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地球について、生成を物語る地形の写真、イラストによる地球のしくみ、地球の歴史、海、気候変動を示す。Newtonが総力をあげて制作。はるか昔の教科書では出てこない新しい知見があった。
写真ではニーラゴンゴ山火口の「溶岩湖」が目を見張る。(コンゴ東部ルワンダとの国境近く)
メモ
地球は10数枚のプレートで覆われている。
地球の中心から
内核(個体:鉄を主成分とする合金)
外核(液体:鉄を主成分とする合金)
下部マントル(岩石:二酸化ケイ素を主成分)
上部マントル(岩石:二酸化ケイ素を主成分)
マグマ:プレートの沈みこみにともなって発生。これが地上に吹き出すと火山になる。(検索すると何故地中深くで岩が溶けるのかはわかっていないとあった:学研キッズ)
ホットスポット:地中深く常にマグマがある。ハワイの地中。
プレート(岩石:上部マントルと地殻を合わせたもの。厚さ100km。ゆっくり移動している)
地殻(岩石:表層。厚さ数キロから数十キロ)
海:地球表面の7割。平均水深3700m
19億年前に誕生した超大陸「ヌーナ」 これは初めて聞く。現在の北アメリカの一部、グリーンランドの一部、北ヨーロッパの一部が一か所に集まって形成した。
かつて地球は氷におおわれていた。がそれでも火山活動はあり、火山ガスに含まれる二酸化炭素によって強大な温室効果が働き、全球凍結は終了する。24-22億年前の3回、7億3000万-7億年前、6億5000万-6億3500万年前に凍結していた。
5億7000万年前:エディアカラの園。生体は初めて大型の体を獲得。化石として発見された場所にちなみ、その時代の生物を「エディアカラ生物群」と呼ぶ。(オーストラリア、アデレード北方のエディアカラ丘陵)
5億4000万年前:カンブリア爆発。生物は眼を持つようになり、多様化した。
2億5000万年前:超大陸パンゲアの誕生。地球上の全大陸が1箇所に集まった。
500万年前:猿人アルディピテクスは最古級の人類。
240万年前:最古のホモ属が出現。
20万年前:現生人類ホモ・サピエンスが出現。
現在、世界各地で気温が上昇している。
地球は温暖化と寒冷化を繰り返している。現在までの1万年間は地球の気温は比較的安定している。
恒星の寿命
太陽より軽い恒星:数百億年にわたって輝くものもある。
太陽:100億年間は安定して輝き続けられる。その後赤色巨星になって惑星状星雲になる。
太陽より8倍以上重い恒星:遅くとも数千万年以内には超新星爆発して消し飛ぶ。
2021.5.15発行 図書館
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地球の誕生、成り立ち、仕組み、海などを読みやすい記述で解説
中学生〜で読める内容。
たくさんの知らないことを知ることができました。
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・地球の活動を感じる雄大な写真ギャラリーから始まる、読む図鑑
・地球の仕組み:宇宙の中の地球、地球科学、地球の内部、地震、火山、磁場、オーロラ、水、大気、気候
・地球の歴史
パンゲア大陸の前にヌーナ大陸があった
生物の歴史
・海
地球の水の97%が海
・人間活動と地球
SDGs 、環境
・惑星「地球」
地球の奇跡、地球は一つだけか。
〇読んでいて、楽しい。また、SDGs を調べるにも利用出来る