子どもの本で平和をつくる ~イエラ・レップマンの目ざしたこと~ みんなのレビュー
- キャシー・スティンソン(作), マリー・ラフランス(絵), さくまゆみこ(訳)
- 税込価格:1,584円(14pt)
- 出版社:小学館
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『子どもの本で平和をつくる イエラ・レップマンの目ざしたこと』
2024/07/05 23:44
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争ではかいされた町を
アンネリーゼは弟の手をひいてあるいていました。
大きなたてものに入ると、
大広間にはかぞえきれないほどの本がならんでいます。
ひとりの女の人のまわりに子どもたちがあつまっていました。
その人は子どもたちに本を読んでくれました。
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国際児童図書館評議会(IBBY)・ミュンヘン国際児童図書館の創設者であるイエラ・レップマン(1891−1970)の物語
イエラは戦争でなにもかも失ったドイツの子どもたちを“本”で助けようと活動したドイツの女性
本書はミュンヘンの「芸術の家」で行われた図書展に子どもたちがやってきた場面を描き、イエラの活動の一端を紹介している(解説より)
《子どもの本を通して希望の種をまく》──帯のコピー
原題は“The Lady with the Books”
2020年、カナダで出版された英語の絵本
邦訳はさくまゆみこ、2021年7月刊
《つらい戦争体験を乗り越え、彼女は、「本」の力を信じ「本」を通して、世界平和を志しました。》──角野栄子(帯の推薦文)
「すぐれた子どもの本は世界の子どもたちがおたがいを理解しあい、つながりを感じるのに役立つ」というイエラの考え方をさらに大きく広げるために
知らなかった
2021/10/16 13:48
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
IBBYを設立したイエラ・レップマンさんが、戦後のドイツに戻られてからの活動を、少女の目線を通して描かれています。改めて、戦争の悲惨さを、そして、本は心を救ってくれ、希望になるということが伝わってきて、タイトルが胸にせまります。イエラ・レップマンさんのことを知らなかったので、知ることができてよかったです。
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