紙の本
地球に負荷を掛けない暮らし方
2023/11/27 13:22
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
環境科学者である著者が、日常生活で使う100以上の物について説明、
物の歴史から、どうすれば地球に負荷を掛けずにすむかまで多様な情報が掲載されている。子どもにも分かるような易しい言葉で教えてくれている。
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【本書の特長】
1.日常生活で使う100以上の品物を取り上げて、物ごとに「使い方」を解説
キッチンからベッドルーム、職場から学校まで、身の回りの「物の使い方」をどう変えれば地球に負荷をかけずに生活できるかを、 科学的な裏付けに基づき解説。
2.実行しやすい内容やヒントがたくさん
暮らしのなかで実行できる具体的なヒントや情報が満載専門用語を使わず、明るく親しみ易い語り口で、サステイナブルな生活の楽しさや便利さを教えてくれます。
3.情報がコンパクトで読みやすい
それぞれのテーマは2~4ページ単位で簡潔にまとまっているので、興味関心に合わせてどこからでも、短い時間で読むことができます。
4.豊富なコラムでさらなる学びを さまざまなトピックを取り上げた豊富なコラムページでは、 環境問題に関する各国の取り組みや最新の情報を学ぶことができます。
5.著者は環境学者で、地球規模の気候変動の専門家
タラ・シャイン博士は、国際的な場で活躍する環境学者であり、 女性科学者のためのグローバルリーダーシッププログラムのメンバーです。
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図書館でよく本を借りる。とにかくよく借りる。2週間で10冊(上限)借りる。タイトルで気になったら借りる。
結果的には全然読めない本も多い。1ページも読まないこともある。
本書も図書館で借りた。
1ページも読まないままこれから返しにいくところだったが、たまたま今ちょっと時間があり読んだ。
そしてわかった。
これダメなやつだ。
借りて読むのダメなやつだ。買うやつだ。
めちゃくちゃいい。
借りた時は、でかいし分厚いし、手に持って読むのめんどくさいなーと思っていたのだが(借りる時にはタイトルだけ見て予約したのでわからなかった)
内容がものすごくわかりやすい。絵も可愛い。
SDGsな生活とタイトルに書いてあるが、全てを網羅してるわけではなく、環境への配慮に特化した本です。
ティーバッグ、鍋、ごみ袋、洗濯機、ソファ、服、耳栓、化粧品、オムツ、サングラス、おもちゃなど日常生活の色んなものについて、その環境負荷と個人レベルでできることが書いてあります。
環境に優しい行動を求めるアクションの本ですが、でも全然押し付けがましくない。
「なんでもいいからできることからやってみたら?でも無理はしなくてからね〜」というゆるふわな感じのタラ•シャインさんです。
良さそうなことを言って気持ちよくなっている本でもなく、個人の主張や信条をベースに書かれた本でもなく、世界中様々なデータを踏まえて現在わかっている事実をベースに書かれた本です。
たとえば新聞とか本に関しては、「どうせ紙は環境に悪いから電子化したものを読めとかあなたも言うんでしょ〜?」と思っていた。しかしそれに対して本書は、その人が1日に読む時間や使用電力、デバイスの交換頻度によるし、どっちのほうが理解や記憶によいかは個人差もあるので、一概にどちらがよいとは言えない、というまあ煮えきらない答えで、これを聞いて、本書はとても率直で信頼できると思った。
エコや環境への配慮というと、私は
•昔からある程度重要性を理解している
•実際にちょこちょこ実践している
•社会の制度も良い方向に変わってるように思う
•実践してることが本当にエコなのかよくわからない
•自分の行動が目に見える結果として出てこない
•特になにかエコ活動してもメリットもデメリットも返ってこない
•個人にできることは限界がある
•エコじゃない行動の方が実際には多いので、そこに意識がむいて後ろめたい気持ちになってしまうのが嫌だ
などと思っていた。
そんな私にタラ•シャインさんは「その気持ちわかるよ〜。でも無理せずもうちょっとやってみない?大丈夫、あなたならできますよ。」と寄り添ってくれたのであった。
今から図書館に返しに行ったその足で、本屋に行こう。
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現状と基本的な考えと、アクションの示唆がある。
知らなかった事項もあり、まずは小さなことから
環境に良い、代替え品に切り替えたい。
意識が変われば、行動が変わる。
行動が変われば結果が変わる。
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【私見】
身近にあるものがどのくらいのカーボンフットプリントなのか、どうすればその値を下げられるのか、個人ができることは何かが分かりやすくまとめられている。具体策が書かれているため、誰でも環境問題に取り組むことができる。カーボンフットプリントの問題さえなければ、各家庭に一冊配布すべきだと思う。
【著者の伝えたいこと】
・自分たちが使っている物は、全てが環境問題と繋がっている。例えば歯ブラシひとつにしても、意識してカーボンフットプリントを下げることで、誰でも環境問題に取り組むことができるし、そうするべき。
【要約】
身の回りにあるモノを、どのように扱えばSDGsなのか教えてくれる辞典
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日常生活の中で地球に優しい選択ができるようなヒントが詰め込まれた1冊。
情報量は多いものの、各テーマの情報がコンパクトにまとめられているので読みやすい。
暮らしの辞典のような本です。