紙の本
所々ハッとするけど全体的にはイラつく
2022/01/24 07:48
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が仕事をする上で身につけておくことが望ましいセンスについて指摘している本。信頼度の高い最新情報を集めるべき,カンパニー・メンバーをもつとよい等。時代は「ギブ&テイク」でなく「ギブ&ギブ」だ,人に仕事を任せるときは極めて詳細に指示すべきだ,世の中はけっして平等でないということはもっと知るべきで,平等だと思いすぎているからストレスを感じるのだ,という辺りは収穫でしたが,全体的に上から目線で書かれているように感じられてイラっとしました。
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全体を通して、ゴールを見据えて逆算の発想で計画を立てると言うことが伝わってきた。「どんな自分になりたいか」ということを考え、今日すべきこと、1週間ですべきこと、1年後、3年後、10年後…考え実行していく。実行することが
今日という一日は、ただの今日ではない。今日の自分が何年かの自分になる。だから「明日からにしよう」とか、「しばらくはいいや」とか、「いつかやろう」とのんびり構えていると、いつまでたっても変わらない。今日は自分の未来を作るのだから、すぐにでもその一歩を始めるべき。「今日と言う日が未来の自分を作っている」
自分が変わりたければ、まずは1日でも早くスタート地点に立たなければ、実現できない。習慣にすると言う事は、つまり「長期的な視点」を持つ、ということだ。昨日も今日も明日も、自分が行っている事は、長期的な視点の先にある、自分自身の未来のための自己投資。
自分の持っているものや能力で、周りにいるみんなに応えていきたいと言う意識は、最近特に高まっている。いくらでも惜しみなく与える「ギブアンドギブ」に近い考え方こそ、今の時代にはフィットしている。
日ごろから、求めすぎない、期待しすぎない、望みすぎない、必要以上に考えすぎない、癖をつけておくのは大事。そうすることで、できるだけストレスを増ないように、いわばあらかじめ心の免疫力をつけておくことができる。少なくとも、「自分が、自分が」という自己中心的「すぎる」発想を少しずつ外していったほうが良い。自分を主体として大切にしすぎているから、不条理なことに対して深く傷ついてしまうのだと感じる。
本業以外にも何かを手がけて、何かが起きたときの自分のに決め事を作っておくというのは、運を味方にする1つのやり方。
自分のビジョンやある種の哲学のようなものを持っている人は、どんなことが起こっても、淡々とそれを受け入れて生きているように見える。「自分はこうなりたい」というゴール設定が明確で、人生を通して何をしていくのかがはっきりと見えている人は、慌てないし、急がないし、何よりも穏やか。
未来への道は今日、すでに始まっている、明日の自分は新しくありたいと願っていたら、すぐにでも一方踏み出すべき。
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穏やかに生きたいです。
仕事のためというか、生活のためのセンスといったところ。
毎朝、私も手を合わせることにします。
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松浦弥太郎著、仕事に関する19の考え方。センス、という言葉を捉え直して、自らやっていること、気をつけていること、を紹介する。基本的には、氏の人生を模倣しても十中八九うまくいかないと思われるので、いつも反面教師的に見て非常に勉強になる。体重計に毎日乗らない人は、健康に無頓着か逃げている人。経営でもうまくいかないことから目を逸らせている経営者と同じ。体重計に毎日乗らない人は、仕事からも逃げる、信用できない、とバッサリ。大丈夫だと楽観的な人は、これからの時代に取り残されるのではないでしょうか?という一文がある。なぜ問いかけるのだろうか?取り残されるわけがないと実は思っているのか、読者に問いかけて答えはそうだろうということを求めているのか。心配性で、毎日体重計に乗る人が、これからの時代にセンスを持って生きていく人、ということ。
19あるが、実は重複的に本書で言われいてることがある。それは、新聞などから情報を得ることは、それだけでは意味がなく、仮説や予測を立てることに意義があるということだ。10年後のことを毎日考える。そうすることで、動きが変わる。
仕事ができる人は、運がいい人なので、運を味方につけることとある。そして最後に、モノとどう向き合うか、ていねいな暮らし、ていねいに接すること、モノとの対話という海外では理解できない日本人の強い感覚を言葉にする。
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この著書は初めての読書となる。(と思う)
期待が多かった事もあり、個人的には物足りなさを感じてしまった。
しかしながら、何かあった時の救急箱の話は、とても納得感があり、改めて自分を見つめるきっかけとなった。
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センスと言うと、生まれながらの才能のようなものに思えるが、著者は、絶えず最新の情報を集めて自分で考える習慣を中心に、ふだんの努力で身に着けるものとしている。
妥当な考え方であり、平易な言葉で具体的に語られているので、若い世代の仕事入門としてはいい気がする。
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暮しの手帖の編集長をされていた方の本。
タイトルからビジネス書っぽく感じますが、どちらかと言うとエッセイ的な印象。
穏やかな思考が今の私にはとても合いました。
カンパニーをつくる、人の感情に詳しくなる、聞き方の技術など、なるほどなぁと参考になりました。
これをやると仕事が捗る!生産性アップ!という即効性や劇的な成果を得るノウハウを期待すると、期待はずれに思うかもしれませんが、長い目で必要なエッセンスを得ることができる本だと思います。
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読むにはこっぱずかしいタイトルではあるが、ちょっと立ち読みして、この著者だし、新刊本屋の大垣書店本店(四条烏丸)で購入。ここは大垣書店の新店であるが、欲しい本を探すよりも、ぶらりと、どんな本があるかな、と入るに良い店だ。大垣書店では一番センスが良い、というか、好みに近い気がする。
本の内容。
情報を得る方法、その活かし方(アウトプット)、マネジメントの方法など。
成功・失敗の二元論でなく時には「△」という結果、生き方もいいだろう。
「ギブ&テイク」でなく「ギブ&ギブ」。そうすればブレーンができる。
仕事においてもっとも大切なものは、「人の感情」。
マネジメントで大事なこと。決して抽象的に指示しない!
など、良いことがたくさん書かれていた。
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下手をすると、成功した年長者の自慢話になるような内容だが、そうならないような配慮が十分感じられた。特にイラストの効果が絶大だ。最後の「松浦弥太郎の未来のために大切にしている小さな習慣」がすべてを語っている。
「センスとは、それぞれの生き方のビジョンであり、「自分はどんな人間になりたいか」をさがす道のりのなかで見えてくるもの」(p156)
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継続は人を変える。情報リテラシーを鍛える。聞き方を身につける。心配性な自分と向き合う。などなど、色んな本で語られている内容がコンパクトにまとめられた本。
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https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480816849/
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はじめて読む著者さんですが、松浦氏の人となりが理解できる一冊ではないかと感じました。非常にクリエイティブな方なんですね、小山薫堂さんに近いかな。。
内容としてはお仕事全般の”基礎体力”づくりといったものでしょうか。即効性のあるスキルやノウハウではなく、どちらかというと”継続は力なり”的な日々の心がけを学ぶ一冊といえそうです。
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気づけばなあなあに、惰性で仕事をしているとき、ハッとさせられる言葉に溢れている本。
毎回異なるページで気づきがあり、たまに読むのが楽しみで、頻繁に読み返している。
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こうやって本にできるのは、自分についてよく理解し、アップデートを続けているからなんだろうと感じた。情報収集を意識してやっていることに驚きました。私も少しずつ取り入れてみます。
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意識の高さにあてられて、気絶しそうになる。たぶん、やっぱりこういう本は苦手かも。他方、「人の感情を知るために本や映画に触れる」という考えは自分に通ずるものがあった。情報収集を重ねてそのアウトプットからセンスを生み出す。そんなところ。ただ、意識の高さが顔を出して、娯楽を娯楽で終えるにはもったいない、自己投資と考えるべき的な論調だったのは息苦しかったかな。言うは易く行うは難しだけど、やっぱり著者は実行している(っぽい)から評価されるのかな。