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紙の本
こんなことも、あんなこともできる「賢いご近所さん」研究。
2022/06/02 08:10
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場するのは「水道ガラス」「クルミガラス」。といってもガラス製の水道とかクルミではない。鳥の研究者である著者が長年観察した、ニュースにもなったカラスたちである。著者も驚いたカラスの行動を詳しく紹介します。
公園の水道を、自分で開けて水を飲む、水浴びをする。「公園・水道・カラス」の組み合わせは多分世界的に数多くあるのだけれど「ニュースになる」ということは人間にとっては珍しいこと。特別賢いカラスがいるのか?雄雌での違いはあるのか?などなど研究者らしい視点で観察がされています。
最近は防犯カメラなども普及したので「事件現場」を押さえた映像などもかなり増えました。インターネットにも「目撃情報」が載ったりします。本書にもいくつかが引用がありました。
公園の水道を利用するのは「すごい」けれど、出しっぱなし(止めることはできない)のは困ります。それでも、人間の作りだした環境をしっかり自分の生活に取り入れている「賢さ」は認めてあげたい。「賢い」は「ずる賢い」にもなります(人間だってそう)。そんなご近所さんとどう付き合うか。やはり「相手を知ることから」でしょうか。
「どこにでもいる」から誰でも観察できる。それを活かして全国的な市民参加型の調査もあるそうです。ちょっと参加してみたくなるような内容でした。
ちなみにわが家の目の前では、マンションの建設現場の「稼働中」クレーンに営巣したつがいがいます。作業中にはかなり傾くし、ぐるぐる回転もするのですが引っ越し予定はなさそうです。
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