電子書籍
九割はカネ
2023/01/05 19:22
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうでしょうか……と、いきなり思いましたが……。九割はカネで解決できるのならば、世の中にこんなに理不尽さはなぁと……。でも、始まりから、引き込まれて一気読みしました。好かれない人でも……
紙の本
《ヒポクラテスシリーズ第4弾》
2021/10/22 22:37
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
希代の法医学者・光崎教授が活躍するヒポクラテスシリーズの一冊。
自然死にしか見えない形で人を殺すという殺人予告に応じた連作集。
しかし、中山七里さんの作品はずっと読んでいますが、マンネリな感じでした。
紙の本
物足りない
2021/06/09 23:43
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビに出演し、傲岸不遜な発言をした、浦和医大法医学部教授の光崎藤次郎。翌朝、テレビ局のHPに、自然死に見せかけた殺人の犯行予告が届く。光崎の部下で准教授の栂野真琴は、埼玉県警刑事一課の古手川刑事とともに、死体が発見されるたび解剖に臨むことになる。5つの事件、事故死を扱った連作短編だが、一連の中山七里氏の作品の中では、やや底が浅い気がする。専門家の助言を得、例によって現場や解剖シーンが生々しく描かれてはいるのだが……。
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TV出演をキッカケに、光崎教授宛にテレビ局へ脅迫状が届く。真琴と古手川は犯人を追うが、光崎教授には心当たりがありそうで…
真琴がどんどん古手川と同じ方向へ向かって行って、中々良いコンビになってますね。キャシーじゃないけど、早く付き合っちゃえば良いのに!
久々の津久場・元教授登場。宿敵ではあったけど人柄的に嫌いになれない人ですね。あんな事起こさなきゃ良い関係のままいられたと思うと残念です。
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ふふふ。法医学ミステリー、このシリーズももう4弾目。読み出すとサラリの読めちゃうシリーズ。そして目下第一に気になる事は真琴と古手川の二人の行く末になってるな。(ニヤリ) 今回も事件は誰かの悪意に振り回される。『昨日の今日で早速だよ、真琴先生』古手川刑事が浦和医大法医学教室の扉を叩いたその時、事件は始まる。古手川と共に真琴と光崎そしてキャシーの手からはどんな犯罪も逃れられないのだ。
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浦和医大シリーズ④これから一人だけ誰かを殺す。自然死にしか見えないかたちで。短編のようで、繋がってる。
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ややマンネリ化。登場人物少ないから、すぐにあの人かな〜と犯人発覚。流れがお決まりで安心して読める分、解剖エラーもなく、開けば必ず何か出てくる仕様。キャラ立ちしてるから最後まで読めるけど、新たな発見はない。
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今回はテレビの発言で恨みをかってしまった光崎教授への挑戦状により、自然死に見える殺人を見つけるという無謀なことに立ち向かう
シリーズ進むにつれて栂野さんと古手川刑事の関係が気になる
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ほぼ一年ぶりの浦和医大法医学光崎教室の面々は今回も元気です。
そして少しずつ貫禄を増してきた(ボスに似てきた)古手川刑事の活躍も見事でした。
今回は、傲岸不遜天上天下唯我独尊な光崎教授の今までにない面が見られましたね。死体以外には全く興味を示さなかった彼の過去に、いったい何があったというのだ。
テレビに出た光崎へのバッシング。そしてHPに書き込まれた殺人予告。「絶対に自然死にしか見えないカタチで」一人だけ人を殺す。
埼玉中の変死をすべて検死することは不可能。どうする。
古手川刑事、真琴先生、キャシー先生、そして光崎教授は事件を事件として暴けるのか。
いやぁ、今回もテンポのいい展開、胸のすく検死報告。
法医学に対する信頼は遺族感情に阿ることではない。死因を究明し、犯罪や事故の撲滅に勤め、臨床医学にフィードバックすることだ。そして遺族の声よりも先に死者の声に耳を傾けるべきだ、という信念。
三人の法医学者が開くのは、死者の身体ではない。死を通して語られる真実なのだ。
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埼玉の浦和医大法医学教室のシリーズ、最新作。
日本の司法解剖の問題点についてテレビで述べた光崎教授、その放送局のホームページに彼に対して奇妙な書き込み『自然死にみせかけた殺人予告』があり、そのせいで不審死を捜査依頼してくるおなじみの埼玉県警捜査一課の小手川。5件の死者の声を聞き、死因を特定するのに奔走する法医学教室助教の真琴と小手川、とってもいいコンビ。光崎に対する挑戦状、かつて事件を未然に防げなかったその過去は光崎にとっても不本意な結果。身内を亡くした被害者家族のやり場の無い思いが行き着いた先、でもラスト、ブレない光崎が放った言葉は流石、小手川の「全部持っていかれた」に納得。
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光崎教授がテレビに出演して現状の司法解剖の状況について、予算不足で、金がない!といった途端、自然史に見せかけた殺人予告がネットに載った。また古手川と真琴のコンビが怪しい死に対して、色々理由をつけて光崎教授に解剖をさせていく。やはりすることによって見えなかった原因が見えてきて殺人を仕掛けた人物が判明。最後の回ではとうとう予告の犯人が明らかになり、終わるが、確か2、3話に予告のように出演していたとは。なかなかどんでん返しがあっていつもながら面白い。早くあの2人もくっ付けばいいのに。。。
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法医学ミステリー第4弾
今巻の主題は『声』
自然死にしか見えない形で誰かが殺されてしまう
事件性のない死者を解剖した時、犯人は浮かび上がって来る
死者の声は一体何を語るのか
光崎教授は昔からやはりこの性格何だなぁと思うけど納得出来てしまう笑
そして栂野先生はほんと法医学に、そして光崎教授に染まっていくなぁ
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中山七里さんの作品は今迄に6冊ばかり読んでいる。どれも面白いが、題名にヒポクラテスと頭についているのは初めて読んだ!なんか七面倒臭い内容だと思ってしまっていた。今回読んで良かった!なかなか面白かった。他の3作品も読みたくなった。
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シリーズ第4弾。
浦和医大の光崎がテレビ出演をしたことをきっかけに、テレビ局に「自然死にしか見えない形で、一人だけ殺す」と言う強迫状が届いたことをきっかけに、5つの死が連作短編集という形で描かれる。
埼玉県内で、死亡事案があると駆けつける埼玉県警の古手川。その古手川に振り回される光崎の法医学教室の真琴。
病死や事故死にしか見えないのに、何とか遺族を説得し、解剖に持ち込む二人のコンビネーションが何とも言えない。
一転、解剖では光崎の華麗なメス捌きと、死者へのリスペクトが描かれる。
法医学は唯一、死者の声が聞こえる場所。
本当の死因を知ることが、全ての人に必要なのかは、個人的には正しい答えは分からない。
でも、光崎や真琴、キャッシーの死者に対する姿勢は尊いと感じる。
どんでん返しが得意な中山七里なのに、今回はかなり早めの段階で犯人が分かり、どんでん返しはないまま、ラスト。
ラストまで古手川が頑張って来たのに、最後の最後で渡瀬の手柄にしたのが、どんでん返しだったのだろうか?
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法医学ミステリー「ヒポクラテス」シリーズ(=浦和医大法医学教室シリーズ)第四弾。今回は、埼玉県警捜査一課の渡瀬警部と浦和医大・光崎教授が脇役で、若き古手川刑事と助教の真琴先生のフレッシュペアの活躍が中心。死者の声を聞く医学ミステリーは安定感抜群、かつ事件のプロットもまあそこそこの出来で、安心して読める。