紙の本
職業そのものより著者のパーソナリティによる困難
2022/11/12 09:49
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケアマネジャーさんの仕事内容を知ることが出来ればと思って読みました。ケアマネジャーという仕事が大変なのは間違いないでしょうけれど、この本の内容は、著者の個性(ご自分で発達障害があると分析されている)により周囲と上手くやりとりできなかったり、特定の仕事は特に苦手だったりすることによる大変さが記述されていて、職業そのものの大変さとは別のように思いました。
著者に意地悪く接する人(たぶんパワハラに該当する)が何人か出てきましたが、期待している普通の仕事を著者ができなければイライラするでしょうし、できていない自覚がなく有能な職員であるかのように振る舞われれば腹も立つでしょうねえと多少同情しました。それでもなお、人によって得意・不得意に違いがあることを受け入れ、それぞれが補い合って仕事をしていくべきなのだろうし、その方が職場全体としての効率は上がるのだろうと思いました。
電子書籍
ケアマネ
2022/08/23 17:08
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投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケアマネージャーさんお仕事内容はよく知らなかったので、こんなにいろんなことを担っていたことに、びっくりしました。
紙の本
辞めた経緯を書いて大丈夫?
2021/11/27 07:14
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半のケアマネの仕事のエピソードは楽しく読みました。
後半、著者がケアマネになった経緯
65歳を過ぎて長年勤めていた地位包括支援センターを定年延長が認められず辞めて次の職場に移った経緯は「書いて大丈夫?」と思うものだった。
著者には80歳まで頑張って働いて欲しい
紙の本
ハラハラしながら読みました。
2021/07/09 16:11
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投稿者:こうぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズが好き。ハラハラしながら読みました。著者のこだわりとか、いい分も理解できるし会社の立場も分かる。
その間で、著者が悩む姿が目に浮かぶようでした。でもこれがどこにでもある日本社会の現実なのかもと思いました。ひどい話も多いのに、それでも読書感がいいのは、この人が、人生をあきらめていたいからなのかもと思いました。
元気が沸く本です。中高年もすてたもんじゃないですね。
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ケアマネージャー・名前だけ聞くと
スタイリッシュだが現場は過酷だと改めて感じる。
それでもやりがいを見つけられる人もいる。
自分に合った職探しは重要だな。
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68歳で現在も介護の仕事で走り続けるバイタリティは、凄いとしか言いようがない。
自身のことを注意欠如・多動症(ADHD)だと判断しつつもさまざまな本を参考にして対応策を編みだし、仕事に邁進する姿に尊敬する。
どこであってもそして、いくつになっても人間関係の煩わしさだけはとても気が滅入ってしまうものだ。
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ケアマネジャーの仕事は大変な仕事だ。更に著者には注意欠如・多動症と言う特性の持ち主が頑張ってやるとは敬意を表する。高齢化して介護を希望する方のケアの仕方は皆内容が人によって違う。驚きと敬意を持って読ませて頂きました。頑張ろう片山さん❗️介護認定審査会の委員を過去に勤めさせて頂いた一読者より。
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介護保険の勉強は制度から入ると無機質で複雑だ。ドタバタ駆け回る岸山さんの姿が目に浮かび、しんどさ、みじめさにはらはらした。そして、その中に輝くものを感じた。
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今まで、このシリーズをどれも面白く関心を持って読んできたけど、勉強になったし、これほどすっと入ってきた話はなかった。
将来お世話になるかもしれない職業だからか、同じ女性だからか、自分の特性を自覚しながらそれを補うべく奮闘しているからか、とても共感できた。
作中でも言っているが、だれでも長所、短所があるけれど上手にその人の特性が生かせる場で活躍できるとよいなと思う。思い通りにいくことばかりではないけど、岸山さんの存在に助けられた人もたくさんいると思う。自分も頑張ろうと思えた。
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このシリーズを読んだのは5冊目。その中で一番心に染みました。多分、職種は違えど自分が同じ業界で仕事をしていることや両親の介護で実際に介護施設やケアマネさんと日常的にやり取りしていることで、本書の内容が身近に感じられたのだと思います。
このシリーズは、時々ライターさんが上手に話を作っているのでは?と思える時もありましたが、このケアマネ日記は本当にケアマネを経験している人でないと書けないと思います。
軽い感覚で読める本ですが、中身は思った以上に濃くて良書です!
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読み物として面白かった。
軽快な語り口で書かれているけど、職業としての大変さと、不器用な部分を抱えた一人の人間として社会と向き合って行く難しさが伝わってくるな、と。
FIREが注目される時流があるけど、定年後も続けたいという熱意が逆に新鮮かも。
どんな仕事でも、その仕事に向き合う人の熱量によって仕事が面白そうに見えるかどうかって違ってくると思う。この本を読む限り、ケアマネという仕事は大変だけど重要でやり甲斐のある仕事なんだなと思った。
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ケアマネジャーって今足りているんでしょうか? 身近なケアマネジャーを見ていても決して足りているとは断言できませんよね。岸山さんもこれまで多くの苦労をケアマネジャーとしてしてされたのかと思います。 私としては包括での話が思い出として残っています。 こういった話は興味深いですね。 '225/30 '2311/18
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今年(令和4年)の正月はまだコロナも小康状態のように思えましたので2年ぶりに神戸の実家に帰省しました。両親に会ったのですが、この二年間で弱ってきた感じを受けました。本人達は、そうと悟られないようにかなり気を遣っていたということを、妹から後で聞いてもっと驚きましたが。
そんな私にとって、本屋さんで見かけたこの本のタイトルは私の目を引くものがありました。高齢化である日本で、高齢者の親を持つ私たちが仕事と両親のことを両立できるよう、力を貸してくださっているのが、ケアマネージャーさんを始めとする、介護支援業界で働いている方だと思います。
そこに従事する方の生の声を知ることができて参考になる本でした。実際の経験の中で、介護に関わる言葉や設備の解説がされているのが良かったと思います。
以下は気になったポイントです。
・地域包括支援センターは、保健師または看護師、社会福祉士、主任ケアマネの3職種がチームプレーで働き、介護や医療、福祉に関わる困りごとの相談に応じている。現在全国に約7335箇所設置されている(p16)
・介護保険サービスを利用する場合、最初に要介護認定を受ける必要がある。65歳以上の高齢者か40歳以上の特定疾患を持つ人が、認定の申請をすることができる。認定の申請をすると、認定調査員が自宅や病院、施設を訪問し、調査を実施。この認定調査票と、主治医が作成する主治医意見書が、市区町村で開かれる認定審査会にかけられて、要介護が認定される、申請からおよそ1ヶ月(p18)
・老人保健施設とは、介護保険が適用になる施設の一つ、病院と自宅とを結ぶ中間施設の位置付けで、要介護1から利用できる。要介護3以上の人が対象の特別養護老人ホームまでの待機施設として利用されることが多い、それは1999年当時も現在も変わらない(p41、p85)
・在宅介護を支えるケアマネが働く場所を、居宅介護支援事業所(居宅)という(p50)
・要介護1−5までに認定された人のケアプランは、居宅介護支援事業所のケアマネが担当、要支援1、2の介護予防ケアプランは、地域包括支援センターが作成する。(p68)
・地域包括支援センターは通常、3本柱の体制である、1)介護の相談に対応する主任ケアマネージャ、2)医療の相談に対応する保険師、3)福祉の相談に対応する社会福祉士、このチームプレーで活動する。(p112)
・ロストジェネレーションとは、団塊世代の子供世代で、1970〜1984年までに生まれた人たちと定義されている、就職氷河期世代であり、介護業界にはこの世代の人が多い(p113)
・訪問看護は30分からが基本で、体調を見るだけなら30分で十分である、利用者負担は1割で約467円(p175)訪問介護は介護保険を利用する場合と、医療保険を利用する場合がある、胃ろうや、点滴などの治療が必要になった場合には医療保険に切り替える、すると1日に何度でも訪問することができる(p176)
・居宅介護支援事業所のケアマネの収入源は、ケアプラン料金である。1ヶ月のケアプラン作成金は、要介護1、2は、1万760円、3−5は1万3980円、地域の上乗せ割合がある。全て保険から給付され利用者の負担はない(p184)
2022年2月6日作成
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うーん、ちょっと書き手があれこれと不得手な分野があって、この人独特の問題があるみたい。
ケアマネージャーの代表みたいな感じで読むとちょっと???かも
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著者が女性と言うこともあるけれど、このシリーズの中では一番ホントっぽい。
高学歴で過去の栄光がチラチラ顔を出すおぢさんたちの話より、リアリティがすごい。
ご自身を発達障害ととらえているようだが、多分そのせいで余分に苦労されていると思う。
周囲に恵まれるかどうかで、全く違うからね。