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平和創造学への道案内 歴史と現場から未来を拓く みんなのレビュー
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紙の本
平和はいかにして創ることができるのか
2021/10/13 12:00
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
「平和」とは何か。いかにして創ることができるのか。
そんな理念や具体について、明治大の教員や研究者、同窓生17人で執筆した論考集。
平和とは、単に祈ったり受容したりするものではなく、一人一人の市民が「人権」を基盤として積極的に創り出すもの―。
「平和創造学」という耳慣れない言葉は、そんな思いが込められた造語?のようだ。
3部構成で、1部は日本国憲法の現代的意義など、大枠の平和理念について考察。2部では、戦争などの直接的な暴力だけでなく、差別や抑圧といった構造的暴力の問題にも触れている。3部は平和関連の博物館などを紹介してある。
某政治家が、本来の意味とは違う意味で使い始めた「積極的平和主義」についてもしっかり触れられており、ぜひ本書を読んで勉強してほしいと思った。
一般大衆向け、というようりは大学などで平和学を学ぶ人向けの体裁だが、難解さはなく、読みやすかった。
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