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普段あまりミステリーは読まないのですが、縁あって手に取った1冊。
ずっと同じミステリーが続く訳ではなくて、全部で4つに分かれているので、時間が無い人でも比較的読みやすいんじゃないかな、と思います。
最後にそうきたかーーっていう衝撃もあり、最後まで楽しめる作品だと思います。
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なるほど、この設定は面白い。そしてラストは見事に騙されました。しかし、あまりに狭い世界で事件が繰り返されすぎるのが、辛い。
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斬新な設定のクローズドサークルのミステリー。エンタメぽく読みやすい。殺人事件にタイムリミットがあるので早く読まなくては…となり、ドキドキした。辻真先先生の帯のとおり、目眩がおきる驚き!がありとても楽しめた。続編希望。
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初読み作家さん。事件に遭遇するとその現場を強制的にクローズドサークルにしてしまう呪いを背負ったワトスン役と、その事件の謎を解き明かすことでクローズドサークルを開ける役を背負った探偵役、というあらすじからギャグ寄りの軽く読めるミステリだと判断して読み進めたのだが最後の最後には見事にやられた。いわゆる特殊設定ミステリではあるのだが、犯人を追い詰めていく手法はかなり現実的。フーダニット、ハウダニットにしっかりと重きを置いている点もミステリとして評価できる。登場人物たちの会話が現代すぎて軽く感じるのだけがちょっと読みづらいが、それ以外は真っ当な推理小説として面白かった。
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人は死ぬけど軽いミステリーって感じで読みやすかった
でもミステリーとして読むとちょっと物足りないかも
結末が予想とは違ってて、どんでん返しとか衝撃まではいかないけど、へ〜そういう感じか〜って思った
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クローズドサークルものは読みたいけれど、嵐で船を欠航させたり、予想外の大雪を降らせたり、橋を落としたり…。とにかく舞台を整えるのが一苦労だったわけで。
クローズド・サークルを作ってしまう体質とは!いやはや何と斬新な設定なのか。お陰で、直ちに遺体を発見するところから無駄なく開始。さらには複数話、密室ストーリーを愉しむことができる。
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思ってたより面白かったദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎
あまり深く考えることなく
サラサラ〜っと読めた!
最後は意外な展開になるほどな〜って感じ!
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呪い「主人公が殺人事件が起きた空間に入るとクローズドサークルになる」と、それに付随した「殺人事件の犯人が分かり、謎を解くとクローズドサークルも解かれる」をうまく活かしきれてない印象。学校だけが舞台だったのが物語に退屈さを生んでいる。学校を舞台にした話ばかりだけでなく、遊園地とかショッピングモールとかの学校よりも人口密度が高い場所で呪いが発生して、大規模な謎解きが繰り広げられるとエンターテイメント性が高くなった思う。次回があれば、大規模な謎解きを期待したい。
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事件が起きた場に居合わせると、その空間が強制的にクローズドサークルになってしまう呪いを持つ男子高校生・袋小路鍵人。
扉は開かず、窓ガラスは割れなくなり、携帯電話は圏外に。呪いを解除するには事件の真相を究明せねばならず……。クールでミステリアス、それでいて成績優秀だが表情が乏しい美少女・時任さんと共に、鍵人は自身の呪いを解除するため事件解決を繰り返していく。
クローズドサークルモノは如何にしてその状況を作り出すのかがキモになってくるものだが、事件発生時にその場にいると現場がクローズドサークルになってしまうという主人公の性質上、この作品ではどんな事件もクローズドサークルモノとして扱うことができ、非常にユニークな設定だと感じた。
全5章からなり、基本的に1章ごとにひとつの事件が解決していく本作だが、最後の話ではまさかの展開が。散りばめられていた伏線に、もう一度読みたくなってしまうこと間違いなし。
本当にクローズドサークルの中に入ってしまったのは鍵人ではなく、我々読者だったのかもしれない。
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「殺人事件の現場に入ると強制的にクローズドサークルになる」という呪いがかかってしまった主人公と女子高生探偵が事件を解決する特殊設定ミステリー。「クローズドサークルの盲点を狙った事件」や「クローズドサークルで起こった事件の犯行時刻を誤認させることを目的とした事件」などどの事件をとってもバラエティに富んでいて面白かった。最終章の仕掛けにはびっくりした。それにしても別所が身勝手すぎる…まさしく「吐き気を催す邪悪(少しオーバー?)」だった。