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組織内での研究文書作成の指導に使えないかと思って手に取った。結論として、組織内のレビューと査読は違うものであるため、査読の技法はレビューにはそのまま応用できないと気付いた。
■コメントすべきでないこと p.29
・査読者が、まるで共著者のようになって研究を成熟させてはいけない。結論を支持するために必要な実験は要求すべきだが、結論が問題なくサポートされている場合は、それ以上は不問とするべき。
→ 裏を返すと、チームリーダーや管理職のような共著者の観点のレビューでは、研究を成熟させるためのコメントをするべきである。
■何を評価すべきか p.25
・論文のロジックの積み重ねが論理的かどうかを表示するべき。提示されているデータから、その他の解釈が可能であるにもら関わらず、特定の解釈だけを採用しているのは拡大解釈となる。具体的に他の解釈を挙げて指摘するのがよい。
→ これは組織内のレビューにも当てはまる。「拡大解釈」という言葉が指導の際に使えると感じた。
■プリントアウトすべきか p.34
・PC画面でも効率よく査読できる。論文のファイルを本文、図、図の説明に分割して、画面上に並べると、これらの間の行き来がとても楽になる。
→ これは論文をレビューする際にも、読む際にも使える。リモートワークの時代にはなおさら有効だと思う。
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