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「硝子の塔」なる不思議な塔の持ち主・神津の主治医・一条遊馬は、とある事情で雇い主である神津を殺した。完全犯罪を目論もうとするが、思いもよらない展開になり…
主人公が犯人でその時点でコロンボ形式なのかと思いきや、第二、第三の殺人が起こり戸惑いつつ名探偵の碧の助手になる遊馬。碧の言動が怪しいとは思ってましたが、まさかのどんでん返しで二転三転驚かされました。
ラスト、遊馬が平和に過ごしているのはホッとさせられました。主人公=犯人はドキドキし過ぎてヒヤッとしますね。
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触発されて、未読のミステリーを買いに行きました。
過去に読んだ作品も、読み返してゆきたい。
海外ものミステリーは、ほとんど図書館で読んだので、すぐに読み返すことが出来ない。
やはり気に入った作品は、購入しておかねば!(の繰り返し)
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ミステリーがらみの脱線が多いなぁと思いながら読み進んでいくと、それが伏線で、硝子館が硝子の塔になるところは、さすが!というしかない。
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ミステリーのお約束的なものがてんこ盛り。これでもか!ストーリーがめちゃ面白かった。個人的に、登場人物に魅力的な人がひとりもいなかったので、★4です。
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久々の本格ミステリ、だったような?w
いや〜、面白かった!奇想天外!?www
ビバ!本格ミステリ!!
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心拍数がどんどん上がって【わくわく過ぎて】、体温も上がって【先が気になりすぎて】ウォー、なんだ、これは。知念さんが本気出してきた。クローズドサークル、硝子の塔の館に、わたしも閉じ込められた。大好きすぎる森博嗣さん作品のあの人の名前も登場でノックアウト。こりゃヤラレタ。
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面白かった。
2転3転と展開し最後は予想もしてない展開だった。
途中、トリックが甘いというか納得がいかない感じでこのまま終わるんか?と思ったが最後に伏線回収しまくり
名探偵と名犯人 なかなか面白い設定であった。
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この展開は予想できない!と思わせてくれる一冊。
ミステリのお約束が「これでもか!」と詰め込まれているのに(若干くどい程に)、そのラストはあまりにも予想外。
なんとなく引っかかっていたことは全てラストでしっかり伏線回収され、大胆かつ緻密に作られたストーリーに驚かされました。
登場人物たちが作中で披露する蘊蓄も、ミステリ好きはおもわずニヤリとしてしまいます。何より作者のミステリへの愛の深さを感じました。
ミステリ好きなら是非。
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大好きな知念実希人作品最新作は、とんでもない衝撃作でした!
いよいよ著者が「新本格」を書き下ろす。
しかし、それは島田荘司から始まった「新本格」の終焉ともいえるまさに集大成。
島田荘司・綾辻行人の2人が本作の帯にコメントを寄せている意味。
私には一つの時代が終わりを迎え、新たな時代の扉が開こうとしている本作で、まさに知念実希人が島田荘司・綾辻行人からそのバトンを受け継いでいく瞬間に立ち会ったような気がしています。
エドガー・アラン・ポオ「モルグ街の殺人」から始まった推理小説の歴史、クリスティや乱歩も含めたまさにミステリーの歴史を紡ぎ、これから先どんな世界を見せてくれるのか。
まさに扉を開き、未知の世界へ踏み入れようとしてしまった以上、これからの作品、本当に楽しみです。
p.s.読みたい本が多すぎて積読が大量にあり、大好きな知念作品も含めて読み終えた作品は次の読者へ譲ってきましたが、本作はきっと手放せない...
説明
内容紹介
ミステリを愛するすべての人へ
当作の完成度は、一斉を風靡した
わが「新本格」時代のクライマックスであり、
フィナーレを感じさせる。今後このフィールドから、
これを超える作が現れることはないだろう。
島田荘司
ああびっくりした、としか云いようがない。
これは僕の、多分に特権的な驚きでもあって、
そのぶん戸惑いも禁じえないのだが――。
ともあれ皆様、怪しい「館」にはご用心!
綾辻行人
500ページ、一気読み!
知念実希人の新たな代表作誕生
作家デビュー10年 実業之日本社創業125年 記念作品
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、
ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、
圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
著者初の本格ミステリ長編、大本命!
【目次】
プロローグ
一日目
二日目
三日目
最終日
エピローグ
『硝子の塔の殺人』刊行に寄せて 島田荘司
著者について
1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』で、18年、19年、20年本屋大賞連続ノミネート。『優しい死神の飼い方』『��限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』など著書多数。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家。
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クローズドサークル、怪しい主人と館、一癖ある客、密室、ダイイングメッセージ、暗号とこれでもかというくらいの本格ミステリの要素が盛り込まれ、さらに名作タイトルや人気作家のお名前まで登場してしまう。そしてこれら全てが意味を持って繋がるところは凄すぎました。
ミステリを読んでいればいるほど楽しめる内容で、読んでいてあっという間でした。
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やばすぎました、、、
驚きました、、、
読者への挑戦方式なのですが、
これ真実に辿り着ける人いるのかな?
というレベルの、すごい作品です。
ミステリ好きにはたまらない作品です。
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叩いている人もいるようですが、私は純粋に楽しめましたね。著者と年齢が近いせいか作中に出てくるタイトルは全部既読でして「俺、やるな」と思いました。笑
でもさすがに十角館には勝てないか。あれを初めて読んだ時は私もひっくり返りましたからねぇ。
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想定もしないほどのどんでん返しで、最終ページの最終行まで気が抜けない一冊。
ミステリに対する敬意、愛情が溢れんばかりに詰まった、推理以外にも引き込まれてしまう内容の濃い作品でした。
読了後に付属帯を見ると”なるほどな”と頷くでしょう!
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新本格好きとしては、ぜひ読んでおきたい作品です。島田荘司先生や綾辻行人先生をはじめとする方々へのリスペクトを感じました。個人的には、あの建築家が出てきたときは興奮でした!
王道中の王道のシチュエーションながら、ここまで飽きさせない展開と文章力は圧巻です。
最後まで読んでも、やはりオススメできる作品でした。
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#硝子の塔の殺人
#知念実希人
人里離れた場所にある、硝子で造られた塔に集められた、『いかにも』な登場人物たち
塔の主人、刑事、推理作家、雑誌編集者、医者、霊能力者、執事、メイド、料理人、そして名探偵。
そこで起こる連続殺人。
名探偵と『ワトソン』が事件を追う中で、次第にあきらかになる、衝撃の事実とは‼︎
ってな感じです。
終盤のどんでん返しはイッキ読みを誘い、面白かった。
んだけど、直前に読んだ『兇人邸の殺人』があまりにも特大ホームランすぎて、ちょっと物足りなく感じてしまった。
#本格ミステリ
#クローズドサークル
#数々の本格ミステリの作品が登場
#蘊蓄
#うんちく
#そこらへんの微妙なネタバレもあるので注意
#読む順番って大事
#おもしろかったんだよ
#次は機龍警察
#読書の秋