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可愛くて明るい装丁とは裏腹に、暗め重めの話ばかり。
何とか読了。
好きな作家さんなのに、苦手だな、と感じる話が多い。
その中でも『サクラ』がお気に入り。終わり方に希望が持てる。
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町田そのこさんの『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』の続編を読みたくて購入。面白かった!
千早茜さんの作品も好き。
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食べ物のアンソロジーと言えば、美味しそう!食べたい!って思うはずだけれども、重い…(--;)タイトルが「あなたとなら食べてもいい」だもんね(^^;)
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7人の作家さんによる、「食」がそばにある短編集。職場の方に借りて読み始めたものの、あまりなじみのない、というかまだ作品を読んだことのない作家さんばかりだった。
この本、ピンク色の可愛い装丁に騙されてはいけない。どれもトーン低めの大人の苦いお話だった気がする。そして、タイトルから想定される「食」もそんなにクローズアップされていなかったような・・・
そうてい(装丁・想定)違い・・・
「居酒屋むじな」は一貫して暗~いお話なのに、なんだか印象に残った。
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随分なタイトル詐欺、あらすじ詐欺で驚いた。
あらすじで煽るわりに食の描写があんまり…で、食事は添え物?テーマ何だったの?と何度も思ってしまった。
最初の話はわりと買ったときに想像していた内容だった。
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図書館で借りたもの。
穏やかな食卓を囲む二人に潜む秘密。盗まれたエクレアが導く驚きの結末。最後の砦のような居酒屋に集う人々の孤独。減量に奮闘する女性が巡りあった恋…。食をめぐる7つのアンソロジー。
くろい豆/千早茜
が良かった。
他の作品も、もっと食べる描写が多ければ良かったなぁ。
(そういうのが読みたかったので)
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町田さんの「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」の番外編が読めると聞いて。
7つの食べ物絡みのアンソロジー♬
「あなたとなら食べてもいい」ってタイトルだけど、内容がちょっとズレてる話が多かったような、、笑
田中兆子さんのお話がちょっと不思議な感じもあって、印象的でした。
千早さんのお話も好き。
町田さんのお話は予想以上に短すぎたけど、チョコグラに出てきたあの人やこの人が出てきてテンション上がったな〜♡
でも知らない人にはあんまりよく分からない話かも。。
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短編集なので、サクサク読めた。
読んでいてモーレツに食べたくなる、というような飯テロ小説ではなかったけど、食べ物から思い出されるそれぞれのストーリーが面白い。
「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」の番外編が読めたのは本当に嬉しかった!
啓太とさっちゃん!!
啓太が高校一年生!成長が眩しい。
こんな息子が欲しい。
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食べ物が色々と出てくるけど、それを食べたくなるかというとそうでもない。そんな本です(笑)。
唯一食べたくなったのは何故か「居酒屋むじな」に出てきた「むじなそば」。「同じ穴のむじな」ということで、お揚げ(キツネ)と揚げ玉(タヌキ) が入っているのだと。
どの小説も面白く、町田その子さんの「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」も読んでみたくなりました。
収められていた中でダントツ面白かったのは深沢潮さんの「アドバンテージ フォー」。女の嫌なところがたっぷり描かれていて、会話とかSNSの投稿の内容に気をつけよう…と思ってしまいました。
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タイトルと表紙で読んだのですが、少し良い意味で期待を裏切られました。
神田茜さんの「サクラ」は好みの作品でした。
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夜空に泳ぐチョコレートグラミーの番外編が楽しみで購入しましたが、他の作家さんの物語も濃淡はあるものの楽しめました。番外編が短かったのが少し残念でした。
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もっとほんわかした食べ物の話が多いのかと思って読み始めたらどれもこれも重いし苦い。中年女の苦しみは共感するが読んでて苦しい。マウンティングは見苦しくて辛い。でもリアル…。「居酒屋むじな」は妙に心に残った。
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7人の作家の食にまつわる短編集
「くろい豆」千早茜
形にならない先が見えない恋(豆)
1番好きな作品だった
「消えもの」遠藤彩見
どうしても許せなかったもの(エクレア)
ミステリー要素あり
「居酒屋むじな」田中兆子
居酒屋の孤独(居酒屋)
純文学に近い
「サクラ」神田茜
諦めと努力の先にみえたもの(1人の食事)
読みやすい
「アドバンテージフォー」深沢潮
女同士の闘い(フレンチレストラン)
女って怖いけれど面白い
「ほねのおかし」柚木麻子
幼なじみと苦い思い出(カルボーン)
苦しくも甘酸っぱいイメージ
「フレッシュガム」町田そのこ
淡い恋(ガム)
爽やかで優しい気持ちになる
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食の側にある人生のドラマ。
食べ物が出てくるアンソロジー。アラサー以上の女性が主人公の作品がほとんどである。出てくる食べ物が甘味でも、ほろ苦い話が多い。
遠藤彩見「消えもの」左右田はチョイ役ばかりのベテラン無名俳優。今日はホテルのスイートで撮影する深夜ドラマのコンシェルジュ役である。ドラマの主役は人気タレントの須永睦月。しかし撮影の目玉でもあるホテルのエクレア・消えものが消えてしまった。真相に気付いた左右田の行動は、かつての自分に今はない火を灯すものといえば美しいが、何か寂しいものも感じる。
田中兆子「居酒屋むじな」社会に居場所のないものがよるべなく集っていた不思議な居酒屋。社会に弾かれてしまった店主と、その居酒屋の最期がしんみりさせる。願わくばこのような場所がまだどこかにあるように。
深沢潮「アドバンテージ フォー」大学のテニスサークルの仲間と久しぶりに会い、ご飯を食べる。それぞれのプレイスタイルと今の生活の描写、Facebookでの姿や心の中の品評が印象的。まるで自分のサークルにもありそうな会話と人間関係。女性のマウンティングとかくくらないでほしい。なぜ自分でもこんなことしているのかよくわからないし。
柚木麻子「ほねのおかし」幼い頃の友人が突然父親の遺骨を預けたいと訪ねてきた。お互い世界の終わりを空想していたあの頃を、人が減りまるで世界の終わりのような集合住宅で思い出す。親のことと今の自分。あの頃考えていた未来にはたどり着けず、先も見えないけど、食べものがほんのり光を放つ。
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食べものがたりと聞いて、期待していた内容とは若干違う印象をうけたアンソロジー。
いちばん好きなのは、深沢潮「アドバンテージ フォー」
大学時代の同じサークルだったアラフォーの4人の女性がフレンチレストランで繰り広げる戦いが現実的で、女性の腹黒さや嫉妬深さが感じられて面白い。
他の作品も食べ物を題材に色々な視点の物語で、1作品ごとに全然共通性がないので、隙間時間に読みやすい。