紙の本
古代から20世紀半ばまでのファッション
2021/09/10 22:27
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
西洋のファッションの移り変わりを古代から20世紀まで解説。下巻は靴、腕回り、携帯品、ボタンなど、主に足元手許です。
指輪、ブレスレット、ボタンなど小さい物にこだわりやメッセージが感じられて面白い。
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第3部 脚部のアクセサリー(靴バックル ほか)
第4部 腕と手のアクセサリー(ブレスレット指輪 ほか)
第5部 携帯するアクセサリー(ステッキ雨傘と日傘 ほか)
第6部 服につけるアクセサリー(ボタン刺繍 ほか)
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上巻から 西洋のアクセサリーの歴史
第三部 脚部
靴…サンダルから。つま先長いプーレーヌ。パトンは保護靴で下駄っぽい。チョピンは高下駄風で歩きにくい。金銀レースのシューローズ。コルクにゴム、他沢山
バックル…1660年頃から。男性靴の特権アクセだった。ひも靴お断りの施設も。20世紀には女性が使い始めた。
ホーズ靴下…脚カバーから靴下へ
ガーター…脛当てを留める紐。1348年ガーター勲章
ゲイター…靴底のないブーツみたいな感じ
第四部 腕と手
ブレスレット…袖のデザインに伴って流行り廃り
指輪…貨幣。印章指輪。鍵付き、毒入り、モーニング
手袋…ガントレットから、香水まで
時計…近代的な機構は17世紀に考案、18世紀完成。
第五部 携帯するアクセサリー
ステッキ…中空の杖はローマに蚕、オランダにチューリップ、イギリスにアスパラを持ち込ませた。仕込み杖も。
雨傘と日傘…日除け傘は権力の象徴。雨傘vs馬車in1780
ハンドバッグ…ベルト(ガードル)にポーチ→ポケット。
ハンカチーフ…最初は手に持つ物。今はポケットの中に。
扇…ステータス、虫払い、旗型、羽根。
マフ…マフ犬すごい(笑)1692年から大型化
鏡…2千年前も小鏡で化粧直してた…人間変わらないな
第六部 服につけるアクセサリー
ボタン…男女の服の打ち合わせが逆なのは?もともと全て右上で、男性は左脇に差した武器を右手で抜く時邪魔。中国では上着の正面につける5個のボタンは儒教の徳を表し、帽子の頂のボタンは地位を表した。最上位はルビー→珊瑚→サファイア→ラピスラズリ→水晶→白石→金
刺繍…金糸銀糸は坩堝で溶かされ国家の為に供された
レース…機械じゃなく手編みだと高い。
フリンジとタッセル…流行の振り子
毛皮…マフは自動車内が暖かくなった1924年以降廃れた
リボン…両ヘリが耳の形のリボンはルネサンス1500年代
ブレード…組紐。ヴィクトリア朝で流行る。
造花…容器に水入れた生花→面倒だし造花に