紙の本
気軽に読めて教訓になることもたくさん
2021/10/23 22:31
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投稿者:midnight-sun - この投稿者のレビュー一覧を見る
気軽にすらすらと読み進めていけるのだけど、ときに立ち止まらせてくれる教訓めいたエピソードも盛りだくさんでした。谷口千吉監督との夫婦仲をめぐるお話も良かったですし、あこがれの俳優や先輩俳優とのエピソードもたいへん興味深く読ませていただきました。
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心に響いた言葉
大事にしたい言葉
(更新中)
・人は必ず、いいところを持っているものですを
だから、一人ひとりが持つ宝物を大事にしながら、"私だけの咲き方"ができたら、それはとても幸せなこと。(はじめに より)
・野に咲く花のようにひっそりと、決して派手ではないけれど、人の心に残るような女優になれたら。(はじめに より)
・控えめだけれど、凛としていて、良い意味の強さを持っている(p23)
・特別なことを話そうと気負わず、感じたままの心からの言葉を送る。それが、相手の心に言葉を届けるための秘訣なのかもしれません。(p35)
・たとえ自己満足だったとしても、自分で納得できたや、誰に認められることはなくても気持ちは晴れやかになるものではないでしょうかー略ー必要やことだけを準備する要領のよさがあればと感じることもあります。でも、そうはなりきれない真面目な性分も私らしいのではないかと自分では思うのですわ、(p69)
・"まあまあ ふうふう"(いい意味でいい加減に。)(p73)
・「それでいい」と言われるよりももっと注文してもらうほうがなぜか安心するのです。(p79)
・相手の欠点に目を向けるのではなく、相手の持っている誰にも負けない宝物を探すように努力すること。(p.84)
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往年の大女優のエッセイ。こんな風に生きられたら素敵だなぁと思わせる1冊でした。
馬馬虎虎(まあまあふうふう)、良い言葉だなぁと思いました。