紙の本
ダメな弟と強暴な姉
2021/11/14 17:30
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投稿者：咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
殺人事件に巻き込まれた弟。これがダメな子で、逃げ癖はある、女性に弱い、騙されやすい、実に残念な子。
事件の真相を突き止めようと動けば周りの人を巻き込む。
姉は美人だけど弟に容赦ない強暴な人で、悪態をつきながらもなぜか弟を助けることに。
名古屋と岐阜を舞台に繰り広げられるミステリー。
岐阜と名古屋ってこんな近いの？ほぼ隣市ってくらいだっけ？と、余所者は感じましたが、そうなんでしょう(笑)
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認知症の母を姉に押し付け、名古屋に飛び出した大夏(ダイキ)。たまたま見つけたバーで働くことになった。そこでいい感じになった女がいたが、その友人という女に「このストーカー野郎！」と罵声と共に水をかけられ、そして警察の厄介となってしまったのだった。
一方、名古屋では女子小学生が何者かに首を絞められるという事件が相次いでいた。しかし、何件目かの事件でついに少女が殺されたのだ。ネットやSNS、さらにマスコミは愛知県警を槍玉にあげる。
なんというか大夏が本当にクズで、最初の頃は読むのが辛かった。大夏の姉に殺された方がマジで大夏のためになるんじゃないかと思うぐらいに。
そして、警察の大夏の取り調べみイラついた。まぁ、あの警察の取り調べはリアルなのだろうなぁと思ってしまうが、マジであれがリアルなら弁護士つけないと何もかもが自分のせいにされてしまう恐怖があった。
そして、なんとなーく犯人はあの子なんだろうなと思っていたところもあり、だけど共犯は分からないし、動機も分からなかったから読み続けた。まぁ、なんだかドミノ倒しのように事件が解決して良かった。
今回の事件を教訓にして、大夏には成長してもらいたい。マジで。
2022.1.9 読了
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時間や視点がたびたび入れ替わるが、話のテンポはよく読みやすい。
ローカルな地名や食べ物が出てくるのは、いかにも地元誌への連載らしい感じがする。
最後の謎解きや伏線の回収はわかりづらく、2度読みして確認した。
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テンポ良く読めるわりに事件は結構ヘビー。感情移入はしずらいが、個性豊かなキャラクター。主人公のダメンズっぷりにはイラッとした。ややこしい推理物が苦手な人におすすめ。
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なかなか面白かったです。
テンポも良くて読みやすい。
このイラストとはかけ離れた殺人の内容に
ちょっとビックリしましたが
登場人物もキャラが立っていて
面白かったです。
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栄の女子大小路にあるバー・タペンスで、のんびりとバイト店長を務めていた大夏。ホステス、弁護士、大学教授、店の常連客、そして担当刑事、あらゆるネットワークを駆使した先に見えてきた驚愕の真相とは？真犯人が仕掛けた罠に、大逆転の計画で立ち向かう痛快ミステリー！（e-honより）
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小説として読もうとすると少し読みづらかった。
脚本として読むと良いのかも。
シーン切り替えのところでミスリードさせられてた。
美桜姉さんのキャラクターが良い。
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事件は残虐なんだけど…登場人物が個性的でストーリーの展開もテンポよく面白かった。嫌ミスとは違う爽快感のある終わり方もいいなと思う作品でした。
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なんとも読みづらかった。
破綻してるなと思った行動言動が
そのまま事件解決の手掛かりとなっていたところは面白かったし
ひとりひとりの人物設定は魅力的でもあったので
小説というよりは
ドラマ台本、それも第1稿って感じかな。
[図書館·初読·5月16日読了]
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舞台が名古屋と岐阜なので、両方とも場所を思い浮かべながら読めて面白かった。
登場人物がかなり個性的だし、主人公の大夏は単純すぎてどうしようもないし、あと誰が「名探偵」なのか？というところも最初はすごく気になった。
事件的にはこのコメディ感のなか、意外と重めだったかな…。せっかく人物設定がしっかりしてるので、続編あるといいな。
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112せっかくの地元話しなのに地域の広がりもないし主人公が結局誰かも分からんまま終わった感じ。あー残念です
