紙の本
早くも火事
2021/06/10 09:07
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投稿者:遼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
急展開は火事から始まった。波乱の幕開き。一度全てがなくなる。残るのは人間の身体、感情、手につけた職人の技どう活かして物語が変わるのか楽しみです。
電子書籍
久々の佐伯新シリーズ
2021/06/06 11:47
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投稿者:コンチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
空也十番勝負のシリーズが途中で止まっているので続きが待ち遠しいのですが、
照降町四季も従来作品と視点が違って面白い。
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【江戸を大火が襲う!女職人が主役の全四巻連続刊行】文政12年、材木置き場の奥で燃え上がる炎――「己丑の大火」から照降町を守るため、佳乃と周五郎は決死の策に出る。感動の第二巻。
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江戸は何度も大火に見舞われているが、この火事の事は知らなかった。火事で解き放たれた罪人を見習いの浪人周五郎が大活躍で捕まえて行く。それにしても、宮田屋の大番頭に絶大な信頼を受けるのは人柄だろうか?
女主人の佳乃の結婚話しが出てくるが、周五郎と結ばれたら良いと思うのだが・・
先が楽しみになってくる。
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内容(「BOOK」データベースより)
文政12年3月、神田佐久間町の材木置き場の奥で、消し忘れた小さな火がくすぶり始めていた――
ついに「己丑の大火」が江戸を襲う。
鼻緒挿げの女職人・佳乃と、その弟子の武家・周五郎は、すべてを焼き尽くそうとする火から、照降町を守るべく奮闘する。ご神木の梅の木が燃えようとしたその時、佳乃の決死の行動が、あきらめかけた町人たちを奮い立たせる!
江戸を焼失した大火事のめくるめく光景、町人の心意気が奇跡を呼ぶ、緊迫の第二巻。
令和3年5月24日~26日
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第二弾
照降町に落ち着いた佳乃、腕を認められ病気の父の跡をと思うとき江戸を襲う大火が、町内の御神木の梅を守り抜き、そして周五郎も町内の信頼を集め、牢解き放ちの悪党を見事退治、父を亡くした佳乃と旧藩に秘密を抱えた周五郎の今後は
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時代人情小説の名手佐伯泰英、長編では描けない
コンパクトでダイナミックな物語を紡ぎだした
改めて佐伯先生のご長寿を祈念したい、いつまで
も好きな物語の中でほろ酔い気分で漂いたいから
文政12年(1829年)江戸の大火で記録がのこる
己丑の大火、神田佐久間町河岸材木小屋の出火は
日本橋・京橋・芝一帯を炎で嘗め尽くした
(文政の大火・佐久間町火事)
照降町も全て焼け落ちたが、神木として親しまれ
ている梅の木を夜通し水をかけ、最後には我が身
を木と運命を共にせんとばかりに縛り付けた出戻
り鼻緒挿し師の佳乃の姿に長屋の人間も奮起して
神木を守った
(周五郎も火事場泥棒を捕まえ、大店に恩を売る)
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「照降町四季」の第1話「初詣で」を読まないで、第2話の「己丑の大火」から読み出してしまった。
作者 佐伯泰英氏の作品が好きで、つい手に取ってしまって、読み出した。
文政12年の大火で、江戸の町々が、燃え広がってしまう。
神田の佐久間町からの材木置き場から、見習いの職人のたばこの火が、この大火事の原因である。
江戸の町は、木造と紙でできた家々であり、導火線のように、一つが、燃えると連鎖反応のように火が燃え移ると、何かの本で読んだ事がある。
日本橋の魚河岸から照降町ヘ、風と共に火の粉が広がって来るさまは、読んでいても怖い感じがする。
その照降町にある梅の木をご神木のように皆が信じて居り、この梅の木を火の粉から守る佳乃と周五郎。
そして、この大火事で、牢から解き放された悪人たちが、火事場泥棒になって、履物問屋「宮田屋」の千両箱を狙ってくる。
周五郎の活躍が、・・・・
磐音や小藤次のように、悪を退治する様は、快い。
次は、この町が、どのように再建していくのか!
ご神木の梅の木を水をかけて、火の粉から守った
「鼻緒屋」の娘佳乃は、・・・・吉原の花魁からの梅花の下駄を特別注文を受ける事に・・・
しかし、江戸は火事が多いから、大店は、証文やら大金を保護するための知恵が、凄い!
小さいお店でも、証文など、油紙で、包んで、井戸へ・・・と、本で読んだけど、昔からの人の知恵は、凄いものだと、思いながら、これからの展開を楽しみにしている。
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シリーズ二弾。父の後継として鼻緒挿職人の道を生きる佳乃。腕を見込まれ上物の仕事を任されるようにもなって来た。そんな時江戸の町を焼き尽くすような大火に見舞われ、照降町は大きな打撃を受ける。が、人々はそれでも逞しく立ち上がっていく。
今作で家も焼け、父も病で亡くなってしまうが、佳乃は仕事を再開し、強く逞しく成長し続ける。どちらかというと浪人の周五郎が大活躍する場面が多いかな。
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シリーズの2
江戸が大火につつまれる。
それだけでなく人間関係や家族にも大きな変化がある
1が平らだった分、
2の波が大きい。