電子書籍
シリーズ最終作
2022/07/09 23:08
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物は同じだが、誘拐事件の長編と人探しの短編の二部構成となっている。誘拐事件のほうはプロットが複雑なせいか、解決編の説明が長いのが玉にきず。
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前半の1このヒントからあれよあれよと、解き明かしていったのは、爽快だった
後半の仕掛けにもスゴいびっくりしたし。
探偵のキャラも私はとても好きだった
歌野晶午は、コレと多分いちばん有名なアレしか読んでないけど、私の中でブームが来そうだ
あと、これシリーズものなんだね、過去の本少し調べたけど手に入る気がしない……
紙ベースがホントは良いけど、電子書籍でもいいから、やってくれないかなぁ……
次は歌野晶午の短編読むぞー
追記
このシリーズの前のが、装い新たにでてるじゃないかー(嬉)
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大久保夫妻がクズすぎるし、
あの人達では、こんな計画考えられないと思う。
まあ、面白いけど長いなぁ。
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…
新しい誘拐のかたち。
うーん消化不良。
主となる誘拐事件自体はとてもよく出来ていて、それが解けていく爽快感もあるんだけれど、ちょっと余分な要素が多すぎて集中できませんでした。
推理ノート、なんてサブタイ付いてるからそっちメインかと思っちゃったのはオレが騙されただけなんだけどさ…あとJK探偵、なんてさ、作中で絶対に探偵役の彼女が云われたくないだろうことを帯の煽りで使うのってどうなのさ。いつも思うんだけど帯文書いてるひとって裏表紙のあらすじしか読んでないよねきっと。
…怒ってない、怒ってないよ?
登場人物がどことなく不愉快? というか、流石に話通じなさ過ぎだろうとか緊張感なさ過ぎだろう、とか、その設定別に要らないだろうとか、無駄口多すぎだとか、なんだろうちょっと面倒なキャラ付けがされているのも余分、の続きで、
その上主人公はいつまで経っても頼もしくならないし、その割になんだか偉そうだし、
探偵役ももうちょっとあるだろ、という感じもし、
犯人に至ってはサイコパスかっていうくらい演技が上手すぎる。というか周囲が疑問に思わなすぎると云うか。
いちばん人間らしいの兄貴だと思う。
…あれ? 怒ってんのか?
いや面白くないわけじゃないんだよ? なんだろな全体的に装丁とか煽り文句と内容が合ってない感じがいちばんの違和感。なのでキツ目に☆2.4。せっかくの歌野晶午なんでね。
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誘拐事件についてはかなり面白い内容だったと思います。最初の事件で違和感を覚えたところが二つ目の事件真相の布石みたいになってて、上手く考えたものだと感嘆します。真相が分かったときは、かなり驚きました。ただ、これを頭があまりよくなさそうな大久保夫妻が考えた、というのには疑問が……(実は地頭が良かったりするのかな)
あと、馬場由宇の兄が良い奴だったらその疑いを晴らすことに共感できたのですが、過去に不幸があったとはいえ、途中まではただの嫌な奴だったので、由宇が兄を助けようとする動機がちょっと理解しづらかったです。
それもあって、由宇の家庭の事情関連のお話は蛇足気味に感じてしまいました。真珠&陸斗のW誘拐事件が面白かっただけに、そちらにフォーカスを当てて兄との絡みは少し端折ってくれたほうが、全体的なボリュームも丁度よくなって読みやすくなるんじゃないか、なんて思っちゃいました(素人考えですが……)。
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舞田ひとみと言えば、たしか...と思いつつ読み始めるも、
最初にひとみ嬢が登場する際に度肝を抜かれる(^ ^;
一体何があった!?(^ ^;
実際にいろいろあったり、ところにより叙述トリック、
出だしから作者のサービス精神が遺憾なく発揮され(^ ^
本作は、二つの誘拐事件と一件の失踪事件とを
力業で合体させたような構成となっている(^ ^
幼児誘拐が二軒続けて起こり、どうやら同一犯で、
相互に重要な役割で絡んできて...というメインの話は
とても新鮮で興味深く読めた(^o^
が、いかんせん長い(^ ^;
正直「欲張りすぎ」な感じは否めなかった(^ ^;
謎解きの説明も、ものすごく「説明くさい」(^ ^;
その辺が気になって★一つ減(^ ^;
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臆病な性格の主人公馬場由宇と元同級生の舞田ひとみが連鎖的に発生する誘拐事件を解決する物語。
いい意味で言うと読みやすいさらっとした内容だった。読者の想像を裏切他ない結末と多少強引さもあるようなトリック、表面しか追わない登場人物たちの心情、どれをとってももう少し物足りないという印象が残った。
家族の愛情をテーマにしているということは伝わったが、そこまで胸に響く読後感はなかったように感じて少し残念だった。結局物語の中で活躍するのは強い意志をもったひとみだけで、周りはただぼんやりと時を進められているような印象があって感情移入がしにくいせいもあるのかもしれない。
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序盤のテンポは素晴らしかったが…中盤にかけて失速感が…終盤の展開に関しては、ちょっと蛇足。
全体的な構図としては面白かった。
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シリーズの最初は小学生だった、舞田ひとみも高校生。元々個性的な性格だったが、そのまま成長しているよう。推理力は、ますます磨きがかかって、誘拐事件を解き明かす。
このシリーズは好きなのだが、次回ひとみは大学生だろうか?
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かなり厚い本でしたが一気読みでした。
こんなに都合よくと思うところもありましたが、タイトルどおり相次ぐ誘拐にドキドキしました。
気軽に物語に身を委ねて読むには最適でした。