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投稿者:ももも - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子版171ページ。6巻はずっと慶一郎の兄・正太郎に引っ掻き回される巻でした。2人には期待していた程進展はなかったけど、兄エピソードがここまであるということは今後も絡んでくるのかな?
ギャグで突き進んで欲しいような、一旦シリアスになっていいもいいから進展して欲しいような悩みどころです。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お兄ちゃんまでが登場してきて、なんだかごちゃごちゃとした話が多かったです。この続きもいになるし、楽しみです。
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「Y」ってユーリの「Y」じゃなかったのか!慶一郎はどんだけカブトムシ推しなの……!?
さておき、更生の館からやってきた兄を迎撃する事になったユーリと慶一郎
左遷先の主、慶一郎との曰く、そして窓からやってくる奇人行動……。これだけの要素が揃えば尋常ならざる人物だと判る。それだけに正体が「ボケボケなゆるいお兄ちゃん」だった点には驚き
まあ、よくよく考えれば窓に張り付いている人物が悪い人物なわけないもんな…
そんなこんなでイイ感じのイベントは有りつつも、あっさり終わってしまったユーリの誕生日イベント。ていうか、最終的に正太郎お兄ちゃんの印象が全てを持っていってしまった気がしないでもない
こうなってくると、すれ違いを続けている兄と慶一郎は仲直りしてスッキリしなければならないね。そうでもないと誕生日イベントが消化不良気味に終わったユーリの立つ瀬がないし
そんなタイミングでのパーティーへの招待状。これは慶一郎と正太郎が仲直りする機会でありつつ、微妙な感じになってしまったユーリと慶一郎に恋人らしさを取り戻すチャンスとなるわけだね
……まあ、そんな状況でもいつもの生真面目さを披露する慶一郎は変わらないなぁ(笑)という感じでは有るけれど。でも、ユーリの誘惑に負けまいと踏ん張る様子もあったし、実の所はかなりグラグラ来ているのかな?
たった一週間のダンス特訓、厳しい練習であっても慶一郎への愛をその胸に持つユーリなら乗り越えられる。ガタガタなダンスとメンタルだったユーリが猛特訓を経て優美なダンスを踊るビジョンを披露したのは本当に驚きと言うか、ユーリってやっぱり慶一郎の為ならどんな難題だって乗り越えられるんだね
そんな流れから容赦なくギャグ展開に持ち込むのが本作の十八番なんですが。
何でさ!何であの小綺麗な招待状で、あのダンス練習を経てのDJフロアなのさ!?あんまりにも予想外すぎる……(笑)
その後も良い感じの雰囲気になったと思ったらギャグ展開になって、やっぱりシリアスになって。こちらの感情を良い意味でグチャグチャに掻き乱すような展開。それでも最後にはしっかり締めるのだから大したものですよ
兄弟間の蟠りは解け、そして慕っていた兄に大切な女性を紹介できた慶一郎にとっては満足できる日になったのかな
また、ユーリも一週間の頑張りが報われるようなハグが出来たのは良かったね
そんな感じに終わったと思ったら今度は慶一郎の誕生日というか、次巻予告がなにやら不穏な空気……