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相変わらず街のトラブルシューティングが中心で、サクッと読めました。今回はタカシが昔みたいな感じで事件に関わってきてくれて嬉しかったです(マコトと一緒に行動したり)。
P活やデリバリー配達員のシステムについても勉強になりました。面白かった。
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シリーズ17作目とは⁉︎
すごい‼︎マコトはいくつ⁉︎
パパ活=P活
初めて知りました…
ぶつかり男…いたっけ⁉︎
デリバリーの…
そして。鬼滅の刃ワードまで。
サクッと読めてスカッとします。
やめられない。
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・最後まで強い振りできる人間が、一番強い人間だって思うよ
・連れが必ずついてくるってわかっているなら、一人で先に歩き出すって、いつもいい気分だよな
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単に今まで気がつかなかっただけかもしれないのか、それとも、コロナ禍という特殊な状況のためなのか、マコトにトラブルシューターとしての自覚(覚醒)が感じられる。→プラス0.1
以下、引用
●おれはトラブルのいい匂いをかいだ気がした。なにせ自粛期間中は三カ月まったく人に会わず、なんのトラブルシューティングもできなかったのだ。街のスリルに餓えている。おふくろにひと声かけて、早めのランチに出る。 【P活地獄篇】
●不思議なものだ。生彩を失っていた目の前の風景が、急に生きいきと弾んで見えだした。蛍光灯の薄暗い病院の休憩コーナー、首都高のコンクリート脚で暗い窓、すり切れたリノリウムの床。どれも好ましく思えてきた。おれは事件が起きていないときは半分しか生きていないのかもしれない。 【グローバルリングのぶつかり男】
●おれはエプロンを脱いで丸めると、レジの下に押しこんだ。さあ、ようやく一番金にはならないが、一番胸踊る仕事を始められる。トラブルに巻きこまれていないときは、おれはただの亡霊だ。 【巣鴨トリプルワーカー】
●ネット記事にもならないような街のトラブルでさえ、予測不可能で、いつ事態が急変するか誰もわからないのだ。だから、おれは本業の店番を放りだして、こんなに熱中できるのかもしれない。 【炎上フェニックス】
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ナイツの時事ネタ漫才を見るような感覚。
いつまでもマコトもタカシも年を取らず池袋を守っていてほしい。
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安定の面白さ、痛快さ。
久しく読んでいなかったのでまとめて読んでいるのだけど、リズムを刻むような文章が心地良いな、と再認識した。
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やっぱりIWGP は面白い!世相を切り取る話題で考えさせられます。読みやすいので読書をあまりしない方にもおすすめです。
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最近いろんな作家の本を読むようになって久々の石田先生の作品だったけど、さすが、読みやすかった。短い話の中で完結しているしストレスなく読めた。
標題となった炎上…は、よくある誹謗中傷のお話。自分が追い込みれた状況で許す事が自分はできるのかな?と思う。誰でも手軽に発言出来る便利さあるが、表情の見えない発言の怖さは心に残したい。
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マコト達の世界にもコロナが…(゜゜;)パパ活、ぶつかり男、トリプルワーク、ネット炎上とマコト達は変わらず、時代は変わる(--;)なんだか永遠にトラブルを解決して、読者を楽しませてくれるような気が…(^^;)登場してないけれど、サルんとこも大変だろうな(-.-)
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コロナ禍のIWGP。
ネット炎上やデリバリーサービスなど、
現在進行系の世界での事件。
世の中がどう変わろうとそこでは事件が発生して、
人が悩み、苦しむ。
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お昼の芸能ニュース並みの速さで展開する物語はすべて水戸黄門のような結末の見えたものばかりですが、そのおかげで安心してラストを迎えることができます。
読み初めはなんか安物ぽくって、読者への語りかけなども含めてあまり好きではありませんでしたが、慣れって怖いですね。印籠が出てくるのがお楽しみになってきました。
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気に入っているシリーズの一冊で、専ら文庫化されたモノを読み続けていた。今般、「新しい作品…」と単行本を読む機会を設けてしまった。
作品が発表された時期に少し話題になっている事柄を巧く盛り込んで展開する物語が面白いというシリーズだ。本作も安定してそうした好さが感じられる。
本作も「4篇で1冊」という形である。主要視点人物(主人公)のマコトによる一人称の語りという中身は健在だ。
マコトは池袋駅西口の一番街で母親が営む果物屋を手伝って暮らしている。更に雑誌にコラムを連載するライターという副業も在る。その他方、持ち込まれる様々な問題の解決に向けて奔走する“トラブルシューター”という顔も持っている。本作、或いはシリーズの各巻に収まった各篇は何れも、“トラブルシューター”として関わった事案に関して、マコトが振り返って語っているというような体裁になっている。このシリーズは、そういう体裁なので「少し変わった見聞をした人の経験談に耳を傾ける…」という様子に近い気分でドンドン読み進められる。
実は「文庫化が…待てない…」と思ったのは、“感染症”の問題に揺らぐ情勢の描写が少し気に掛ったからだ。本作は「17」だが、前作の「16」に“感染症”の問題が気になり始めているという街の様子への言及が在った。ということは?「17」では、その問題による種々の影響が見受けられる描写が在ると考えたのだった。
考えたとおり“感染症”の問題に揺らぐ様子は各篇に見受けられた。
ファミリーレストランで落ち合って打ち合わせをするという場面では、マスクやらアクリル板やら消毒で「食った気が…」という様子が在った。
人が少し集まるシンポジウムのような場では、ホールに集まる聴衆の座席間隔を開き、ホール定員の50%弱程度が集まっているというような描写が在った。
“感染症”の問題の故に、方々で仕事を喪うような具合になった人達が在って、そういう人達が飲食店の持ち帰りメニュー等を配達するアルバイトをしていて、そういう中での出来事という篇も在った。
表題作となっている『炎上フェニックス』は考えさせられる内容だった。ネット等で無責任に他人を中傷する人達が殺到する“炎上”という状況の渦中に陥ってしまった女性アナウンサーが在って、マコトや、マコトに話しを持って行った“キング”ことタカシが彼女を支援しようとした中での出来事が描かれている。これは「重厚」という感じの篇だと思う。
他の3篇はアップテンポに展開する物語だ。何れも「このシリーズらしい」という感じで愉しめた。
このシリーズに親しんでいると、「如何してこういう時代になった?」、「本当にこういう感じで人々は幸せか?」、「こういう様子が“正しい”のか?“正しくない”でも構わないかもしれないが、納得し悪い?」というような、「人生を見詰める材料」というのか「“材料”になり得るかもしれない何か」を供してくれるような気もする。本作でもそこは変わらない。
移ろう世相の中ではあるが、生業というのでもなく、独自な義侠心や人情で問題解決に奔走するマコトの様子の面白さは変わらない。
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相変わらずのマコトの小気味よい言い回し。
現代の問題点を的確に捉え、いつも弱者側の視点を忘れないトラブルシューターは健在!
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いつも最新が出ると読んでいます。
時代時代の問題がストーリーを通してわかりやすく興味を持てるないようになっていて、考えさせられます。
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今どきのトラブルを、さくっと読める。
相変わらず、キングはクールでカッコいい。
たまには、サルも出てきてほしい。
マコトのお母さんに恋心を抱いてる中年刑事の吉岡さん、可愛い。