紙の本
現代の物流革命の現状がよくわかる一冊です!
2021/05/05 13:01
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、国内No.1の通販専門物流代行会社であるイー・ロジットの代表取締役社長である角井亮一氏による作品です。同書の中で著者は、「2020年春以降、新型コロナウイルス感染拡大によって、宅配の増加、倉庫での3密回避など物流業界には大きな影響が出ています。以前からの大きな課題である人手不足がいっそう深刻化、それに対応するための自動化の動きが進み、データやAIの活用がますます重要になっています」と述べています。そして、小売店のリアルとネットを融合するオムニチャネル戦略、物流倉庫での集配作業の自動化、配送でのロボットの活用といった新たな動きについて、物流業界の様々なプレーヤーを取材して最先端を解説してくれます。注目の物流関連ベンチャーや3大都市圏の交通網進化・最新大型倉庫なども取り上げ、現代の物流革命の状況が非常によく分かります!
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コンビニですら便利ではなく、アマゾンプライム・外食デリバリーにお金を払う
全力でECに取り組むことが必要
アマゾンプライムナウの4C
①cnvenience利便性
②constraint of time時間
③combination of method手段の組み合わせ
④Cost予算
■コロナ禍におけるグローバルサプライチェーンマネジメント
・コロナによりマスク/防護服の供給停止
→今までの海外分散に対して、国内回帰も論争に上がる
→国内は災害の時リスクが大きいため、国内・海外含めた拠点の分散化
(収益性の悪化にならないよう、別の方策と合わせる)
→標準化、共有化、可視化が重要
物流革命2021
■ポストコロナに向けた物流戦略
・今まではリアルとEC半々だったが、今後はECの拡大
・コンビニですら便利ではなく、ああ損プライム・外食デリバリーにお金を払う
・全力でECに取り組むことが必要
・アマゾンプライムナウの4C
①cnvenience利便性
②constraint of time時間
③combination of method手段の組み合わせ
④Cost予算
■コロナ禍におけるグローバルサプライチェーンマネジメント
・コロナによりマスク/防護服の供給停止
→今までの海外分散に対して、国内回帰も論争に上がる
→国内は災害の時リスクが大きいため、国内・海外含めた拠点の分散化
(収益性の悪化にならないよう、別の方策と合わせる)
→標準化、共有化、可視化が重要
■標準化
・DFL (Design for Logistics)
・製品の開発から荷姿の標準化などロジスティクスの効率性に配慮する。
・伝票の標準化
■共有化
・BTSよりもマルチテナント型
■可視化
・IoT
■コロナによる非常時対応
・日常の定常的業務と同時に非定常的業務
■ライフサイクルロジスティクス
・原料の調達から製品の設計廃棄、再利用
・突発的なリスク二対応できる機動的な意思決定
■OODA
・observe観察
・Orient方向性
・Decideis意思決定
・Act行動
・様々な環境変化を想定して分析を繰り返し、事前に行動シナリオを用意しておく
・組織横断的な連携、会社全体を巻き込んだ取り組み。
□DH
・2000年までに物流施設3,000棟以上の実績
・Dプロジェクト
・BTS提案→2020年で210棟開発延べ面積476万㎡ 3割
・マルチ→幅広いお客様の要望に応えられるよう今後増やす 7割
60棟だが延べ床面積は423㎡
・EC業者の意思決定のスピードに応えられるよう、欲しいといわれた翌日にご提案できるように
・法人だけでなく個人からも意見を聞けることが強み
・地域の皆様と共生
・税収
・雇用創出
・環境配慮(LEED,CASBEE,BELS)
・グリーンボンド債権200億円発行 グリーンプロジェクト
■10年後にDHの施設が選ばれるように
・AI Iot ロボティクスを駆使したDX
・物流センター業務の効率化、マネジメントの適正化
・フレームワーク:コストや業務の最適化の管理システム
・アッカインタナショナル:バックヤード業務をサポート
・GROUND:自動搬送ロボット
・Hacobu:配車・運行管理システム