紙の本
この作品から読んだのだが、前作「野生のロボット」も読みたくなった。
2021/07/07 18:29
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
野生化したロボットという主人公の設定にまず驚いた。
なぜか女性人格を持った主人公のロズが、修理を受けたあと、ふたたび我が息子と無人島を目指す、というのが、主なあらすじなのだがどっこい。
そうそう物事はうまくすすまない。ロズ自身が関わったものに離れがたさを感じてしまうこともあって。
著者が挿絵や表紙の絵も描いているのだが、これがまたいい。
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「野生のロボット」の続編。前作で無人島でガンの子どもキラリと本当の親子のように暮していたロズだったが、今は回収・修理され農場で働くロボットになっている。母親を亡くした農場の二人の子どもと友情を通わせ、渡りの途中のキラリと再会する。子どもたちの協力を得て、キラリと島を目指す。
読み始めてすぐに結末が想像できてしまい、その想像どおりで面白みに欠ける。他の動物に比べて、オオカミの書き方が悪者扱いで残念。
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農場にやってきたのは、無人島での生活の想い出を抱えたロボット・ロズでした。
農場の暮らしも気に入りますが胸をこがすのは、ガンの息子への愛情。
農場の子どもたちもロズの秘密を知り、農場を逃げ出ることに協力します。
ロズは懐かしい故郷に帰れるのでしょうか。
〇最初、農場にも…と思ったのですが、誰かを犠牲にしての日常はダメですね。子どもたちは、思いやりがあり、正しい行いを知っていました。ロズを、あわやバラバラにしかけたときはハラハラしましたが。
〇子どものときにこの本と出会った読者は、将来ロボットたちのよい友だちになるんじゃないかな。また、大切な何度も思い出す物語になると思う。
〇前作も含め全てのページのピーター・ブラウンのイラストが、お話にそって、映画を観ているようでした。
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人工知能ロボットのロズは、農場で働いているが、ふるさとの無人島に帰りたい気持ちを押さえられない。
渡りの途中で立ち寄ったガンの息子キラリと共にふるさとへ向けて脱出する。追ってからの逃避行がドキドキ。
ガンの子どもを育てたロボットのことは鳥たちの間では有名になっていた。鳥は渡りをしなが、うわさ話もしてる設定が笑えた。
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「野生のロボット」の続編。
1作目を読んでいないので、農場を逃げ出したいと思っていることに悲しくなった。
農場主は悪い人じゃなさそうだったので。
1作目を先に読んでいれば、単純に応援できたのかも。
故郷に帰る道中は面白く読めました。
1作目を読んでみます。
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修理してもらったが、島ではなく、農場で働くことになったロズ。
なおったのはよかったけど。。
農場の牛とのかかわりも、こどもたちのかかわりも、やさしいロズならではで、素敵なお話だった。
モロボ博士もかっこよかったー
ロズとキラリをみんなの待つ島に連れて帰ってくれてありがとう!と私もお礼を言いたくなった。
ロボットと人間ではなく、ロボットと動物の交流のお話。
素敵なお話でした。
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「野生のロボット」の続編にして完結編。
(まだ続く可能性はあるかも)
島から回収され、息子のガン•キラリや仲間たちと離れ離れになってしまったロボット•ロズ。修繕され、中古品となったロズはある農場主に売りわたされる。妻を亡くし、片足が不自由になった農場主に代わって農場の一切の管理を任される。それでもロズは、島に残してきた仲間たちやキラリに会いたくて仕方がない。ロズに馴染んだ農場の子どもたちは、何とかロズを島に帰してあげようと計画を立てる。そんなある日、鳥たちの噂が広まったおかげで、農場にガンの群れがやって来た。そのリーダーになっていたのは…。
ロボットが動物の家族を持ち、様々な動物や人間と意思の疎通をして、遂には「愛情」にも目覚めるという不思議なお話です。"ロボットというハードに『心』が宿るか?"という、昨今のAI等の究極のテーマも含む作品で、児童書の形ではあっても、実はとても現代的で、最先端のSFをわかりやすく伝える作品だと思います。二冊そろって、おすすめです。