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確かに……
2021/08/04 05:56
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知しているつもりで行動しているが、そうでないつまり、見えているつもりで見えていないことがあります。人間の脳は賢い、けど、愚かである、と書かれている理由がなるほどと納得しました
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最近話題の「正常性バイアス」は結局出て来なかったのか?見逃したのかなあ?なんか、いろんなことを心配している割には、最終的に自分は大丈夫だろう、と思っているところが危ないなあ。この辺のことが知りたかったのだけれど・・・。10コイン問題も睡蓮問題もすぐわかった。もともと知ってたのかなあ。まあきっとどこかで触れたことはあって、忘れているだけなのかもしれない。この2つの問題を、小4,5受験生たちに聞いてみたが、なかなか正答が出るまでに時間がかかった。とくに睡蓮問題は問題の意味を把握しにくかったのかもしれない。まあ「お家の人にも聞いてみて」と言っておいたので、そのうちどうだったかの報告があるだろう。大人ならすぐできるのかな? Tパズルは知っているのですぐできてしまう。Fパズルの方は見たことないのでやってみたい! しかし、自由意志というのはどうも危ないなあ。本当に自分で考えて行動しているんだろうか。まあだいたいスーパーで何かを購入するときも、テレビで前日にやっていたことを、意識するでもなく思い出して、買わされている可能性が高い。そうでなくても、お店の思惑にはめられて、~~%増量とかポイント5倍とかクーポンとかなんだかんだとつられて買ってしまうからなあ。もちろん、お刺身の半額も。まあでも、自分がそれで得したと思っているのなら良しとすればいいのかな。それと、ひらめく前に無意識で試行錯誤しているという話はおもしろい。もうちょっとで分かりそうなんだけど・・・という状態のときに、相当脳は活発に動いているということかな。そこのところを楽しめる人と、しんぼうできなくて投げ出す人とでずいぶん差がつくんやろな。円柱グラスの問題を子どもたちに言うのを忘れていた。今度の授業で言ってみよう。
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専門的な用語や方程式(苦手)が出てきたが、
ど素人の私でも、少し心理学的なことに興味を持ってこれまでもいろいろな本を読んできているので、ある程度理解でき、面白かった。
人は起こりやすさをどう推定するか
少ないことは多め、多いことは少なめ
に推定する
少ないことは、メディアなどで大大的に取り上げられることなどから、誤認識してしまう
ことや
言語が記憶を阻害する、絵を下手にする
ということ
は意外だった
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心に潜むふしぎな働きという副題がついています。
まさにその通り。
チェンジブラインドネスもとても興味深い。サンプリングで一つの例として取り上げられているイチローの話もまさにその通りと思いました。
言語と絵についての項目も面白かった。
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100回起きることと、100回聞くことを区別できない、行動の原因を自覚できない、無意識の作用を意識でとらえにくいなど、思考バイアスを起こす過程を、過去に行われた実験をもとに説明している。
ひらめきは、無意識の積み重ね結果、など脳の特性を知って、もっと、無意識に意識を向けたくなる興味深い内容だ。
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◆現代ビジネス(2020.11.13):【頭脳パズル】コインを3枚だけ動かして、三角形を移動できますか? https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77051
◆日刊ゲンダイDigital 2021/08/17「本で読み解くNEWSの深層 認知バイアス」https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/293378
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ブクログのプレゼントにあたった書籍。認知のことについてわかりやすく解説している。惜しいのは、書籍の限界から、実際のケースや実践が動画の案内になっていることだ。ただし、今は簡単に動画にたどり着くことができる便利な世の中である。認知科学は人間の行動研究の基礎にあたる部分で、それを応用して行くのは、行動経済学や組織行動論を中心にした経営学の役割だ。感染症を抑え込むには、行動変容が必要であり、こういった研究成果の応用を施政者が押し進めようとしないことに、彼らの無教養を感じる。
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<目次>
第1章 注意と記憶のバイアス~チェンジ・ブラインドネスと虚偽の記憶
第2章 リスク認知に潜むバイアス~利用可能性とヒューリスティック
第3章 概念に潜むバイアス~代表性ヒューリスティック
第4章 思考に潜むバイアス~確証バイアス
第5章 自己決定というバイアス
第6章 言語がもたらすバイアス
第7章 創造(について)のバイアス
第8章 共同に関わるバイアス
第9章 「認知バイアス」というバイアス
<内容>
以前読んだ『ファクスフルネス』などと同じタイプの本。各章末におすすめ本が載り、一言コメントがあるので、自分の認識を深めるのに役立つ。筆致のわかりやすく、すらすら読める。われわれの脳は、われわれに「嘘」をついている。それに気づかなずだまされているのが「バイアス」である。そう感じながら、生きていけばよい。「自分がちゃんと考えた」などとゆめゆめ思ってはいけない!
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「いかに人は間違える存在であるか」、それを十分認識することが私たちに必要と言えそうだ。そしてこれは人間が生きていく上で獲得した能力の特性であることも最後の章で明かされて、興味深かった。
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この分野はわりと好きかもしれない。
最後の方に、『ファストアンドスロー』に出てくる「システム1、2」への批判がなされていたのも少し深まったかんじがしてよかった。
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認知バイアスという言葉自体はリスクコミュニケーションの場でよく耳にしていたが、そのものズバリな本を見つけたので読んでみた。
様々な観点からのバイアスが取り上げられ、これを読むと人はいかに色々な要因により、自分の考えが左右されてしまうのかと痛感してしまう。
これからの時代、知識として知っていて損は無いように感じた。
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年末年始に読んだ本
講談社ブルーバックスって結構読みやすいんですね。意外でした。「認知バイアス」系は個人的に好きなジャンルなので、内容はあっさりですが楽しく読めました。「invisible gorilla」の動画、懐かしいですね。
この本で取り上げられている実験やミニクイズが難しすぎで、正解できない自分がアホに思えてきました…。
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なぜそれが見えないのか。
思い込みはなぜ起きるのか。偏見にもつながる「認知バイアス」の仕組みを解き明かす。人間の認知の仕組みはまだ解明されていないこともある。この仕組みをうまく使っているナッジのデザインにも興味が湧いた。
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日常何気なくしている判断や記憶には意識的・無意識的な”バイアス”がかかっているー さまざまなバイアスの種類を過去の実験事例などをあげ解説。人間の意思や記憶は周りの影響を知らず知らず受けており、それがときには間違った推論や差別感情などにも繋がってしまう。バイアスの存在を知ることは思考の可能性を広げることにもなるだろう。本自体がバイアスにならないように反証などにも気をつけていることが感じられた。一般向けだからか文章もわかりやすく面白かった。
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認知バイアスの本も色々あるがこれはとてもうまくまとめられていてわかりやすい。
各章に参考書籍も紹介されているのも良いですね。
「私たちはめったにない事に怯え、よくあることには無関心である」というのは今の世の中に起きていることにも大いにあてはまりますね。
非常に面白いし役に立つ内容なのでおすすめです。