悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く 破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます ２ みんなのレビュー

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投稿者：ぽち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ティーナのおかげで物事は好転の一途...
それが面白いんだけど、いくら2度目の人生でもちょっと色々上手くいき過ぎなように思える。
お話はヴィルヘルムにプロポーズされて終わる。
タイトルにあった「帝位をいただきます」...
皇帝との会話の中でヴィルヘルムが「彼女の隣に立ちたい」と言ったことで「帝位をいただいたようなもの」とお茶を濁されたような気がした。
ティーナ以外にも、ルイーザやソニアも結婚が決まりながらも結婚式には至らず...
色々不完全燃焼です。続編でるのかな？
不完全燃焼感が強いので★3つ。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

悪女のやり直し物語2巻目。
前巻でやり直し前の知識によって病と飢饉を未然に防いで女伯爵となったレオンティーナだが、未来が変わったことで自分のやることに手応えを感じることができず焦るようになる。
またヴィルヘルム皇子と両想いではあるものの、かつて国を破滅に導いた皇妃である負い目もあって悩む。
そんな彼女が周囲の助けを借りながら自分の判断で動き、周りに良い影響を与えて前向きに望めるようになるまで。

前世の夫だったアンドレアスの変化と成長が一番良かったよね。
ルイーザ皇女が花嫁衣装でびっくりしたけど、なるほどな。
この「前世や逆行前の知識で的確な対処をしてきた場合に、未来を変えたことで実力で手探りの問題に向き合わないといけなくなる」という逆行ものあるあるな問題に向き合って答えを出して終わったので、思っていたよりは良作だった気がする。
歯がゆい部分もあるけど、普通はそうやって失敗や挫折もしながら成長するものだもんね。
最終的に楽しく読了しました。