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蒼穹のアリアドネ 11 (少年サンデーコミックス) みんなのレビュー
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紙の本
片務的な長幼の序
2020/11/23 23:49
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投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一国の姫君が、羽を伸ばして旅を満喫したい、との軽い気持ちで、地上に降り立ったのではないにせよ、レアナの旅は命懸けの試練の連続で、彼女は、片時も、心が休まらないであろう。
レアナは、同郷の者からも、異郷の者からも、皇族として敬意を払われる所か、同胞から裏切られたり、拉致や監禁などの犯罪に遭ったり、暴力団の抗争や平和維持活動に巻き込まれたりする。
レアナと臣従の誓いを立てたラシルは、主君の命を守り、未だ自身に打ち明けられない主君の本懐を遂げさせる為に、少しだけ年上の少女に、死に物狂いで、随伴する。
レアナが追い求める原初の光は、紛争の火種だ。
ルーサ族はその秘密を知ろうとする者を監視し、ギサウ族はその秘密を巡って内紛する。
原初の光の秘密を知る種族は、数が少なく、居所も不明であり、強欲な者は、強引な手法を用いてでも、その手掛かりを得ようとし、その影響は、レアナの旅にも波及して、一行は、平原において、未知なる敵と交戦する事となる。
ヒトを含めた十三の種族が争う原因は、原初の光だけではない。
ラト族とツタ族は、竜の扱い方の違いが、両者の確執を生み、戦争が起こった。
フォトンキャリアーと呼ばれる人間兵器であるラシルは、戦友と離れ離れになったものの、ルルロラ、ノイシュ、カリギュラと合流し、更にカグラとも再会する。
カグラの得意技は、他の仲間とは本質的に異なるもので、百戦錬磨の兵とは言い難いラシルの出撃に、大きく貢献する力を発揮するものだ。
平和な世の中において、フォトンキャリアーは用済みの存在である。
そのような忌み嫌われる厄介者が、天空の国の姫君の下に、集結しつつある。
レアナはラシルを信じた。
彼女は新参者のカグラをも信じるであろう。
マウ族が現れた。
レアナが出会うのは、性別に関わらず、ヒト族も、シウ族も、ラト族も、マウ族も、戦闘能力に長け、誇り高い者が多い。
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