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私のような”予備知識≒ゼロ”の状態の読者にとっては大変優れた解説本だと思います。メタバースの歴史とイマが語られていて勉強になります。
また、以下の点において刮目でした。
・初音ミクのMMD(ミクミクダンス)が起源なVRM
・バ美肉≒”枯山水”という解釈
・ゴーグルつけたまま寝るVR睡眠
・Space_Colony"Island-4"の紹介(すげえ)
久々の星4つです!
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メタバースの現状を実体験と統計を用いて紹介してくれている。メタバースのことを全く知らなかったのですが、ユーザー目線の文章で、ただの情報にとどまらず、伝わってくるものがあった。
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弊社主催の「メタバースとコミュニケーション」セミナーで、ねむさんにご登壇いただき、関心持ったので購読。メタバースの本質、現在商用化が進んでいる空間、利用者がどんな人(?)なのか、どんなコミュニケーションをとっているのかなど、単なるノウハウ本・紹介本ではなく、大規模な調査に基づいて論じられている。初心者が正しくこの世界を理解するために最適な一冊。平野啓一郎さんの分人論は納得していたので、メタバースにおける人格が分人であるとの説明は深く腹落ちした。また、ファントムセンスによりさまざまな感覚を「感じ」たり、恋をしたり、セックスもあり得るということを知り、驚きと納得。スマホの登場でインターネットが身近になったように、デバイスがもっと安く簡単に操作できるようになればどんどん広がるんだろうな。
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なかなか興味深い世界でしたが、物理世界の住民としての生活様式が染みついた自分には、まだまだ手が届かない感じもあります。
メタバース内は土地が無限にあるので、そこに投資しても無駄という意見があり、それももっともだと思っていましたが、広告に適した場所であれば、争奪戦になって、それなりに価値はあるのではないかと思いました。
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メタバースについて体系的に知ることができました。現在はここまでの技術でありMMORPGの世界へはどれくらい先のことになるのだろう。期待を込めて更なる進化に期待したい。
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メタバースガチ勢による解説本。
人種や性別、身体的特徴関係なく「なりたい姿」で活躍できる。
VR空間に特化した新しいネットの姿が、熱量高く紹介されており、読んでいる側もテンション上がってくる。
インターネット老人会的に、90年代初期にパソコン通信が流行ったころの状況に似ているように感じる
あのころもガチでネット始めようとしたら20~30万くらいかかったし。こんなの流行るわけねーとか言われながら、結局ネット社会になったし。
20年くらいかければVR化はもっと進行していくと思うな。
VRゴーグルとそれなりのPCを買いそろえる初期投資、やはり20~30万くらいかかる(この点も初期のパソコン通信の投資額に近い)んだけど、ちょっと始めて見たくなった。
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メタバースで生活している人による報告書。
ざっくりとした解説本よりも、実際のメタバース住人によるこの調査レポートの方が分かりやすかった。
個人的には、気になっている各メタバースの比較(どのような使い方に向いているかなど)を知ることが出来たのが有益だった。
ゲーミングPCやMeta Questなどの機材も庶民的には値段が高い。(Meta Questは自分には重く、酔う)金銭的に厳しく労働時間が長い日本人が多い中、日本でどれぐらいやりたいと思う人が増えるのか等、自分にとっての課題も発見出来た。
今後事業やクリエイターが参入しメタバースが加速することを考えると、今のうちに読んでおいて損は無いと思う良書。
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メタバースはどんな発展を見せるんだろう。楽しみ
ただ、人体の進化を考えるとメタバースだけでは物足りないのではと
でも、いろんなアイデアでいろんなことができるだろうな
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平野啓一郎氏の「分人主義」プラトンの「イデア論」等を元に語られるメタバースがもたらす『人類の変革』
様々なデータによって紐解かれる『メタバースのいま』
そして「アイドルVtuber」の皮を被ったメタバース専門家が思い描く『メタバースのみらい』とは
【はじめに】
「この本は色々誤解されているのでは無いか」という事について触れます。
この本を読む前まで私はこの本の事を
『バーチャル美少女ねむがメタバース空間などでのアイドル活動を通してメタバースの今と未来を語る本』みたいなものだと誤解しておりました。
つまり
『アイドル目線でみたメタバース』や『バーチャル美少女ねむのファンに向けたファンブック』的な本なのだと誤解していたのです。
この本は
『「バーチャル美少女ねむ」というアイドルの皮を被った「メタバース専門家」が書いた本』である。
つまり専門性の高い本であるという事です。
(※「アイドルの皮を被った〜」は言葉の印象が悪いのですが、この本を未読の方に伝えようとすると、どうしてもこの様な例えしか思い浮かばず…
この本を最後まで読んだ人にわかる言葉で説明すると
「バーチャル美少女ねむ」という分人と、
「メタバース専門家ねむ」という分人が共同執筆した本である。と言えるかもしれません)
『美少女』という単語でこの本を誤解している人が少なからず居ると思いますので、まず初めにこの事を書いておきます。
【この本について】
本書では
「メタバースのいま」
「メタバースが人類、人類社会にもたらす3つの革命」
「メタバースのみらい」についての事が書かれています。
【メタバースのいま】
「メタバースとは何か」について、
この本に興味がある方は、ある程度「メタバース」の事を知っていると思いますのでここで説明は省きます。
本書の作者「ねむ」さんとスイスの人類学者「ミラ」さんは2021年「ソーシャルVR国勢調査」という全世界のソーシャルVRユーザーを対象にアンケート調査を実施し、
そのアンケートのデータをもとに現在の「メタバースの今」を解析、解説をしています。
ソーシャルVRとは『VRゴーグルを被って仮想世界でコミュニケーションできる』サービスの事で、現在主に4つのサービスがあります。
アメリカ、チェコ、日本では2社がサービスの運営しています。
「コミュニケーションに向いたもの」や「創作活動に向いたもの」「イベント開催に向いたもの」
等々、多様な特徴が各サービスにはあります。
また「Meta」と社名を改めた旧facebook社も「Horizon World」というソーシャルVRを総力を上げて開発しているそうです。
このソーシャルVRは本書冒頭で
"「(期待していたものは)これじゃない!」とソーシャルVRの住人の中でブーイングの嵐が起きた"
だとか
"Horizon Worldでは「なりたい自分になれない」
ディズニーアニメ的なアバターしか選択できない。
アバターの姿は仮想空間である私自身の姿でありそれは「アイデンティティ」とも言える。
それを自分の自由に選択できない。しかもそれをMeta社の都合で勝手に変更した事例もある。
これは重要な懸念事項だ"
とか
私個人的には
"Meta社が販売しているVRゴーグル「Meta Quest2」は売れば売るほど赤字になる「逆ざや」の状態らしい。これは、
「SONYが『セルコンピューティング構想』に社運をかけPS3を逆ザヤ状態で売り続けた結果、債務超過に陥った」ことを少し彷彿とさせる。
facebookの人気が翳りを見せ、「NextSNS」とも考えられる「メタバース」 に社運を賭けるのは良いが、どこまでやるのか心配だ"
など、
正直良い印象はあまり持てませんでした。
「現在私たちがさまざまなSNSを使い分けているように、今後さまざまなメタバースを使い分けることは当たり前のことになっていくでしょう」と筆者が書いていたのが印象に残りました。
メタバースを支える色々な技術を紹介する章も登場します。
"VRゴーグルは左右の目に異なる映像を表示して、視差によって立体的な映像を見る事ができる"
「仮想空間と言ってもアバターから見える景色は二次元的なものだろう」
この本を読むまでこんな勘違いをしていました。私はこういう仕組みを知らなかったので驚きました。
【メタバースが人類、人類社会にもたらす3つの革命】
「アイデンティティ」「コミュニケーション」「経済」について述べられています。
「アイデンティティ」
私が「なるほど」と思わず唸ったのは、日本の小説家平野啓一郎氏が提唱した「分人主義」。そしてプラトンの「イデア論」。
これらの考え方をメタバースに持ち込むと、
人間は現実世界では決して到達できなかった考え方ができる。
また個人が様々な分人(別人格ではなく個人が持つ様々な『ペルソナ』のようなもの)同士のコミュニケーションが可能になるなど、
ここで説明すると非常に長くなってしまうので本書を読んで欲しいと思います。
「コミュニケーション」
「コミュニケーション」や「スキンシップ」「恋愛」などのあり方がメタバースで変化する。
それによって社会も新しいかたちに変化していく。
一言でいうとこんな感じですが、そんな単純な話ではありませんので、ここも是非本書を読んで欲しいです。
「コミュニケーションのフィルタが創造性を加速する」のコラムなどは必見だと思います。
「経済」
"マーク・ザッカーバーグ氏は2021年10月28日
「当社の目標は、次の10年間で、メタバースが10億人に利用され、数千億ドルの取引が行われるようにすることだ」とMeta社の目標を掲げた"
「メタバースでお金儲けをしたい」と思って本書でメタバースの勉強をする方ももしかすると居るかもしれませんね。
そのヒントになる部分も本章には沢山あったように思いました。
逆に筆者のとある「フレーズ」を聞いて現実世界の商売のあり方も考えるきっかけに至りました。
それと
"利用実態のない仮想空間の土地を「これからはメタバースの時代。早く買わないと高騰���て買えなくなってしまう」という論調で売っているケースも見受けられる"
全て詐欺であると言い切れないものの、売買を行う際は注意して欲しいと。
この事は「経済」の章で取り上げられた話では無いですが、こういう取引には注意したいですね。
【メタバースのみらい】
現在のソーシャルVRでは主に「視覚聴覚のみ」を仮想空間と接続しており、今後「触覚スーツ」などで「触覚」を、
脳に手術を行なったり脳波などを測定することによって「五感すべて」を仮想空間と接続する「フルダイブVR」という技術も注目されているそうです。
※勿論「脳の手術」などは倫理的な問題。他にも色々な課題があり難しいとのこと。
また「ファントムセンス」と呼ばれる感覚
例えば
「現在使っている機材ではソーシャルVRでアバター同士が手を触れ合っても触れ合った感覚を感じるのは不可能だ。
なのに不思議な事に手を触れ合った感覚を確かに感じる」
みたいな事例、感覚の事だと説明されています。
「触覚」だけで無く「嗅覚」「味覚」を感じてしまう方もいらっしゃるようです。
テクノロジーの発達を待たず、人類がメタバースに順応する方が早かったりするかもしれませんね。
【さいごに】
冒頭私は
"バーチャル美少女ねむはアイドルの皮を被ったメタバース専門家だ"
と書きました。
そしてバーチャル美少女ねむさんは本書で
"技術評論家や投資コンサルタントには、絶対書けない、実際にメタバースに生きる原住民ならではのリアリティ溢れる内容を、データの裏付けと共にお届けします"
と書いています。
この本を読み終わってみて
「アイドル」「技術評論家」「メタバース専門家」などそういう枠組みの中に囚われないのが「バーチャル美少女ねむ」さんなのかな。
と考えました。
おわり
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メタバース住人にアンケート、非常に面白い
多分、彼らにとってはメタバース空間が現実世界なんだよね
法制度すらない未開拓メタバース空間は独立国家を作るには持ってこいだよ
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Vtuber 中の人
アバターは ご本人作っておらず
アバターを纏うことは コスプレすることを
多くトラッキングすることで アイデンティティ 感覚が過敏に同一化
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生まれ変わるなら、身長が180cmくらいで木村拓哉みたいなカッコいい男になって…、否、どうせ生まれ変わるなら、吉田沙保里みたいな力強い女性アスリートになってオリンピックに出るのもいいか…、否、面倒な人間に生まれ変わる必要もないか…、白頭鷲になってカナダの大平原を飛んでみるか…。
そんな空想などする必要はなくなったようだ。メタバース上では、生まれ変わり、なりたい自分になることは可能らしい。アバターを自由に選択できて、自由な姿になれるらしい。もちろん、肖像権のある有名人にはなれないのだが、性別も自由だし、格好も自由だ。メタバース上では、デザインができてなりたい自分になれる。つまり、メタバースは「アイデンティティーの革命」らしい…。
そもそも、メタバースって何?
と思い本書を読んだ。オンラインゲームとかSNSではなく、VRでもないらしい。ちゃんとした定義があり、学会まであるから驚きである。おおまかな定義は「リアルタイムに大規模多数の人が参加してコミュニケーションと経済活動ができるオンラインの3次元仮想空間」とある。なるほど、と言いたいが体験しないとちょっとわからない。
筆者の<バーチャル美少女ねむ>さんも、ひょんなことからこの世界に入り有名になったようだ。オジサンにもわかりやすいように解説しているから、ざっと読んでも概要がわかる本になっている。
ちょうどこの本を読んでいた時に、黒い大きなゴーグル(キャンプに使う米を炊くハンゴウに似ている)をつけて救急現場を体験するVRを体験したが、まあまあよくできている。メタバースはVRではなくて、リアルタイムらしい。最近は学会もオンラインになって、休憩時間には仮想空間の休憩室で人と話せるようなシステムになっているらしく、試しに仮想空間の庭に行ってみたが、やはり話すことはできなかった。まあ~、時代が変わっていっているのはよくわかる。
メタバースの世界で土地が何億円もして、建物が立ち、買い物などいろんな経済活動がなされているのも事実らしい。10年以内に100兆円の経済活動が行われるという試算もある。メタバースは「経済革命」らしい。
メタバース上での学会なども実際やっているらしい。
おそらく、メタバース上での医療的なこと(心理カウンセリング?)などは、商売として成り立つようになるだろう。メタバースは「コミュニケーション革命」でもある。
おそらく医療人の教育にも有用となるであろう。メタバース上の図書館も出てくるのかもしれない。たぶんもう存在しているような気もする。
メタバースが何か? それを知りたくて紙の本書を読んだ。でも、その時点で僕はダメだ(笑)。だって、本当に知りたいなら、ゴーグルを買って体験した方が早い。ホッホホ~。
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生まれ変わるなら、身長が180cmくらいで木村拓哉みたいなカッコいい男になって…、否、どうせ生まれ変わるなら、吉田沙保里みたいな力強い女性アスリートになってオリンピックに出るのもいいか…、否、面倒な人間に生まれ変わる必要もないか…、白頭鷲になってカナダの大平原を飛んでみるか…。
そんな空想などする必要はなくなったようだ。メタバース上では、生まれ変わり、なりたい自分になることは可能らしい。アバターを自由に選択できて、自由な姿になれるらしい。もちろん、肖像権のある有名人にはなれないのだが、性別も自由だし、格好も自由だ。メタバース上では、デザインができてなりたい自分になれる。つまり、メタバースは「アイデンティティーの革命」らしい…。
そもそも、メタバースって何?
と思い本書を読んだ。オンラインゲームとかSNSではなく、VRでもないらしい。ちゃんとした定義があり、学会まであるから驚きである。おおまかな定義は「リアルタイムに大規模多数の人が参加してコミュニケーションと経済活動ができるオンラインの3次元仮想空間」とある。なるほど、と言いたいが体験しないとちょっとわからない。
筆者の<バーチャル美少女ねむ>さんも、ひょんなことからこの世界に入り有名になったようだ。オジサンにもわかりやすいように解説しているから、ざっと読んでも概要がわかる本になっている。
ちょうどこの本を読んでいた時に、黒い大きなゴーグル(キャンプに使う米を炊くハンゴウに似ている)をつけて救急現場を体験するVRを体験したが、まあまあよくできている。メタバースはVRではなくて、リアルタイムらしい。最近は学会もオンラインになって、休憩時間には仮想空間の休憩室で人と話せるようなシステムになっているらしく、試しに仮想空間の庭に行ってみたが、やはり話すことはできなかった。まあ~、時代が変わっていっているのはよくわかる。
メタバースの世界で土地が何億円もして、建物が立ち、買い物などいろんな経済活動がなされているのも事実らしい。10年以内に100兆円の経済活動が行われるという試算もある。メタバースは「経済革命」らしい。
メタバース上での学会なども実際やっているらしい。
おそらく、メタバース上での医療的なこと(心理カウンセリング?)などは、商売として成り立つようになるだろう。メタバースは「コミュニケーション革命」でもある。
おそらく医療人の教育にも有用となるであろう。メタバース上の図書館も出てくるのかもしれない。たぶんもう存在しているような気もする。
メタバースが何か? それを知りたくて紙の本書を読んだ。でも、その時点で僕はダメだ(笑)。だって、本当に知りたいなら、ゴーグルを買って体験した方が早い。
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ITエンジニア本大賞2023のビジネス部門大賞の「メタバース進化論 仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界」を読んだ。
ITエンジニア本大賞2023
メタバースってあれでしょ?昔あったセカンドライフ的なやつでFacebookが力入れて作ってるやつ。位の知識しかなく、最近の展示会で力入れて活動してるなぁと思っていた。実際、内容的にはあまり変わっていないような気がするけれど、VRが出来るようになったことで色々な違いというか感じ方の差が出てきたみたい。
バーチャル美少女ねむ さん
2017年よりVtuberとして活動しており早くからVRの世界に入り込んでいる方。アイドル活動としてのVRの話も面白いが専門家といっても良いほどのVRの知識や考察をしている。
VRの住人に対してアンケートをとることで実際に生活している人がどのような使い方をしているか、何を感じているかなど解説してくれている。その中で興味深かったのが「アイデンティティ」「ファントムセンス」
アイデンティティ
VRの中では物理世界と違い、自分の好きなものになれる。もの、と書いたのは人だけでなくロボットだったりそれこそ車といったモノだったりと自由。人の中でも性別は自由なので男性が美少女になったりだとか物理世界では性別不一致の方が自分に合った性別になったりと好きな自分になれる。これってとても素晴らしいことだと思う。物理世界の自分が嫌い、でも仮想世界では好きな自分になれるので救いになるんではないかと思う。
問題があるとすれば今はまだVRの世界だけで生きていくのは難しいということ。本書でも書かれているが「経済」として成り立っておらず、これからに期待されている。
ファントムセンス
仮想世界の中で風が吹くとそれを感じる人がいる。人に触られると実際に触られたように感じる。といった実際には起きていないことを感じ取れるようになるのがファントムセンス。人の感性っていうのはすばらしく訓練をすれば誰でもファントムセンスが身に付くらしい。みんながこのファントムセンスを手に入れれば遠く離れていても触れあえれば近くにいると感じて幸せになれる。
VRゴーグル
VRに興味が出てきたのでVRゴーグルを調べてみたらMetaQuest2が6万くらいであるが解像度があまり高くないせいか見え方がイマイチらしい。MetaのProやVIVEのProなどがおススメらしくそちらは軽く10万越え、VIVEなんて20万する。ちょっと興味がある、程度で買えるものではないのでもう少し安くなって欲しい。
読んでみて
これから経済圏が出来てどんどん発展していく、と書かれていたが現状だとそうは思えなかった。やはり仮想世界は映像でしかなく今は物理世界に比べ見えかたがしょぼいというか劣るというかハードの能力がまだまだ足りていないと思う。
けれど物理世界のような距離がなくなり、遠くにいる人にも簡単に会えて話せて触れ合えて、いろんな場所にも一瞬で行けて見れるというのはとても魅力的ですでにハマって毎日何時間も仮想世界の中に入っている人がいる、というのも納得できる。
まぁ未体験の人が何を���ってもダメなのでとりあえず体験してみたい。もしかすると仮想世界から戻ってこなくなるかも。
https://kidd0320.com/entry/2023/03/30/190000
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実際に使っている方の書いているものなので、
メタバースに飛び込むと現状どういう体験ができるのか、リアリティをもって知ることができた。
ビジネスや学問的ではないので、正直どうでもいいな、という調査結果もあり読み飛ばしてしまったけれど。
メタバースや、その技術を使うことで、
多くの人が本来持っている性別や声や姿を脱ぎ捨てて、自由な活動ができるのだなと思った。