紙の本
新たなことの挑戦に向けて勇気をもらえる一冊
2021/07/17 10:45
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミスチル 好きの人には何とも言えない素晴らしい一冊!デビュー前のエピソードから最新アルバム『sound tracks』まで、彼ら四人や関係者の発言を基に紹介。これを読むと、どうしてもそこで紹介されている曲を、また聞きたくなるほど。曲作りのエピソードやこの曲の聞きどころが満載で、彼らの音楽に対するひたむきさと情熱が伝わってくる内容でした。バンドを重ねるに従って訪れる心境の変化とすでに確固たる地位を築きながらも、常に新しいことに挑戦し続ける姿勢には、自分も見習わなければ、と強く思いました
紙の本
歴史を辿る一冊
2021/01/26 09:49
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投稿者:コンチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミスチルの結成から現在までをおおまかに辿ることのできる一冊です。有名なエピソードから、初めて知る話もありました。今もなお進化を続けるモンスターバンドの新たな一面を見ることができて満足のいく内容だったと思います。
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【Mr.Children名曲がさらに輝く傑作ノンフィクション!】稀代の国民的バンド・Mr.Childrenの30年にわたる軌跡をその代表曲とともに紐解く、“読む”ベスト・アルバム!
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ひとつの作品に対する作り手側の想いが伝わる内容でした。現代風に例えるなら、ストーリー。改めて文字で読むと受け取り方も変わってくる。それは自分が年老いたからかもしれませんが、新たな価値観や思いを与えてくれる。古いアルバムが聴きたくなる内容でした、同時にMr.Childrenを好きになってよかったと思うし、同じ時代にいてくれてありがとう、という気持ちになりました。
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小学校5年生か6年生くらいにやたらとラジオから流れてくる「CROSS ROAD」に出会い、そこから彼らの音楽を聞き続けて来た。その間に彼らは日本を代表するビッグバンドとなり、彼らとともに成長したファンだけでなく、その子供までも魅了するいわば国民的バンドとなった。その彼らの代表曲を厳選し、その曲の生まれた背景や、製作者の思いを言葉にする、まさに"読む"ベストアルバム。
掲載されている曲の1つ1つのエピソードを辿ると、根底にあるのは全てリスナーにいい音楽を届けたい、という純粋な気持ちであり、そのために曲作り、音作りに真摯に向き合い、音楽を作っていこうとする強い信念のようなもの。ほぼすべての曲を作っている桜井さんのストイックには改めて頭が下がる。1つ1つの曲がこんなに綿密に練られていたのかとハッとさせられる。個人的には終わりなき旅の章が印象的だった。
手元に置いて何度でも反芻したくなる。そしてまた彼らの音楽を改めて聞き直すと新たな発見があるかも知れない。
5つ星でないのは、くるりやアジカンなどと対バンをしたあたりや、bank bandやウカスカジーでの活動がミスチルにどんな影響を与えているのかなどもこの本の流れの中で筆者の分析を交えて読みたかった、というところ。あとはesやNOT FOUNDの生まれた背景なども。
書いてて気づいたけど、それってなんであの曲がベストアルバムに入ってないんだって悔しがる気持ちとよく似ている。"読む"ベストアルバムというのがまさに言い得て妙。
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それぞれの曲に、CDに、込められた些細なテーマや工夫。要するに想い。
ありきたりな言葉だけど、音楽って深くて、偉大で、いつも当たり前にあるけど相当に人間をいや僕を支えてるんだなと実感。消費していくデジタルツールとして聴き流し気味の最近の自分を反省。
そういえば中学生の頃は、ミスチルのアルバムを買ったら、まず部屋にこもって歌詞カード見ながら順番に最後まで聴いてたな。世界観を知ろうとしてたあの頃の自分が誇らしくそんで羨ましい。
何書いてんだ。
SoundTracksでそこから始めよう。
あ、あと、この本で紹介された曲のプレイリストを作って、流しながら再読しよう。
良い本でした。ありがとう。
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どんなに歳をとってもその時その時の新鮮さを追い求める姿が印象的。これこそがプロというべきなのかと。「音楽をやり続けるには売れなければならない」というすごく現実的な話を若い頃にしているのも意外で、理想と現実のバランスが絶妙に取れているからこそ、大衆に受けるものを作り続けられるのかなとも思った。あと、アルバムの曲のラインがこれほど練られて作られているのを初めて知り、その背景を思うと音楽の聞き方も変わってくるし、今のサブスクリプションで音楽を聞く行為も何か大事なものを削り取ってしまってはいないかと思わされる。
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素晴らしい内容でした。Mr.Childrenファンである私は、がっつり心を掴まれました。IntroductionからOutroductionまでずーっとニマニマ笑みを浮かべながら読ませてもらいました。あたたかくアツい気持ちになれました。BGMはもちろんミスチル。章が変わるごとに流すアルバムも変えて。あまり聴きこんでいなかった楽曲に注目する機会にもなりました。「過去と未来と交信する男」とか。いや本当に読んでよかったです。今後何度も読み返すと思います。ミスチル愛が深まりました。ありがとうございました!
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グループ結成の誕生秘話や曲の誕生秘話など盛り沢山。
ミスチル好きにはCD片手にぜひ読んで欲しい一冊。
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全然知らなかったミスチル初期の頃の話がとても興味深かった。当時や今回改めてのメンバーの「言葉」がたくさん書いてあって、ミスチルの音楽とともに、自分のミスチルとともにあった25年をも思い返すいい機会になりました。
帯に書いてる桜井さんのコメント。「ミスチルの事、深く知ることが出来たきがします。好きになりそうです。」に深くうなずく。。。いや、もうずっと前から、好きですけどね(笑)
詩集ぽいのを想像してたので、読みごたえに、大満足です!
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Mr.Childrenを今よりもっと好きになります。
その曲を聴きながら、何度でも読みたくなっちゃう。
桜井さんの描くあの心にぴったりと寄り添う歌詞は、日常から見えてくるフレーズを常に探し書き留めている、アンテナの異常までな高さから生まれているものなんだなぁとよく分かりました。
前からずっと、2番のサビの歌詞が好きだなぁと思っていたんだけど、その理由が判明。「もともと1番というのは、聴いてくれる人の耳に飛び込んでいく表現が必要で、そこで手を差しのべて、もし自分の手を握り返して好きになってくれたのなら、今度は2番で、より深く伝えたいことを書くようにしている」
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有名な曲は一通り聴いて好きなアーティストであったが、まだまだまだ知らない彼らの姿があったと実感した。
もっと聴き込んでから読むとより面白く感じる事が出来ると思う。
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2005年くらいから聴き続けているが、ファンになる前のエピソードに関しては新たな発見が、ファンになってからのエピソードに関しては感慨深さみたいなものを感じた。
一番印象に残ったのは最近の桜井さんが先生に習ってボイトレをしているということ。「innocent world」などを課題曲にしているとのことで、あれほどの人でも(だからこそ?)謙虚に、真摯に学んでいるんだなと思い感銘を受けた。
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未だに歩みをやめないMr.Childrenの軌跡。個人的にファンになったのは2007年あたりだから、それ以前のエピソードは初めて聞いたものもあり、読み応えがあった。何より本を読みながら彼らの音楽を流していると、穏やかな気分にさせてくれた。これからも、何万人、何十万人の"道標"になってくれるのだろう。
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桜井さんがこの歳、この立場になってから英会話教室やボイトレに通いはじめたことに対して「すごい!」と思ってたけど、この本を読んで、今までもずっとずっと、そうやってきた人なんだとわかって大変反省した。そして今まで以上に尊敬。
新しいことをやりたい、自分が思い描くことを実現するための手段は全部やる、限界なんてない、その積み重ねで今がある。