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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の代からの手習い所を営む白瀧勇実。勇実は川に溺れた女性・菊香を助けたこともあり、菊香と弟・貞次郎とも交流があった。ある日、貞次郎が勇実と勇実の友・龍治に相談を持ち掛けてきた。なんと姉の菊香がお見合いをするというのだ。見合い相手は二本差しであったが、実は御家人株を金で買い取った商人であった。二人の父親よりも年を取っており、性格も傲慢な男であった。見合いの話を聞き、勇実はその御家人と話をしに行く。しかし、菊香は御家人に連れ出され・・・・・。
貞次郎も勇実さんもちょっとかっこよかったですね。菊香さんと夫婦になりそうですね。千紘も龍治と夫婦になるでしょうから。あとは龍治に恨みを持つ殺し屋の存在ですね。早くカタを付けて欲しいですね。
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シリーズ4弾。勇実の過去の恋が今の恋にも影を落としている様子が描かれている。ストーリー自体は面白いんだけど、ヒロインである千紘の姿が、この時代にこんな振る舞いをする女性がいるとは思えないし。そういう部分が私がこの作品をイマイチ評価できないところかも。
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今回は兄の白瀧勇実がなぜに女性に関して、積極的に慣れないか?の謎が暴かれる!
突然現れた年増の妖艶な女性。そこからかつて二人に何が合ったのかがわかる。
突然の訪問に、深く考えずに拒絶してしまう千紘。
いつも変わらず二人を見守るのは龍治。
今回は、密かに勇実が気にし始めた、心に傷を持つ菊香の縁談事件。
寺子屋の寺子の一人若様の誘拐事件の二つが。
菊香の心の傷の深さや経緯、勇実の母を思う心と恋愛感情の結びつきなど、心理面でもうまく物語が語られている。
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シリーズ4
ある日、勇実の元に、一人の年増女がやってきた。
行く所がないので、しばらく、置いて欲しいと言う。
女の名は、おえん。
どうやら、6年前に、ただならぬ縁の有った女らしい。
妹の千紘は、菊香に助けを求める。
一件落着したものの、菊香に、縁談が。
不器用な若者の恋に、イライラするワタシ。
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天真爛漫な千紘と無邪気な龍治、慎重な勇実と控えめな菊香の構図が面白い。
年上女性に恋する、若き日の勇実はいじらしいし、菊香を気遣う姿もいじらしくて、好青年。純粋で今時こういう男性いるのかな?
筆子たちもかわいい。
時間がゆっくり流れていて、自分の生活を見直したくなる。
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【収録作品】第一話 火遊びの頃/第二話 花と雁と蝶と/第三話 仲間の印/第四話 菊香の縁談
シリーズ第4巻。
勇実の意外な過去が明かされる。
一方で、菊香の自己評価の低さにじれったくなる。