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「子供が教育を選ぶ時代へ」と併せて読んだ。
本書は鳥の目
「子どもが教育を選ぶ時代へ」は虫の目・魚の目
で見た世界の教育の未来。
私は教育のプロではない、イチ親に過ぎないので、内容を理解できていないところもあるが、よく教育本に出てくるPISAの背景にあるOECDの描く教育をふわっと理解できた。
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前田康裕氏の本に、この本が薦めてあったので読んでみました。しかし、難解なところも多く、私にはあまり頭に入ってきませんでした。
ラーニング・コンパスなど、新しい情報を得られたのは、収穫でした。
しかし、この白井氏は、どんだけ頭がいいんだと思いました。
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滅多に読まない、仕事と関連する書籍だが、今まで部分的に切り取られ、メディアで扱われた内容が全て網羅されてる上、最後のまとめを読めば、教育者として改めて足下を見直さなければと考えさせられた。
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タイトルの通り、OECDによるプロジェクト「Education2030」についてまとめられた本です。
「Education2030」について、日本でいえば、「学習指導要領の未来を考えるプロジェクト」ということになると思います。
これまでの学校教育は、コンテンツの伝達に重点が置かれていましたが、環境が大きく変わるであろうこれからの世の中では、コンテンツよりも、コンピテンシー(スキル)に重点を置いた教育に変えていくべき、という内容です。
とはいえ、コンピテンシー重視の教育の効果については、まだまだエビデンスが少ないようです。
また、現場の教員たちも、コンピテンシー重視の教育については、経験が少ないのも事実。
さらに、この本も、データに基づいての記述もありますが、著者の考えに基づく記述も多々あるので、この本に書かれている内容については、「そんな気もするけれど、本当にそうかなあ?」ぐらいのスタンスで読むのがよい気がします。
とはいえ、この本が書かれた背景には、OECDや、各国の教育関係の省庁による多くの知見があるのは事実。
そのことには敬意を表したいと思います。