっている
イギリス(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland):
正式名称グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国
グレートブリテン島のイングランド/ウェールズ/スコットランド
+アイルランド島北部の北アイルランドをイングランド王がまとめている
イングランド(+ウェールズ)はスコットランドを政治/経済/文化等の面で
差別や弾圧をしてきた(なぜ?)
立憲君主制でどこの地域もエリザベス女王を君主としている
(エリザベス女王がいるおかげでイギリスは何とかまとまっている)
だが北アイルランド紛争のきっかけをつくったのも王室で
ヘンリー8世が離婚したいためにプロテスタントの英国国教会をつくった
英国国教会は教皇ではなく王が主導するカトリックで、現在イギリスのメイン宗派
北アイルランドにいた少数派のカトリックが
アイルランドと一つになりたくて起こしたテロが北アイルランド紛争
北アイルランド紛争が和平に至ったのはEU加入のおかげ
2020年1月31日EU離脱は移民/難民への不満(アメリカと同じ)により
国民投票で決まったが、北アイルランドだけEUルールに従っている
ドイツ:
1871年に建国しイギリスやフランスに追いつこうと第一���世界大戦で衝突
敗戦による賠償金と世界恐慌で大不況になり、ナチス政権が当選する
当時世界一民主的と言われていたワイマール憲法のもとヒトラーが選挙で選ばれた
(貧乏って怖い。。。)
不況をユダヤ人のせいにし(仮想敵)、ホロコースト(大虐殺)を行った
第二次世界大戦後の冷戦により東ドイツ(社会主義)と西ドイツ(民主主義)に
分かれていたが、1989年ベルリンの壁崩壊後に統一し民主化した
ヒトラーやナチス政権、ホロコーストについて反省や謝罪を続けている
"隠れたチャンピオン"とされる中小企業が多く、
国をあげて輸出振興に取り組んでいる(日本もそうするべき!)
アメリカやイギリスと同様に、移民/難民問題に直面している
ユダヤ人:
「ユダヤ教の信者、あるいはユダヤ人の母から生まれた子供のこと」と規定される
自らのことは「イスラエル人」と呼ぶ
キリスト教社会であるヨーロッパではユダヤ人を迫害してきた
新約聖書ではイエスを処刑台に送ったのはユダヤ人とされている
土地の所有を許されなかったため金融業等しか担えなかったが
それが成功し裕福になったことでますます迫害されるようになった
「自分たちの国がないから迫害される」という思いから
シオニズム(シオン(現在のエルサレム)の丘に戻ろう)運動が盛り上がる
1917年イギリスがバルフォア宣言を出しシオニズムを支持することを表明した
ユダヤ人は続々とパレスチナへ戻ったが
そこには既にパレスチナ人(アラブ人)が住んでいた
現在もイスラエルとパレスチナの紛争は解決していない
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面白かった。
日本は、島国であまりアメリカ、北朝鮮、韓国、中国などごくごく近隣以外の海外の国々のことを意識せずに普段生活をしている。
しかし、様々な課題が至る所にあって、グローバル化が進む今後は、これまで以上にそれを自ら知り、自ら考え、意見を持っていないといけないと思った。
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アメリカの移民問題、大統領選挙の仕組み、沖縄の米軍基地や、イギリスのEU離脱、ドイツの歴史をまんがや文章で分かりやすく基礎から解説した本です。
アメリカでトランプ氏が大統領になったことや、イギリスのEU離脱も、移民に仕事を奪われた、移民が国をめちゃくちゃにしているのだという意識で、起こっている問題ということがよく分かりました。
大統領選挙の手順や歴史も分かりやすいですよ。
ただ、まんがに出てくる池上さん、あまり似ていないような...。
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各国の「今」は過去からつながっているんだな と改めて感じました。国内政治への不満をそらすために敵を作ろうとする…そんな流れには騙されないようにしよう!とか、過去の失敗は未来に生かそう!など、学ぶことが多かったです。難しいけれど、学び続け、考え続けることが大事ですね☆