電子書籍
シリーズ第3弾
2022/10/05 22:46
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も美味しそうな料理や季節を彩るあれこれ、温かくもシビアに生活している周囲の人たちに、神様から派遣されて来た食いしん坊のちゃっかり屋さんの猫と一緒のほのぼのして微笑ましい生活が描かれている。
本文もだけれどイラストが素敵で大好き。
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豆腐のせご飯は、私の子供の頃からの大好物(肉・魚が苦手なので・・・プラス猫舌)。
それをおいしそうに食べる様子が、なんだかとてもうれしい(笑)。
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「山猫軒」の沖守さんも、パン屋で宮司の猪田さんも、もちろん飯友の猫も、みんないい人。
坂井の人柄が、そういう人を引き付けるのだろうか。
願いを叶えてくれた神社に、毎月お礼参りをしてお賽銭を納めるなんて、中々出来ない。
今回は叶わなかったけれど、坂井の家で、猫と沖守さんと3人で楽しく年越しする場面も見てみたい。
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久しぶりのハケン飯友〜!
相変わらずの優しい世界。
いつもおいしそうなお料理が出てくるのですが…
ローストポーク、ローストポーク、ローストポークぅううう!!!
めっちゃおいしそうなんですけどーーーー!!!
坂井くんも猫もいいけど、沖守さんのお料理が食べたいよーーーぉぉぉ
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適材適所ってよく言うけど自分の適所がどこかなんて分からない。自分では一生懸命やっていても周りから見たらまだまだと思われてるかも。神頼みしたくもなるよね。
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私自身にとって、猫と美味しいもののホッコリするだけの物語じゃなかった。
最後の猫と坂井くんが油淋鶏を食べてるシーンの会話。
先の約束なんて、気軽にすりゃいいじゃないですか。
という猫のセリフにガツンときた。
読んでよかった。
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「猫は尻尾で春を呼ぶ」
よく知る宮司。
顔見知りだったとしても、普段の服装と全く違えば同一人物だと認識するのは中々難しいことではないだろうか。
長い付き合いになるのであれば、今まで通り同じ姿で何十年もいたらまずいのでは。
「人も猫も、夏は平たく長くなる」
想い出を辿る。
過去の出来事を語るのは簡単かもしれないが、想像ではなく似たような経験から共有したい想いはあるのかもな。
家族ではないが、それに近い存在だからこそ安心して色んな事を任せれるのだろう。
「庭の落ち葉に思うこと」
怪しげな人影。
神頼みしかないぐらいに追い詰められていたからこそ、神様にすら見放されたと思ってしまったのかもしれない。
偶然聞いていなければ、危うく中途半端な事で被害を受けてしまうところだったな。
「猫舌でも熱々は素敵」
出来ることは。
どんな事でも経験を積まなければ上達しないのだが、練習が毎回本番になってしまうと緊張がすごそうだよな。
完全に断ってしまえば話は終わりだが、延期となると計画する楽しみが増えそうだ。
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ハケン飯友第三弾。
神様から飯友として遣わされた猫と主人公坂井の春夏秋冬。
叶木神社に宮司登場。
夏は沖守邸に二泊する2人のエピソード。
秋風吹くと、神社に不審者が現れ、新しい登場人物に。
クリスマスは沖守邸で豪華なクリスマスパーティー。
そして、きっとまた春がやってくるのだろう。
この先どうなっていくのかという漠然とした未来への不安を持ちつつも、
旦那が死ぬ時は俺っちが看取ってあげます、と猫が言ったセリフがとても印象的だ。
坂井氏、いいなぁ、羨ましいな。
でも、願わくば沖守さんも含め、いついつまでもこの穏やかな時間が続くと良いのに。
続編出ないかな…