アメノフル ２ （ジャンプコミックス） みんなのレビュー

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投稿者：求道半　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

犯罪者にも、お洒落な服を着る権利がある。
　たとえ、その者が、お菓子を利用して、人殺しを目論む集団の一員であったとしてもだ。
　被害者には、加害者の着こなしを批評する権利がある。
　また、被害者は、加害者に対して、セクシャルハラスメントの防止を求める権利を有する。
　たとえ、被害者が、犯罪者を取り締まるのに、お菓子を利用する組織の一員であったとしてもだ。
　通勤、通学の乗客で混雑する電車内で、他の乗客の身体を、執拗に、視るのは、男女共に控えるべきであろう。
　もちろん、学校の敷地内でも、同様に、注意すべきである。
　意外と知られていないが、若い男は、繊細な、生き物であり、自身が、性犯罪の加害者にされるのではないか、と常日頃から、怯えている。
　それと言うのも、お菓子を用いなくても、セクシャルハラスメントは成立するからだ。
　目は口ほどに物を言う。
　口は災いの元である。
　水瀬ツムギも入江トウカも、口が達者な女の子だ。
　暴言は相手の精神を傷つける。
　二人とも、お菓子の力で戦う高校生であり、その美貌は犯罪者をも虜にするかもしれない。
　話せば分る事もある。