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紙の本
"忘れない"ではなく
2022/06/18 15:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「特脳係」シリーズ7冊目。
見当たり捜査を終え、警視庁に戻り建物へ入るところで徳永が女性に呼び止められ…と始まる。先に戻るよう促されて戻った麻生が
(知り合いみたいだけどどんなつながりなんだ?)と疑問が解けるまでのもやり具合がなかなか面白かった。
後日訪ねてきた徳永の元上司冨樫の事と、その間に少し出てくる麻生同居人、佐生身内の関係する「物忘れ」問題で、なかなか重い。病のせいで忘れたくない、普通には無くならない「記憶」が、消えてしまうのがやるせなかった。
実際どうしようもなくて、忘れたくなくてもいつの間にか消えてしまうなんて。
今回のは、実際いつ自分に起きてもおかしくないし、身近におきてることでもある病だから怖い。
ものすごい浅はかで卑怯な人物に後味がもやもやした。
電子書籍
失うということ
2022/05/14 11:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
徳永のプライベートを知らない……と拗ねる瞬が可愛い。
重いミステリを読んだ後でしたので、瞬のキャラに癒されました。
余りにも素直なため、捜一などには向かないだろうな……今の部署が、彼の実力を発揮出来る場所。
とはいえ、今作のキーとなるアルツハイマーも、現実的でなかなかシビアな問題です。
私も同居の身内で経験ありなので、その大変さは分かるつもりです。
ですが、症状が千差万別なら、家族や本人の思いも十人十色。
今作は、生き様は失わない男のお話でした。
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