紙の本
妙子と安江の迷コンビ?
2021/12/15 10:10
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
寺島妙子と鈴木安江が新たに始めた東京近江寮食堂は常連さんにも、外国人旅行者にも人気のお店になった。しかし、忙しくなるにつれ人手が足りないという問題点が出てきた。バイトを雇うも長続きせず、妙子と安江の負担は増えるばかりであった。ある日、お客としてきた女性・睦美が働かせて欲しいと申し出る。睦美は料理の下拵えも、掃除や洗い物もテキパキこなす優秀な女性だった。青森出身の睦美は郷土料理を紹介し、メニューに載せていく等積極的に近江寮食堂に関わっていった。しかし、その睦美には人には言えないことが・・・・・。
せっかちできっちりした性格の妙子とのんびりおおらかな性格の安江の掛け合いも息が合って面白いですね。新しいお客さんのキャラクターも偏らないところも。話の内容も昭和や平成の時代を映したものもあり、楽しく読めました。
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夫が蒸発して10年。
定年を前にして東京に夫を探しにやってきた妙子が、ひょんなことから寮の食堂の料理を作ることになることから物語は始まる。
食べることは人生を支えること。
食べることは人生を変えること。
普段の料理を滋味溢れるものとして感謝していただきたい。
そう思った。
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青森生まれの義母は青森への愛着がもの凄く強く、テレビ欄に「青森」の文字を見つけると必ず視聴、新聞の広告欄に三内丸山古墳関連の書籍を見つけたときすら、私に「この本を買ってほしい」と電話をかけてきました。
“東京近江寮シリーズ”は1冊しか読んだことがありませんでしたが、青森編が出たと知ったとき、これは義母に進呈しなければと買いました。
積読しているうちに義母が亡くなり、今日読了。「“みず”は“みんず”と言うのよ」と義母が言っていたのが懐かしい。お棺にこの本も入れればよかった。間に合わなくてごめん。冥福を祈りつつ。
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シリーズ第3弾 今回は青森編
面白かった
本気の(?)青森弁は難しかったけどそれも面白い
家族の中での母親の在り方が きっとどこにでもある事なんだろうな
しじみラーメン食べたい
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シリーズの第三作
今回は青森編ということで青森の料理が
多く登場していました
それは青森出身のおばさんが新たな働き手として
加わったから
今回はシングルマザーの話や青森出身の働き手(おばさん)
の話で展開されました
これはまた次があるんだろうなぁ
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このシリーズで一番あっという間に読めたかもしれない。前2シリーズから時が過ぎていてどれだけ覚えてるかなと思ったが読み始めるとあぁそうだったと思えた。家族とは仕事とはと色々考えさせられ自分もこうありたいと思える出来事が多々あった。
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3冊目もパワーアップして面白い。
前回は親子、今回は女性の自立がテーマかな?
こういう付き合いのできるコミュニティが
あるって素敵だなあ。