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ようやく宇宙侵略っぽさがでた。
相変わらず意味がよくわからん描写はあるがスケールのデカさはすごい。
暗黒森林に晒された地球人とと三体人のの運命は。
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科学・物理学的なSF要素はちゃんと気合を入れて読むと面白い。著者独自の発想かどうか分からないが各巻唸らされる。それにもまして登場人物それぞれの心情描写・会話・セリフだけでも十分読み進められる。翻訳もいいですね。
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三部作の最終巻。地元の図書館にやっと入ったので借りる。自分が最初の貸出者だったようだ。
壮大なスケールのホラ話こそSFの醍醐味だと思う。それを感じさせる作品。以下、下巻へ。
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二転三転どころか上巻だけで五転六転の盛り上がり。下巻も一筋縄では行かなさそうで楽しみなような怖いような。とりあえず自分がこんな世界に生きてたら精神持たなそうです笑 不穏な副題の意味は何を表していて、どのように結末に向かうのか楽しみに読み進めます。
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計画が計画にとって変わり読み手には次々と起こる事象だが、冬眠が行われるので実際は100年200年と経っているのに少し感動する。
愛する友人に星を贈った雲天明と知らずに彼の脳を物として捉えた程心の、この二人の物語に心が震えました。思いやること究極の愛が歴史の中で重要な意味を持ち輝いています。三体の顛末はもちろんですが、この二人の幸せを願う最終巻です。
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流石の衝撃。
何度、絶望とその回避を味合わせて読者を喜ばせてくれるんだ!
いよいよ次で完結。さぁ、ページをめくろう!
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舞台となる時空間が拡大したことによる当然の帰結なのか、作者のリミッターが外れたことによるものなのか、前2作と比べても奇妙で、難解で、そのうえ疾走感に溢れた物語が展開される。少しでも気を抜くと展開が急変するジェットコースターのような紙面。
女性に関する描写が古めかしく違和感を覚えるのは、本書が中国で刊行されてから日本で翻訳されるまで10年以上経過していることと無関係ではないかもしれない。その違和感だけがひっかかったが、全体を通してこれまでイジョのスペクタクルに溢れており傑作であることは間違いない。
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キリが良かった二巻とは登場人物、視点ががらっと変わり、危機紀元初期から話がスタートする。
序盤は三体とどのように関係するのか分からない安楽死の合法化や、水面下で進められていた階梯計画の説明が主であり、若干読むのが辛い。
中盤以降は、人類の怒涛の歴史と、さらなるスケールの広がり、二巻以前との交わり、大量の伏線が撒かれ、どのように結末を迎えるのか期待が膨らんで終わる。
タイトルである死神永生がどういう意味なのか気になるところ。
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【高(潔)な絶望から始まり心のありよう(程)ですべてが終わる】
「三体」もついに完結。
(感想は下巻のレビューにて)
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オーディブル。
楽しく読んだ。
色々な説明が多くなってきた。作者の広大な思考世界が面白い。本当の宇宙はどうなってるんだろうと自分の想像力が刺激される。
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時代は抑止紀元
三体と人類の駆け引きは更に加速
そして、両者の力関係にも大きな変化のあった上巻
圧倒的に強い三体と、粘り強い人類
上巻において一区切りしたように見えた両者の関係は三体最終巻の下巻でどう決着するのだろうか
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コロナ禍、4回目の緊急事態宣言のさなか、お盆休みに実家に帰る予定も作らず、家に籠っていたことを幸いとして、この"三体3部作"の最終話「死神永生」の上巻を読み始めました。
自分でも驚くほどの速さで一気読み。
そう、読み始めたら止まらなくなるのが三体。
今回も怒涛の展開。早く下巻が読みたい。
(今日、下巻が配達されてくる予定。)
2部の黒暗森林をまさかの下巻から読むという失態を侵しましたが、今回は、上下巻あることを確認の上、ちゃんと上巻から読みました。
今回のお話の主人公(ヒロイン)は航空宇宙エンジニアの程心。
正義感がとても強くて、発想が豊か。たくましく積極的な面がある一方で、人間らしい弱さもあって、自身の運命に翻弄されつつその責任をなんとか果たそうと頑張る(ただ、その責任はあまりにも大きくて・・・)、SFのヒロインとして十分なキャラクターです。
大変勝手なことで恐縮なのですが、ゲストの本棚を見ながらおしゃべりするラジオ番組でナビゲーターを務めていらっしゃる玄理さんが、ある回のゲストの本棚に三体を見つけて「私も大好きなSF」とおっしゃってたのを記憶していたからか、今回のヒロイン程心のイメージ(想像図)が私の頭の中では玄理さんになってしまっています(笑)。
まだ下巻を読んでいないので、下巻で程心がひどいことになってしまっていたらすみません。
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どこへ向かうのか予測できない急展開の連続。
唐突に始まる冒頭から、最後につながる物語の精密さと勢いの共存。
一人の判断の重要性。
時間の経過、状況の変化で真逆に何度でも変わる大衆の評価。
異文明とどのようにコミュニケーションを取るか、壮大な思考実験。
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三体Ⅱで 大団円だと思ったら 新しい主人公 チェン・シン(程心)と更なる危機に立ち向かうお話。当初主人公だと思ったユン・ティエンミン(雲天明)が初恋の人チェン・シンとの再会するくだりが、一人芝居が悲しすぎてメロドラマとして面白かった。三体Ⅱで大活躍だったルオ・ジー(羅咠(車編に咠))は、その後が可哀想で、涙ものです。ディズニーなら三体Ⅱでメデタシメデタシ、王子様はお姫様と幸せに暮らしました なのに、大活躍がすぎると幸せにはなれないものなのですね。
ルオジーやチェンシンに対する世論の馬鹿さ加減(手のひら返し)には辟易しますが、現実でも菅総理が世論調査の結果を受けた自民党議員の動揺の末に総裁選にさえ出られない状況をみると、世論の馬鹿さ加減って怖いと思う今日この頃です。
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三体IIがキッチリ終わっていたので、ここからどう展開するんだろうと思っていたのですが、上巻は「唐突な手のひら返し」が続く展開で、「高低差ありすぎて耳キーンなるわ!」的な疲労感を感じました(笑
まず、ビザンツ帝国のコンスタンティノープル陥落の場面から始まるという点で意表を突かれ、ただ「終わりのない宴はない」という言葉はこの上下巻の展開を暗示させます。
相変わらずの大スケールだし、本巻においては文字通り次元の違う展開があったりして、疲れたけど楽しませていただきました。各方面にこれだけ大々的に風呂敷を広げておいて、下巻でちゃんと畳めるのかな?と心配になったくらいです(笑
展開について1点個人的にツッコミを入れるとすると、自分の仕事の引き継ぎだって、引き継いだらその瞬間にハイおしまい、とはならないので、展開的に仕方なかったのかもしれませんが、読んでいてちょっとモヤモヤしました。(ネタバレにならないように書くと、奥歯にモノが挟まったような言い方になりますね…)
また、著者劉慈欣氏による未来世界の描き方も印象的でした。男性はナヨナヨ化し、過去から来た「西暦人」の男性は野蛮人扱いされてしまう。ここは本著の展開にも影響する訳ですが、著者があくまでフラットに描写していったのは抑制がきいていてお見事だと感じました。
ちなみに、「智子」という存在には本巻でアバターが与えられるのですが、日本的ですね…。
結局、著者を含め、中国の皆さんの日本観というのは、本著における地球人が三体世界に対して抱くものと一緒なのでしょうか。リスペクトはありつつも、最終的には敵、という位置づけ。
ジャパン・パッシングよりはだいぶ有難い扱いではありつつ、少し複雑な気持ちになります。
(ただ、過去イノセントだった三体世界が地球文明との出会いで変容する、というのは個人的には上記とあまり符合しない気がするので、穿った考えなのかなぁ。)
何にしても、下巻が楽しみです!