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5分に満たないMVみたいな短編映画をいくつも観たような気分にさせられる。
表現の真新しさやいかに読者を傷つけるかに主眼を置かない(ように感じる)白井さんの詩は、どう感じるかの余白や自由を読者に優しく与えてくれて、とても読みやすい。
さらにカシワイさんの並外れた着想力で添えられるイラストが本当に素晴らしい!それぞれの詩がカシワイさんのイラストでどこかの誰かの物語としての広がりを持つと同時に、「私のことかもしれない」と思わせるような親密性を持つ。
詩と絵が最後の最後のページまで化学反応を起こしていて、一息に読んでしまいます。
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とてもみずみずしい、甘い匂いのする詩。それを引き立てる以上に、目を奪われてしまうカシワイさんの絵。カシワイさんの絵の柔らかくてやさしい絵は、詩の言葉を、より深く、すっと心に沁み入るように、導いてくれる。
絵が好きなひとも、詩が好きなひとも。どちらもきっと楽しめる。とても素敵な美しい本。
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いちばんだいじなことをことばにできるとはかぎらない、というのを読んで思い出す人がいた。
絵は少し今日マチ子さんとも似ていて、今日マチ子さんが好きだった彼のことを思い出したりもした。
たまたま行ったABCで原画展をやっていて、心打たれたのでお迎え。
たまたま開いた『グローブと大きな白いもの』が印象的だった。
絵とことばの合わさりがとても贅沢。
読み終えて、本を閉じて、ため息。
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2021夏の文芸書フェア
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https://libopac.akibi.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2001012670
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ボランティアしているこどもシェルターに置いてあり、読んだ カシワイさんの装丁がほんとうに素敵〜 内容もとてもよかった、少し俗っぽさはあるけどそこも含めて読みやすいのかもしれない