紙の本
遺産相続争いって・・
2023/01/13 19:11
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投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
遺産相続となると、こんなにも我を忘れ、人を蹴落とそうとするのか、と何とも醜く、実際そうなのかな、、、とストーリーよりも人の怖さを感じてしまった。
紙の本
やられました・・・。
2021/10/25 11:18
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
あと1時間半で3億ともいわれる巨額の遺産が手に入る。父はすい臓がんで認知症を患っていたが、突如姿を眩ましたのであった。父の失踪宣告からちょうど7年、大崎正好はこの日を楽しみにしていた。しかし、その楽しみを吹き消す事態が発生した。父がブログを更新したのであった。本人しか知り得ない想い、後悔、罪等を全て曝け出されている内容であった。遺産を待ち望んでいた正好や兄と姉は・・・。
下村氏にまた嵌められてしまいました。逆からは読まないですからね。内容的には面白いと思いますが、ちょっと疑問を感じることもいくつかあったのでちょっと不満足です。
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202110/帯の煽り(どんでん返しノンストップミステリー、数学の名問、等々)の割には、どんでん返し感はなく真相も読めてしまいやすく若干期待外れではあった。タイトル「絶声」というのもピンとこない。登場人物達(特に長女長男)のキャラも強引過ぎて、コマを進める役感が強く見えるのは惜しい。下衆キャラの相葉が一番生き生きと描かれてなんならちょっと憎めなさも感じてしまうのは面白かった。下村敦史なので期待値が高くなってしまい、結果今回はがっかり感となってしまったけど、遺産ネタにブログ更新を絡めるという面白さとか、やはり今勢いのある作家の一人ではある。
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巨額の資産を残す昭和の相場師の父が死ぬまであと一時間半!?
2人の息子と1人の娘は父親の死を待っていたのだが死の宣告の前に突如本人名義のブログが更新された!
『私はまだ生きている』
父しか知らない事が、父の罪と後悔が語られる中、子供達の遺産に対する執着が語られる・・・
長女のような人が身近に居たら距離置きたいです。
三人兄弟と使用人、家裁の職員、借金取りのチンピラを巻き込んだ骨肉のマネーバトルが今、はじまる!
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突如失踪したら大金持ちの老人。老人の息子や娘が失踪宣告を出し、遺産を分け合おうとするが、少しでも自分に有利なように画策するというお話。
金持ちほど金に汚いというのと、金持ちになると金の力でいろんな人が寄ってくるが、結局のところ孤独なんだなあ、という感想を持った。
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作品ごとにジャンルを変える著者が今回挑むのは、相続法をテーマに遺産を巡っての相続人たちの愛憎劇。
膵臓がんに冒された昭和の大物相場師が自宅から失踪。
彼の子供たちー長男、長女、次男(後妻の息子)の三人は、失踪宣告の成立を今か今かと待ち構えていた。が、成立直前に彼のブログが更新され、さらに彼にしか知り得ない事柄が綴られる。彼は生きているのか。
次々と更新されるブログに、とんでもない仕掛けがされていたとは、相続人たちとともに読者もアッとさせられる手品のようなどんでん返し。
著者の謀に見事に欺される。
「飢えた狼が餌を欲するように人が金を求めれば、目の前にある幸せも見落とし、人間性を失うのかもしれない」と、エンターテイメントながら、著者が現代の風潮に一石を投じる作品。
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いろいろツッコミどころもあるミステリーなんだけど、なかなか読み応えあるトリックでラストは引き込まれました。
素人がうだうだせこい根回しをしても、結局法律と専門家には意味がないよね^^;
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「ナ」
出てくる人が全員といっていいほど類型的で深みがない。
ただタネ明かしが知りたいだけでページをめくった。
タイトルの『絶声』って、声なの?
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最後のどんでん返しは素晴らしかったですが、途中はちょっと平坦な感じがしてしまいました。お金の力で人は冷静さを失ってしまうので怖いなと思いました。
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めっちゃ壮大な絵本読ませられてるような感覚
特に大きな場面切り替えなし
登場人物少なめ
やっぱり最後は
ええええ⁈
となった作品
必ず2回読みたくなる!
とかよく聞く広告ことば
いや、私はホントに2回読んだよ(笑)
なぜなら…
読み方が…
あー!!もう何言ってもネタバレになる!
また忘れた頃に
絶対に読もう〜
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キャラはステレオタイプだしストーリーはベタだし、そのせいでせっかくの仕掛けも「ふーん」て感じ。
特に兄と姉なんてどうしてこんな使い古された金持ちの子のお手本のようなキャラクターにしてしまったのか。
なんかもったいないなぁと思う。
内容はわかりやすくて読みやすかった。
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策士策に溺れるという感じです。頭のいい人たちの遺産争いは恐ろしい。作品の仕掛けにもまんまと騙されたというか、私が主人公の立場でも主人公と同じ結末を辿ったと思います。
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父の遺産を巡るきょうだい達のマネーゲームの行く先は…というストーリー
自己中心的で力を持つ人の晩年は、特に病を得たりするとこうなるものなのだろうか
ならばもっと…するはずだろうに、という疑問や違和感が湧いて来る展開だった
最後に「良い話」風の教訓めいたエピローグが入るが、これは要らなかったのではないか
全般的にシリアスなトーンだが、コメディタッチの話の進みの方が合ってたのかな?という個人的な印象
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長らく行方不明であった父親の死亡が確定するまで、あと1時間半...
そこで、巨額の遺産が手に入る。
長らく愛された記憶もない大崎 正好は、密かにほくそ笑んでいた。
しかし、突然、本人名義のブログが更新され、死亡判定は延期された。
戸惑う子供達に、更なる謎が追いかける。
最後の謎解きは見事ですね。
なるほど、そうなんですね。
遺産の遺贈ではなく、慰謝料とは...
そして、最後の償いとは?
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そう来たかー!色々仕掛けてくるなぁ。
お金は人を狂わせる。登場人物みんな悪巧みがあるから、最終的に誰が遺産を勝ち取るのか想像がつかなくて、最後まで楽しめた。
解説にあった下村さんのご自宅、王様のブランチで見た!人を楽しませたいというお気持ちで建てられたご自宅、素敵だった。
次はどんな仕掛けで騙されるのか、まだまだ読むぞ!