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百年前のパンデミックと皇室 梨本宮伊都子妃の見たスペイン風邪 みんなのレビュー
- 小田部 雄次 (著)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:敬文舎
- 発売日:2020/10/26
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紙の本
高宗とスペイン風邪
2020/11/04 23:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高宗の死因としてスペイン風邪を「一考の余地はある」としているが、時期的にはおかしくない。
竹田宮恒久王の薨去の個所で王子の恒徳王の「私の肖像画」(「私の肖像」ではない)を参照している。また「倉富勇三郎日記」を引用している。この本で取り上げられている時期に合う韓国にある大正8年の方子女王の日記を参照出来ていたら、と思う。
また「三代の天皇と私」にある3・1の記述について、「もっとも、これはのちに伊都子が得た知識であり」とあるが、この本の英親王についての記述を含めて張赫宙の「李王家悲史・秘苑の花」を下敷きにしているような表現が酷似している個所がある。他にも実際に外遊時に佩用していた勲章は「梨本宮伊都子妃の日記」に掲載された写真で分かるように勲二等宝冠章なのに、勲一等宝冠章と伊都子妃の記憶違いによるものと思われる記述や規子女王と山階宮武彦王の婚約破談についての不可解な記述があるので、この本の取り扱いには注意した方がいいのではないか。
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