紙の本
『ちこくのりゆう』
2021/02/26 20:40
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ぼく」がちこくしたわけは……
・
せんせい、きいてえな。
あさ おきたら、
とうちゃんと かあちゃんが
カブトムシに かわっとったんや。
・
それから、ノラの タイショーが……
・
うちに かえると、とうちゃんと かあちゃんは……
・
そんなわけで、きょうは メッチャ たいへんやったんや。
第9回絵本テキスト大賞(2016)受賞作を北村裕花のダイナミックな絵で絵本化、2021年1月刊
教室で読み聞かせたら爆笑まちがいなし
こんな「遅刻の理由」を聞いたら、きっと先生だってゆるしちゃう!
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このくらいのこと真剣に言いそうな子供ってざらにいそうですね。最後のページで吹き出してしまいました。なるほどねぇ。
絵がまたダイナミックで内容にベストマッチで味わい深い。最後まで読んでオチ?を知ると、すぐまた読み返したくなります。
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テンポがよくて、ぷっとら笑えるナンセンス。
子どもは、「これおもしろいよ」と、言ってきた。
それ以上のものは、感じない。
長崎県は、これを読書感想文の課題本にしているけど、低学年の子が、どんなことを書くのか!?書けるのか!?なぜ、これを読書感想文課題図書に選んだのか理解不能。
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遅刻にもいろいろ理由があるわけね!
もしも、関西弁ができたなら、調子良く読み聞かせできたのに。残念。とってもユニーク!
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読友さんが読み、どうしてもタイトルの「ちこくのりゆう」が知りたくて借りる。まさしの両親が朝起きていたら「○○○虫」になっていた!そこでゼリーを食べさせてあげる。遅刻しないように走っていたらトラ猫のタイショーから話しかけられる。「なんで急いでいるんだ?」。理由は遅刻しそうだから。その瞬間、まさしはトラ猫になってしまう。そこで猫のキングに因縁をつけられて猫パンチを受ける。その瞬間、まさしに戻る。まさしは両親が心配になり家に戻る。そのあと、両親に異変!学校の先生に朝の出来事を正直に伝えるが。。。面白かった。⑤
東北地方に住む自分の友人の遅刻の理由。「除雪車が来なくて家から出られなかった」。東北地方の雪は半端ない。これでカルチャーショックを受けました。2階から飛び降りればよかったのにと言ったら、やっぱり危ないらしい。中途半端な雪の量だね~と言った思い出があります。(笑)
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ポプラ並木さんの本棚でみっけ!
第9回絵本テキスト大賞受賞のナンセンス絵本
このあわてふためいてるマサシの顔が最高です
驚愕の現実なのに
こりゃ遅刻するよねえ
とうちゃんもかあちゃんも平常心
いやいや
先生の後姿がいいではないですか
≪ ネコの中 走り回って でもがっこう ≫
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朝、起きてからトンデモナイことばかり。それでもこうしてちゃーんと学校に来てんのやで…。
確かに、こんなことが起きたら、学校どころじゃないものね(笑)私もそう思います。
ぼくの説明を受けて、先生がその後どう反応したのか、そこが知りたい~(笑)
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奇想天外な理由が次々飛び出すマサシくんの『ちこくのりゆう』。
朝起きたら父ちゃんと母ちゃんがカブトムシになってて、学校に行く途中でノラネコのタイショーと入れ替わって、ノラネコのキングと縄張り争いで対決して…最後はいったいどうなることかと思ったけれど、ちゃんと前半を回収していて、こんなおもしろいストーリー性ある理由述べられたらうっかり許してしまいそうw
7歳の息子は呪文の言葉〈どっぴんしゃん〉の響きが愉快だった様子。読了後は神妙な顔で「絶対怒られるって!」と力強くマサシくんのその後を予想していたw