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本の内容に意味はないです
2024/02/15 23:35
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集のレビューは、何もテーマに書いたらいいのかよく分からない部分が多い。
好きな作品を中心に書くか、全体の雰囲気を捉えるか、はたまた作者の信条に迫るか、読者の感性によるところが多い。
今回は、この短編集の中で気に入った何篇かの感想を書いていこうと思う。
まずは、冒頭の「スタート・ピストル」。
タイトルから、サスペンス物かと勝手に想像していたら、競技用ロボットのドーピングに関するブラックユーモアだった。
何だか某覇権主義国家のスポーツ実態を見ているようで、考えさせられた。
次は、ナンセンス極まりない「ハパンサペナ」。
意味は、「無意味な」。
言語取り締まりなる、荒唐無稽なこのお話の内容と全く同じ。
最後は、何だか哀愁漂う「皮まで愛して」。
城卓也を知らない人には、本当の意味で楽しんでもらうことができない本作。
この、変にベタベタしないお笑いが大好きです。
とまあ、自分の好きな短編だけ挙げたのですが、短編集の良さは、すきま時間のある時に、自分の容量に合わせてサクッと読めるところ。
その意味で、本書は読みやすいのではないかと思います。
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