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子どもが図書館で借りたのを読んだ。ごく初歩の内容。
ここに出てくる文系の人の口癖は「それが一体何の役に立つのか?」で、文系の人が数学に対して、勉強しない理由にする定番ですね。
加法定理を用紙一枚を折った台形で証明する方法は面白かったけど、角の範囲の制約は端折らざるを得なかったんでしょうね。
p.230の文系のセリフが誤植。
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文系:偉い人が成り立つって言ってるんだからいいじゃないですか。
先生:いやいや、ちゃんと自分で確かめてこそ、意味があるんです。確かめることを証明するともいいますが、それが数学というものです。偉い人が言っていても自分で証明を理解すること、これがとても重要なんです。(p.152)
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先生と生徒が会話しながら進む。ある程度の計算式が出てくるので、等式やルートなど中学生ぐらいの知識が必要。すこし突っ込んだ計算内容もあるが、読み飛ばしても全然かまわない。座標、単位円の話はなんだか面倒に思えたが、その次の音や光を波として表わす話題で、なるほど!生活に必要なんだ!と理解できるようになった。科学と同様に、数学も過去からの蓄積で成り立って、いまのテクノロジーに生かされているのがわかる。
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このシリーズの微分積分と併せて読みました。
久しぶりに取り組んだ数学は本当に奇跡の連続。
さまざまなロジックが積み重ねられて行き着いた公式や定理はなぜか極めてシンプルなものに落ち着いて、それには美しさすら感じさせます。
ニュートンが数学を神の言葉としてその解読に取り組んだのも頷けます。
この面白さに気づかせてくれたニュートン編集部・山本教授に感謝です!
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今まで「三角関数」がどういう方法で、どんなことがわかるのか、本当に何も知りませんでした。なので、いつも分かりやすい「文系のための」シリーズを読もうと思いました。この本は不思議で、どんなに難しい分野でも、さらっと頭の中に入ってきます。おかげで、サイン・コサイン・タンジェントをどう求めるのか、なんの役に立つのか、すごくよく分かりました。完璧‼︎…とは言えないけれど、基礎と考え方がわかって楽しかったです!