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紙の本
熊倉功夫氏による茶会の構造・空間・趣向などを丁寧に解説した興味深い一冊です！
2021/04/03 10:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、茶道史、寛永文化のほかに、日本料理の文化史、民芸運動など幅広く研究され、『茶の湯の歴史』、『山上宗二記』、『日本料理の歴史』、『小堀遠州茶友録』、『後水尾天皇』、『現代語訳 南方録』などの名著がある熊倉功夫氏による一冊です。同書は、にじり口はなぜ狭いのかとか、廻しのみはいつ始まったのかとか、芸態から茶会の構造・空間・趣向まで下剋上を背景に発展した茶の湯を民俗・芸能の視点でとらえた興味深い一冊です。
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