投稿元:
レビューを見る
9月15日新着図書:近年、数十年に一度と言われる災害級の豪雨が毎年発生しており、多くの方が亡くなられています。線状降水帯など豪雨の発生原因や地球温暖化の背景など、気象庁主任研究官の川瀬宏明氏が説明された1冊です。最近の異常な豪雨に関心ある方、是非ご一読ください。
タイトル:極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか
請求記号:451:Ka
URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28185610
投稿元:
レビューを見る
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです(電子ブックで利用できます)☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/NB00251257
※学外から利用する際は、こちら↓のリモートアクセスをご利用ください
https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/find/r-access.html
投稿元:
レビューを見る
降雨・降雪・雲の現象を平易な言葉で、かつ専門的な表現も時折織り混ぜた気象の良書。著書は気象庁気象研究所の現役中堅職員
投稿元:
レビューを見る
少し難しかったけれど、研究内容もきちんと書いてあって、信頼性はあると思う。温暖化は、原因の一つと認識。
投稿元:
レビューを見る
この本を読見終わってからしばらく経つが、その間に気象について独学で勉強していた。すると気象というのは、本当にさまざまな要因によって決まるということに気づかされる。気温、気圧、湿度、風速、風向、前線と、素人でもパッと思いつく代表的な概念でさえいくつもあるが、さらに相当温位や潜熱、温度風、渦度など、一つ一つになるほどと唸らされる概念が3次元で複雑に関係し合っている。このようにさも知った風に書いてはいるものの、実のところまだ全然理解できてはいない。
とにかくこのように難しい気象というものを相手に、しかも近年素人からも素朴な疑問として注目されている「地球温暖化と豪雨の関係性」というテーマで書き表そうとすれば、気象学のどこまで詳細に解きほぐして説明するかという問題にぶつかることは間違いない。
この本では、地球温暖化や近年の「極端豪雨」についての最新の分析も踏まえつつ、書名にもある命題について、気象の素人でも無理なくスムーズに迫ることができる。そうした点でしっかりと練られた本なのだろうと、素人ながらに思う。
ただこの本を読んでもなお、地球温暖化と近年の豪雨の関係性について、自分の言葉で説明しようとするとおぼつかない。たぶん気象や地球温暖化についての前提知識よりも、書いてある日本語の意味を、捻じ曲げることなく正しく理解する力こそが読者には求められる。
いずれにせよ自分にとっては学びの多い本だった。
投稿元:
レビューを見る
極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか: 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる。川瀬 宏明先生の著書。海洋研究開発機構、国立環境研究所などを経て、現在、気象庁気象研究所応用気象研究部主任研究官である川瀬 宏明先生。地球温暖化と豪雨の関係は誰もが当然だと考えていることだけれどそれを改めて検証している。地球温暖化による異常気象を止めないと人類の未来は暗い。地球温暖化と豪雨による被害者をこれ以上増やしてはいけない。地球温暖化と豪雨や異常気象の被害を真っ先に受けるのはいつも立場が弱い人たちなのだから。