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時間を費やしてお金を稼ぐことと、その時間を使って今しかできない経験をすることどちらを選ぶかを、一度立ち止まって考えるきっかけになった。
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実体験や実例があるため説得力がありました。
とにかく今しかできない経験に躊躇せず金を払え!ってことがたくさん本にありましたが、たしかに金を持ってあの世には行けないけど思い出や記憶は持っていけるなと納得しました。
読み終えて、死ぬまでにやりたいことリストの項目が増えて、加えていつまでにと決めたことで、より今後の時間の使い方が変わる気がします!!!
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おすすめしたい読者層としては、
第一に日本の全家計金融資産の60%強を保有していると言われる60歳以上世帯。やりたいことは1日でも早く!そして余剰があるのであれば、よりお金が必要な現役世代に前倒しで資産移転することを検討してみてはいかがでしょうか。
続いて30〜50代のモーレツ社員。たしかに脂がのってきて仕事にやりがいを感じているときでしょう。しかし仕事に夢中になるあまり、犠牲にしてしまっているものはないですか。お金、時間、健康のバランスを最適化し、仕事以外にやりたいことがあるならその思いを大切にしましょう。時間は有限。やりたいことを全力で楽しめるのは、体力気力のある今のうちかもしれません。
最後に、目的なく、将来への不安という理由のみで無理に節約している20代。若いんだし、もしやりたいことがあるなら今しかないですよ。お金がなくても、例えば青春18きっぷで旅には出られる!できる限りの新しい経験に挑戦してみてはどうでしょう。
個人的には、やりたいことは今すぐNOW!のポリシーで生きてきたし、もともと出口治明さんの「人生悔いなし、遺産なし」の考え方が好きなので、正直あまりガツンとくるものはなかった印象。本書冒頭に、借金をしてバックパック旅行にでかけた同僚のくだりがあったが、私も学生時代にバックパックひとつでアジアやヨーロッパをひとりで長期の旅をしたときのことを思い出した。たしかに今やろうと思ってもなかなかできない歳になったなと実感。多感な時期に色んなところを訪れて肌で感じ、どこのどなたか存じませぬが、あのときのあの言葉は私の人生の糧になっています、という出会いもあった。そんな思い出でご飯5杯はいける。
そんな経験をなるべく早いうちにしてはいかがでしょう、というのが本書の趣旨だ。
とはいえ、ただでさえ世界で一番不安な民族、日本人。保険が最もよく売れるとも言われる国民性である上、そもそも何歳まで生きるのかわからないし、生活費は上がるし、社会保険料も上がり、自分たちの老後には年金は一体いつからもらえるの?問題。不安要素は挙げてもキリがない。本書にはそんな中でどう「ゼロで死ぬ」ために計画するか、今を生きるか、というヒントが散りばめられている。ただ無為に生きるのではなく、着地点を見据えながら限りある人生を最大限楽しみたいものデス。
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DIE WITH ZERO (2020)
お金と人生について。
これから仕事を始める学生、収入が最大化している中年層、既にリタイアしている高齢層全ての年代の人に薦められる。
「DIE WITH ZERO」という所持金ゼロで死ぬ生き方が気になり、ゼロで死ぬために今後どう生きるべきか知るために読了。
1. 若い時こそお金を使う。
2. ある程度収入が増えたら、それを切り崩しゼロで死ぬ。
3. 人生は想い出の合計。だから経験や思い出づくりに積極的にお金を使う。
1、「老後に備えるためにお金を貯蓄しよう」という考え方が今の主流である。しかし、実際は老後にはそれほどお金がかからない。老後を意識して、仕事を辞めた後でやりたいことばかりを考え、「喜びを先延ばし」し過ぎていることが問題だと筆者は説いている。それより、やりたいことの賞味期限を考えるべきである。若い時のお金の価値は、年を取った時よりも圧倒的に高いからだ。お金に限らず、リスクの伴う大胆な行動は若い時こそ行うべきだ。
2、お金を切り崩す最適なタイミングは45〜60歳である。60歳を過ぎ70、80になってもお金を貯め続ける人がいるが、それでは死ぬまでにお金を使い切ることはほぼ不可能になる。であれば、比較的身体も健康なうちに資産を切り崩し始め様々な経験を積んだ上で80,90でゼロで死ぬ方が幸福度が高い人生を送ることができるだろう。お金の使い道は、子供の教育費、慈善団体への寄付、豪華な素晴らしい誕生パーティーの開催など多岐にわたる。
3.根底にあるのは、物事は永遠に続かず消え去っていく...だから死を意識することが大切であるということだ。死を意識した途端に人は日常を大切にするようになる。死ぬ間際の後悔トップ2は「もっと自分に忠実に生きれば良かった」と「働きすぎなければよかった」だ。
逆に考えれば死ぬ間際に最も幸福を感じることは、自分のやりたいことを人生を通して忠実に成し遂げたこと、お金に支配されて働き続けることなく経験に価値を置いて友人や家族と多くの時間を過ごせたことという2つだ。
私もつい日常を無駄に生き、この日常が永遠に続くと思う怠惰に身を浸してしまう。
死を強烈に意識しながら、この本からの教訓「人生は思い出の合計」を意識し、豊かな経験を通しゼロで最期を迎えたい。
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人生で1番大切なことは思い出を作ることだ
何も考えずにただ働いて、稼いで、貯めて生きていくのではなく、得たお金を経験や思い出に変えていくことが大切。
漠然と何となくお金は貯めるものだと考えがちだが、人生において実際には何が大切なのか、何にお金を使うべきなのか再認識できました。
パッケージがおしゃれでキャッチーで手に取ってみましたが、良書でした。
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・人生は健康、時間、金をそれぞれのステージにおいて最適化すること
・今にしかできない事に金をつかう
・重要度の高い順は健康>時間>金
・若い時は健康状態は良いが金がない、老後は金はあるが健康状態が悪い
・中年は最もバランスがよく若い頃より金はあり健康状態も悪くないが、時間がないケースが多いため、時間を金で買うことが最適である
・喜びを先送りにするのではなく、人生における充実の最適化を図る
・人生で最も重要な仕事は思い出づくり
・思い出の総和が人生の価値
・著者は晩年の著者の父親へ思い出の映像をまとめたiPadをプレゼント
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この本は私にとって今後の人生の指針となる本になると思う。将来そんなに稼ぐことができるか分からないが死ぬ時に金よりも経験を残しておきたいと思った。
持っているお金何もかも0にして死ぬと言う意味ではなく、残すところは正しい残し方で残し、それ以外を使うということだった。
この考えを広めるというよりは心の中に持っておき、自分の人生を若いうちから豊かにするように努力したい。
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時間とお金を天秤にかけた時はどちらを取るだろう?
自分の年齢にもよるが、もうすぐ死ぬとなると、時間だし、まだまだ生きなければならないとなるとお金になる。
これから、自分はどちらに進むべきか、考えさせられる本であった。
コロナ禍の今は、ほとんど経験ができない。
しかしながら、リモートや読書も経験だと思う。
何も旅をしたり、人と出会うだけが、経験ではない。
リスクをとらない生き方を評価してはならないとある。
できれば、リスクは取らずに物事を挑戦してみたい。
やはり楽しいと思うことをやっていくしかない。
才能とは、相手からみてリスクと思うことをサラリとやってのける人だと思う。
でも、本人は楽しいのでリスクとは思っていない。
そんな生き方を見つけていきたい。
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メッセージがシンプル。
体験から楽しさを引き出すには健康が必要。
↓
今しか出来ない事の優先順位を上げる。
例えば、60歳を過ぎてからマラソンやトライアスロンに挑戦するのは難しい。
幼児と公園で遊ぶ時間や、一緒の布団で寝る時間も限られている。
人生はこういった、死の連続といってもいい。
確かにその通り。
体験から楽しさを引き出すには、年齢の制限がある。忘れてないでおきたい。
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お金を貯めるだけためて死んでしまわぬようにするためにどうするのか。
年齢のステージに応じてやりたいこと、時間、金、健康の3つの面から適切なタイミングで実行するための手法等非常に参考になりました。
若いうちは借金してでも様々な経験が必要とされる理由を裏付ける本で非常に参考になりました。
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わたしの年齢からすると、真新しい考えではなかった。
何故なら著者が勧めているように、既に自分に投資済みだからだ。おかげで毎日とても充実している。
子どもには金銭的な物は残せないだろうが、私の生き方を見て、少しでも何か感じてもらえたらと願っています
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どのくらいの財産を、子どもにいつ与えるかを意図的に考え、自分が死ぬ前に与える。何歳の時にどのくらいの資産を与えるべきかパートナーと話し合おう。これは本当に賛同した。別に死ぬ前でも良いな、と思わされてハッとした。あとは、スタバのコーヒーにお金をかける人、と名指しで指摘されてギクリ。そういう自動運転をOFFにしていかないといけないんだと、少し反省。
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著者が言う「人生を確実に豊かにする方法」を知りたい人におすすめ。
【概要】
●人生の喜びを最大化するための方法を探す
●今に投資する。生きているうちにお金を使い切る。
●子どもが26~35歳のときに財産を分け与える
●金ではなく、健康と時間を重視する。
【感想】
●確かに、お金をたくさん残したまま死んではもったいない。
自分に必要性がなくなってきたところで早いうちに子どもに渡した方がよいと思えた。
●余命数週間の患者たちの多くは「働き過ぎたこと」を後悔している。これをよく踏まえて生きていきたいと思った。そのためには、自分がしたいことを整理して時間(自分の年齢)で区切り、いつの時期に何をするか計画を立てることがよいと実感した。
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人生でいちばん大切なことは「思い出づくり」であり、それを疎かにしてまでお金を稼ぐ意味はない。
この考え方自体は参考になったが、本の内容は終始この繰り返し。
立ち読みで太字を追うだけで十分だったかもしれない。
今後、以下のことをやろうと思った。
・子供との思い出づくりなど、今でしかできないことを優先する。
・その時の状況をを見ながら、45〜60歳から資産を切り崩し始める。
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思い出、経験も財産という考え方には大いに共感させられた
貯金をしても明日死んでは意味がない
また、やりたいことがあるのにお金を理由に後回しにするのももったいない
健康な若いうちにできることはやっておきたい
#flier