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【人前でよく話をする人は、読んでおいて損なし】
雑学というには、勿体ない気がする歴史が詰まった一冊。
当たり前のように、生活の隣りにある「あれら」が一体、どのようにしてやってきたのか。つい、人に話したくなるようなネタが満載。講演など、人前で話をするとき季節や流行に合わせた話をするにも役立つこと間違いなし。
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商品や店名に旧国名をつけると
なんとなく昔からあったみたいに思う
というのは確かにその通りだわ。
日本の花といえば桜なイメージも
ソメイヨシノが広まった江戸時代以降
というのもそうなんだろうなぁ。
ただ、そもそも昔の人もきっと
桜は好きだったと思う。
好きだから「もっと増やしたい」と
広まったんだろうしね。
そんな感じでいろいろ楽しく読みました。
何でも角度を変えて知るのは大事だな。
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伝統だと思われていたものが思いの外ビジネス目的で作られたことを説明している。読み物としては面白い。補足情報も多く時間がある人向け。結果だけ知りたい人は文末の太字で十分
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現在、日本の伝統と思っていることの多くが、意外と明治から、もしくは江戸時代からとそれほど古くからのものではなかったり、実は外国由来のものであったりすることを知って認識を改めた。伝統がつくられるパターンがあることもについても、ある意味納得。「伝統とは」を改めて考える良いきっかけになった。伝統というものに、敬意を示すことはとても大切だが、過度に信奉するのではなく、冷静に捉えることが大事。
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古き良き伝統の物事だと思っていることが、実は100年に満たない程度の歴史だったり、あるいは、やはり1000年以上の歴史を持つものだったり。
そんなことがサラリと理解できる一冊です。
著者によって、ひとつひとつの対象が丁寧に取材されているからこそ、サラリと読めるのでしょうね。
「医食同源」が、来年(2022年)にようやく50年を迎える程度の歴史であることには驚きました。(p.265)
この本で登場する伝統と称されるものの長さが一目でわかる巻末の「伝統の長さ棒グラフ」が面白いですね。
付箋は15枚付きました。
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風習のほとんどが、経済活動の一貫として誰かが仕組んだことだと知って、おもしろい。楽しんじゃえばいいのです。堅苦しいことはおいといて。2021.07.16
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木彫りの熊とマトリョーシカの話はびっくり。
当たり前に思ってたことも
一度立ち止まって考えるのも大事だなー
商業の為の伝統もあるし
むかーしからの伝統と思ってたものが意外と
新しかったり。
なるほどでした
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「伝統」というものに違和感を感じて、色々と調べてまとめている
トリビア的な面白さもさることながら、人間の性質も伺えて興味深い。
伝統形成パターン
朝廷行事に起源を求める
商売と結びつく
古くから存在するものを使う
メディアと結びつく
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伝統だと思っていたものは、そうでもないものが多い。
人が伝統だと思うには意外と月日はかからない。
思わず人に話したくなるような雑学が盛りだくさんです。
雑学と言いつつも歴史を知り、日本文化を幅広く知れる楽しい本でした。
行事ごとが多いこれからの季節には、なんだったかなと読み直したくなりそうです。
仕事のために読み始めた本だったけれど、仕事そっちのけで楽しく全部読みました。笑
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結構、1920年時点でも核家族は多かったことが論じられている。
本書には書かれていないが、これは長子以外の子供は家の外部に出され、世帯を形成したからだろう。
原資料から数字を出すのは大変な作業なので、著者には敬意を表したい。