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紙の本
「アナキズム」に触れる
2021/11/21 23:17
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
アナキズム研究の栗原さんが若き日からつづってきた、書評を50本ほど集めた論評集。栗原さんのセレクトだけあって、アナキスト関連の本が多いように見受けられるが、いわゆる純文学から小説、時代小説、論考まで、自分も読んだことのある本が幅広く網羅されており、「なるほど。そんなアナーキーな読み方ができるな」「ああこれも、アナキズムだな」などと、気付かされるものも多かった。
「無政府主義」「無政府主義者」なる日本語訳のせいで、アナキズム、アナキストという言葉は危険な香りがしてしまうが、つまりは何者にも支配されないということ、なのだ。
とはいえ、実現は難しく、そうした生き方に憧れどなかなかまねはできない。
それでも栗原さんの書きっぷりを目にすると、いつもほんの少し、気持ちがスカッとするのである。
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