ここから始まり繋がっていく
2021/09/01 06:48
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
先代にまつわる思い出話や秘伝のレシピは、まだまだ出てきそうですね。私生活でも幸せいっぱいな美音に安心しつつ、続編も期待してしまいました。
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東京下町にひっそりとある居酒屋「ぼったくり」。
そこんびは旨い酒と美味しい料理、そして今時
珍しい義理人情がある…。旨いものと人々の
ふれあいを描いた短編連作小説の番外編、第2弾。
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この人の本はほとんど読んでいると思うけど、やっぱりこのシリーズが一番好き。今回はご両親がお店を開くところから、最近までを常連さん視点、馨視点、美音と要視点で。
ご両親はやっぱり親子だなあという感じでした。
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下町で居酒屋を営む姉妹のお話。 番外編第2弾。
・無口な店主
・居酒屋の継ぎ方
・獣医師の胸焼け
・浴衣が取り持つ縁
・遠くて近い仲
美音と馨の両親が居酒屋ぼったくりが出店を決める話から、両親が亡くなり、店を継ぐ決心をする話、拾った猫の面倒を見てくれた獣医師と要の出会いなどの昔の話と、美音と要が結婚してからのその後を描く。
人情味あふれる町の良さと、美味しい料理と酒に込められた情熱にお腹いっぱいになる。
本編の最終巻から、おかわり第1弾が出て、さらに第2弾と、やっぱり続けて欲しいと思うシリーズ。
みんなで声を挙げよう!!!
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ぼったくりの開店時の話が初めて読めて嬉しかったです。とても良い夫婦だったんだとは思ってましたが、無口な店主と明るいおかみのいる店なんて、絶対通いたくなりますね。
ただ、話の中にもあった通り、美音の頑張り具合があまりに重くて可哀想かな、と…。馨の天真爛漫っぷりも、今となっては可愛い物ですが、両親が亡くなった時は姉だからやって当然ってのは幼すぎると思いました。それを乗り越えてやっと今のぼったくりになったんだとしみじみ感じてしまいました。
美音と要のラブラブっぷりはニンマリですし、義母の八重と馨のほどよい距離感も温かい気持ちになれました。
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「ぼったくり」を始めた美音と馨の両親の姿が見えてよかった。ああ、こういう両親だから、ああいう娘たちが育つのだな、と。それに、商店街の人たちが昔から「ぼったくり」を支えてくれていたのも嬉しい。彼らの事故後のあれは、いかにも下町なおせっかい、っていう感じw
要さんの高校時代から続く友人との話がとても好き。
それに、八重さんと馨のあの話もいいなぁ。ああいう、世代を超えた交流って温かい。
ウメさんも、うまくいくといいね。
しかし、アーグストさん、ナイスすぎるw
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「エピソード0」的なお話もあり。
本編は一応終了したが、それでもときどき忘れたころに、こうやっていつものメンバーとお会いできるのがうれしい。
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レトロな表紙が微笑ましい。
小学生の美音が母と手を繋ぎ、馨は父に
抱かれている。
今作は、歴史から始まる。初めは、
「居酒屋久保田」だった。それを商店街の
常連さん達が、~こんなに安いのに旨い゙
と言い、ぼったくりとなった。
美音と馨は、商店街の皆に見守られ、親が遅くまで働いていても、真っ直ぐに
育った。美音はしっかり者、馨は5つ
年下のせいか甘えん坊になった。
・・・・年月が経ち、美音が大学を卒業し
馨が高校3年の時、両親が亡くなった。
・・・・多重衝突事故・・・大型トラックに
挟まれた。
店の先行きを、商店街のお節介達は
心配した。でも、美音は閉店などしな
かった。高校生の頃から、店を手伝い
父の味も覚えていた。最初は品数を減らし、馨も手伝い、開店することになった。要が美音と出会うのは、まだまだ
先のことになる。
---このへんで、美音と要の出会いを
紹介したい。あれから5年以上経ち、
美音は30歳を過ぎた頃だったか。要は突然降ってきた雨に、ぼったくりという名に顔をしかめながらも、雨宿りの為に
店に入った。要は、居心地の良さと、
料理の旨さを知り、女将のことも好きに
なる。美音も要を意識するようになり、
相思相愛になる、という説明でいいだろうか?でも、そこからが大変だった。
要は、建設会社の次男、大金持ちだった。家族は、~また要の女遊びが始まったがとふたりを、あの手この手で離そうとした。でも、要は今度こそいい人
だと、判ってもらうのに、ひと苦労だった。それがあったからこそ、美音を受け入れてくれた家族の喜びも、ひとしお
だったのではと思う。
妹の馨も、結婚式まであと少し、とても忙しそうにしている。姑や舅も馨のことを、細かいことまで、考えてくれている
ようだし。良かった~
要の高校3年の頃からの友人、獣医をしている祐介が、新婚家庭を訪問した。
この時に見せた要の様子。これは、デレデレ感てんこ盛りという感じが目に浮かんで仕方がない。
さて、居酒屋ぼったくり1~11巻そして
おかわり2までで、全13巻。
もう終わりだろうか?
この先の題材がない訳ではないと思う。
美音に、おめでたが訪れて欲しいし、
姑の八重は、それを望んでいるようだ。
でもその時、居酒屋はどうすればいい
のだろうか?
まあ、み~んな幸せでなにより!!
2021、5、9 読了
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おかわり!で終わりだと思っていた「ぼったくり」におかわり!2が出て、と~っても嬉しい(*゚∀゚*)これは3以降も期待しちゃうなぁ(ノ´∀`*)今の ぼったくり も良いけれど、先代の ぼったくり も好き(^^)♪
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「ぼったくり」誕生秘話は面白かったな。
ただ、それ以降は。。。
美音や馨らのその後は確かに気になるけど、「おかわり3」も出たし、これ以上ズルズル惰性で続けて台無しにならなきゃ良いが、と思ってしまう。
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美雨と馨の両親がこの商店街にやって来て、空店舗で居酒屋を始める。薬屋のシンゾウなど商店街の人たちに口添えで「居酒屋久保田」の開店にこぎ着ける。後の「居酒屋ぼったくり」になる話は以前にあったけど、美雨たちの姓が久保田とは初めてのような気がする。そして、両親は突然の事故で亡くなり、美雨姉妹が跡を継ぐことにも、シンゾウや商店街の人々の姉妹への温かい気持ちと人情が感じられる。要の少年時代や母親の形見の浴衣の着付けを八重に教わる馨、美雨と要の新婚生活などほのぼの話。まだまだ続いてほしい居酒屋ぼったくり。
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ぼったくりが誕生するまでの先代の話から、美音に引き継がれる過程、そして現在を描いたスピンオフにも近い作品。
美音のことだけではなく、要の過去、美音への思いも他者の目から描かれている。
毎回ご飯が美味しそう。
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大好きなシリーズの新作。
番外編でいろんな人の目線で書かれるのが楽しい。今回は主人公姉妹のご両親のお話がいっぱい出て来てほっこりした。
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秋川滝美さん「居酒屋ぼったくり おかわり!2」、2021.3発行。表紙は久保田健吾、奈津美、そして美音と馨です。とても可愛い二人です。番外編第2弾。美音と馨の両親、ぼったくりの主夫婦が多重衝突事故で亡くなり、美音がその店を引き継ぐために頑張る話。美音の亭主、佐島要の少年時代の話。馨と哲が結婚する話などが盛り込まれています。番外編、いいですね。楽しく読了しました。
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シリーズ2作。ぼったくりの前日譚,美音、馨姉妹の両親の話,そして,要との結婚後のサイドストーリー集。商店街の人や家族,友人…みんないい人で両親の死以外いい話でほのぼの幸せになる本でした。