紙の本
新しい探偵登場
2023/02/12 16:17
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投稿者:リオボカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
探偵役の元マジシャンが魅力的なキャラクターです。犯人捜しの過程や犯行の動機も単純ではなく最後まで飽きさせません。シリーズ化や映像化されるかなあ?
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謎を解くためなら手段は選ばない、”黒い魔術士”が探偵役。東野圭吾がコロナ禍のエンタメに挑戦する話題作。
2021/09/29 22:01
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投稿者:やひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
エンタメ界が頭を悩ませる「VSコロナ」対策。それはエンタメを楽しむ側の読者も同じこと。今作はコロナ禍である現状を受け止めつつ、その中で進む「日常」とエンタメを描くことに挑戦した意欲作といえる。
「いつもの東野圭吾節」を楽しめつつ、現実からも目を反らさない。二重三重の意味での「普遍性」「新しさ」「これから先を生きる」を感じさせる「今」な一作。
ヒロインの父と12歳年下の、今まで疎遠だった叔父(しかも元・凄腕マジシャン)とのギャップ(年の差・生き方の差)のあるコンビは、王道ながらやはり魅力的! また元・アメリカの凄腕マジシャンだった武史が使うのは、「推理力」より「人心掌握」と「マジックの技術」! 謎解きとマジック解明の二重の面白さがあり、「ひょっとしたら、明日から自分も使えるかも?」的な魅力をも感じさせる探偵もの。
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小さな町の町おこしがコロナでぶっ飛び、そんな町で起こった元教師殺人事件。
被害者の弟武史が、さすがマジシャンなのか、周囲をみんな、あらゆることで煙にまいている。
武史の過去も表面上のことしか明かされていないから、探偵役とはいっても、怪しさ満載w
手品の手腕は楽しかったけど。
警察の人も利用しちゃうのが、痛快というよりは、ようやるわ、、、となってしまった。
最後の、容疑者を集めての謎解きは、あれは、やりすぎかなぁ。
でも、犯人から目をそらすやり方はさすが。
面白かった。
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皆に慕われていた元教師が殺された。娘の真世は突然現れた元マジシャンの叔父・武史と共に犯人捜しを始める。
武史の捜査能力が凄すぎるし、身内を殺されているというのに当事者2人があまりにもドライ。
容疑者たる同級生もパッとしないし、ラストも無理やりな感じ。
いくら平凡で小さな町の警察官でも、携帯取られたり、メール転送されたりしたら、わかるんじゃないだろうか?
武史はなぜマジシャンを辞めたのかなどは明らかにされず、シリーズ化して後日明らかにするのだろうか?
東野さんの作品は好きなだけに本作は残念
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やっぱり東野圭吾はすごいなぁと改めて感心した。面白いのは当たり前、時代設定が現代、コロナ禍の日本。オンライン葬式とか、全てがコロナ禍真っ只中に今を舞台にブラックショーマンが奔走する。
これシリーズ化して欲しいなぁ。と言うかするんだろうな。
サムライゼンとなぜ呼ばれたくないのか、なぜマジシャンをやめたのか、部屋に仕掛けを作ってまで見られたくないものはなんなのか。真世と婚約者のその後、たくさん気になる!
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名もなき町。ほとんどの人が訪れたこともなく、訪れようともしない町。けれど、この町は寂れてはいても観光地で、再び客を呼ぶための華々しい計画が進行中だった。多くの住民の期待を集めていた計画はしかし、世界中を襲ったコロナウイルスの蔓延により頓挫。町は望みを絶たれてしまう。そんなタイミングで殺人事件が発生。犯人はもちろん、犯行の流れも謎だらけ。当然だが、警察は、被害者遺族にも関係者にも捜査過程を教えてくれない。いったい、何が起こったのか。「俺は自分の手で、警察より先に真相を突き止めたいと思っている」──。颯爽とあらわれた〝黒い魔術師〟が人を喰ったような知恵と仕掛けを駆使して、犯人と警察に挑む!
最新で普遍的。この男の小説は、ここまで凄くなる。東野圭吾、圧巻の離れ業。
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「できすぎ」とかレビューで書いてる方もいるけれど、読書が苦手な人にも絶対最後まで読むだろうと思う。先が気になるし面白い!映像化されそうなストーリーもワクワクするし、叔父さんのキャラもいい。伏線もちゃんと回収しているし、気になる終わり方も上手いなぁと思う。東野圭吾さんの小説は読んで良かった、読書って楽しい、が詰まってると思う。
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『あとそれからもう一人、我が町のヒーローも帰ってきてるそうだよ』-名もなき町で起こった殺人事件。そしてコロナ。あまりにもコロナがタイムリーすぎて嫌な気分になるかな?ちょっと敬遠した。でも東野圭吾新作。むむむむ。読みたい!読みたい気持ちが勝って読み進めたらあーやっぱり面白いなあ。ちょっと、真世の叔父さんのキャラクターが立ちすぎ?だけど(笑)事件の幕引きはそういうことかぁ、追い詰められてく犯人の心臓の音が聞こえそうな終盤だった。
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結末や犯人は、予想通りだったので残念ではあった。(1/3くはい読んだところで、犯人と動機は察しがついた)読者も推理できるちゃんとしたミステリーとも言えるし、簡単過ぎたとも言える。
叔父さんの変なキャラクターとか、最後の推理ショーは、楽しめた。
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ここ最近、東野圭吾さんのミステリーは少し避けていたのだが、装丁とタイトルにどこか惹かれて購入。
主人公の叔父のキャラクターが人気のようだが、私はそんなに魅力的には映らなかった。
頭はいいが、嘘ばかりである。
警察を出し抜き犯人を突き止めようとしているキャクターはドラマとしてはありだが、全編通して、武史のショータイムだ。犯人を見つける為とはいえ、大切な友人をショーに利用されたくはない。
その犯人にしても、動機が単純で簡単に予想ができた。
いや、よくあると言うべきか。
久しぶりに東野圭吾ミステリーを読んだが、東野圭吾を読みすぎたのかもしれない。
新鮮さにかけた作品になった。
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東野先生の作品の中では重くなく軽めの印象でした!なんか昔の、初期の頃の作品を彷彿させる感じでした。いつも一気読みですが今回はゆっくり読ませていただきました。
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「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」
元マジシャンの探偵物。
田舎町で起きた殺人事件。生徒から慕われて、定年後静かに暮らしていたはずの元教師の父に何があったのか。娘の神尾真世と父の弟・神尾武史と共に事件の真相を探る。
教師の娘として難しい思春期を過ごしていた真世。結婚を控えていた頃に父を失うことになる。父との思い出や繋がりが隠された人情物かと思いきやそうではない。序盤に登場するマジシャンの立ち回りや雰囲気から本格的ミステリーかと思いきや、そうでもない。また、あるアニメを駆使した町おこしも一つのピースになっている。名もなき町のタイトルから、ここに捻りがあるかと思ったがそうでは無い。
結局、何故武史はマジシャンを辞めて、アメリカから帰ってきたのか分からず、真世に送られてくる怪しいメイルも最後まで分からない。種明かしはしない。つまりは掴み所が無い。期待値を上げすぎずにサクッと読めるミステリーである。新しいシリーズものになるか否かの布石の作品だろうか。
とにかく武史が、真世、容疑者達、警察を欺く(といってもド派手なものではない)。一見いけ好かない叔父かと思いきや(全然兄の死を悲しんでない)、ちょっとニヒルな元マジシャンだったのだ。
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タイトルと装丁からコロナ以前の話だと思って読み始めると、いやいやコロナ真っ只中の話だった。コロナ禍ならではの事情が盛り込まれた謎解きと、桁外れに風変わりな叔父さんのキャラクターに引き込まれテンポ良く読了。即座にコロナ禍を盛り込み新作を出し、決して外さない東野圭吾さんに今回も脱帽。犯人は予想しやすかったため星は3で。
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煙に巻かれるとはまさにこの事だ!というラスト‥引きずる読了感。続きが気になる。
胡散臭いが極めて頭がキレる元マジシャンが推理を進めていき、ジリジリと容疑者たちに詰め寄っていく様子に、「来た来た〜」とニンマリしてしまった。
久しぶりの東野圭吾作品、集中した〜(汗)
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相変わらずの安定感!
イマイチ気分が乗らないなぁ、と読み始めたけど、すぐに乗って来てサクサク読めた!