ライブラリー・ツインズ ようこそ、月島大学図書館へ みんなのレビュー

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月島大学附属中学にかよう双子の菜織と健史は、中三の夏休みに月島大学の図書館でボランティアをすることになる。というのも、姉の菜織の成績では附属高校に内部進学できそうもないことがわかり、ボランティアをすれば、推薦枠で内部進学できるというのだ。学業優秀な健史は菜織のお目付け役である。大学のホームカミングデーで図書館のイベントの企画と手伝いをする5日間のお話。

中学生向けのお仕事小説といったところか。大学図書館とはから始まり、イベントでは本の製本をするので、製本や活版印刷についても分かります。

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双子の中学生が大学図書館で企画展示のボランティアに参加！
展示のテーマは三大美書と手製本の二本立て、まずは実際に古書をハードカバーに仕立て直す事に…⁈
シンプルで分かりやすいイラストのおかげもあって、（物体としての）書物の魅力が伝わって来ました。
それに、進路に悩む中学生のドラマでもあります。もうン十年前の自分の経験は忘れかけているけれど、今を生きる中学生もたくさん読んでくれるといいな。
というか、自分がその頃に読みたかったな。

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活版印刷や世界三大美書、本の作りについてなど図書館のボランティアに参加した双子の中学生と共にさまざまなことを知れる本。ストーリーは軽いけど、結構勉強になる。

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中学生のライブラリアン。
その設定だけで花丸モノなのですが、
『本』の成り立ちまで教えてくれて児童書だけにしておくのは勿体ない！

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図書館本。大学図書館のイベントにボランティアとして参加する事になった双子の菜織と健史の話。

中学生でいい体験が出来て、うらやましい！
将来への希望も出来て結果オーライの５日間。

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中三双子姉弟が大学図書館で世界三大美書、活版印刷、手製本の展示のボランティアをする。
中学生にとって大学図書館は未知の世界。展示内容も知らないことばかり。それに触れる楽しさが描かれる。
双子姉の葛藤も胸に響く。

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大学図書館いいよねーーー。
大学図書館に入り浸ってた人間だからよく分かる。
挿絵の雰囲気も好き。企画が出来ていく感じもとても良かった！！