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インフレやデフレについて書かれています。『レモンをお金にかえる法』に比べると、ちょっと難しくなっていますが、ここら辺の話はマクロ経済の基本なので是非子供のうちから慣れ親しんでおきましょう(笑)
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前作と比べると
内容が難しい分
絵本としてのおもしろさは
いまひとつ。
でもでもいい本だと思うけど。
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レモンをお金にかえる法の続編です。
前篇はレモネードから会社経営に至る過程をコミカルに描いていましたが、今度は何と景気循環というマクロ経済学にまで踏み込んでいます。
需要・供給は言うに及ばずインフレ→不況から景気回復への処方箋を描いています。
この本では財政政策、俗に言われるケインズ政策の一部が書かれていて、(ケインズ一般理論を真髄まで究めるのは相当難解なのですが)多少「古い経済政策」と思われるかもしれませんが、マクロ経済学という新しい学問を切り開いた入門書であることは間違いありません。素晴らしい良書であると思います。
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『レモンをお金に変える法』を返して、「続」を借りてくる。これも汚損除籍だそうで、市内の図書館に一冊もない。
「正」は“経済学入門の巻”だったが、「続」は“インフレ→不況→景気回復”の巻である。
なんで経済の好不調があるのか、景気がよくなったり悪くなったりの仕組みはどうなってるか。
みんなレモネードを飲みたいから(需要は減らない)、不作によるレモン(原料)の値上がりで、レモネード(製品)も値上げせざるを得なくなる。
レモネードが値上がりしたら、それを買うためのお金は今までどおり稼いでいたのでは足りなくなる。レモネードづくりで働いていたジョニーも、賃金を上げてほしいと言い出す。ダイアンがつくって売っていた犬ごや(製品)の値段も、ピーウィーやサンディーがやっていた芝刈りや車あらい(サービス)の値段も、上がる。
でも、犬ごやの数も、洗う車の数も、芝刈りをする芝生の面積も、変わらない(生産性は今までどおり)。けれど、物価は上がる。
インフレというやつだ。
大人たちが相談している。これ以上値段を上げてはいかん(価格凍結)。賃金を上げろとこれ以上無理を言ってもいかん(賃金凍結)。収入と支出を、これ以上増やさないようにすれば、物価は落ち着いてくるだろう。
値段は上げられないのに、砂糖(原料)まで値上がりだ。もう利益が出ない。ジョニーを雇っている余裕はない。仕方ないから辞めてもらう(レイオフ)。つまりジョニーは失業だ。
倒産や失業問題。
なにかできる仕事は…芝刈りをしようか、車洗いか。
「町でいちばん安い車あらい」とジョニーはうってでる。
今までピーウィーがやっていたよりも、ジョニーは安い賃金で同じ仕事をするのだ。
ピーウィーには仕事がこなくなる。
今までより少ない収入のジョニー。収入がなくなるピーウィー。もう誰もレモネードを買える収入がない。
失業は増える。
使えるお金はわずか。
大人たちは相談する。
経済を元気づけるには?
仕事をうしなった子には、失業保険を。
新しい仕事をつくりだして、失業した子に働いてもらう。
小さな企業が原料を調達できるよう、貸し付けを。
もし、うまくいけば、失業は減って、生産は増える。うまくいけば、景気回復だ。
訳者の佐和隆光が「かいせつ」で、この絵本は、ケインズ主義の立場から、インフレと不況の処方箋を絵解きしたものだ、と書いている。財政政策や金融政策で「需要」をうまいこと管理し、経済を自在にコントロールしようという「ケインズ主義」。一方で、なるべく民間にゆだね、政府の役割は小さくし、市場ににまかせるのがいいのだという「小さな政府」派がある。
原著は1978年、翻訳の旧版は1982年に出ていて、その頃から「大きな政府」と「小さな政府」のどっちがいいか論争は、小さな政府にだいぶ傾いてきた気がする。
しかし、どっちが、ではなくて、別の、第3の道なんじゃないかという気がする。
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こっちはマクロ経済。息子が続きを読みたいと言うが。。皆が似たような商売を始めるところが面白かったらしいが。続きって?デフレの絵本でもあれば面白いのにな。。
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How to turn up into down into up: A child's guide to inflation, depression, and economic recovery
が原書名です。レモンをお金にかえる法の続編なので、日本語名は「続」になっています。
ぜひ、英語で読んでみてください。
経済学を勉強するのに、いかに簡単な単語で構成されているかわかります。
どんどん高度な本を読んでも、英語の本では単語は難しくなっていきません。
そのため、日本語で勉強するより、英語で勉強する方が楽なことがあります。
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同じく、わかりやすい経済学の本。
こちらはマクロ経済学版。
どちらもそうだけど、30ページちょっとでここまでわかりやすく書かれているのがスゴイ。
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レモンをお金にかえる方法の続編。
インフレや不況といったことにまで踏み込んで展開されている。
この絵本を子供に読み聞かせるには親はかなりの経済的なバックグラウンドがないと子供に理解させるのは厳しいだろうな。
僕も子供ができるまでにはこれくらいのことは理解しておこう。。
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マクロ経済を学ぶ絵本、前作はミクロ経済と経営がテーマでした。
本書ではインフレの発生原理やその影響、景気回復に至るまでの施策等々を説明しています。
感想は前作のレビューに書きました。
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レモンのジェットコースターに乗ってる表紙の子供達。
読んでいた当時は、気にも留めなかったけれど、この上昇下降しているラインは、景気を表していたんですね^^
インフレ、不況から景気回復まで!
下巻は更に凄いです^^
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続ということで、今回はマクロ経済についてかかれている。
キャラクターも増え、内容が多少複雑になる。インフレや小さな起業の倒産が起こるのだが、展開は理解しやすい。
あとがきにあるように、この本は時代に合わなくなってきたとされるケインズ経済学についての解説本だ。しかし学習の導入としてはとても分かりやすいシリーズだと感じた。少なくとも、経済学について苦手意識を持つ事はないだろう。
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子供にケインズの経済学の基本原理をおしえる絵本です。
感覚的にわかっていることに経済の専門用語をあてはめています。
専門用語が理解できるようになることが、その専門分野をわかりやすくするコツです。
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子供にマクロ経済学の基礎を教えることが出来た。
読後、消費税増税政策や外国人受け入れなど、実際の政策がどう有害なのかも子供に語り、ある程度理解出来たのではないかと思う。
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読んでる途中からこんな風に景気回復するか?という内容だったが、あとがきに「中高年期を迎えた今の日本経済に効き目はなさそう」とあったので納得。でも基本は分かりました。
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最初の巻はこちら。
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/430924341X
続巻は「インフレ⇒不況⇒景気回復」をわかりやすく書いています。
この町では子供たちがそれぞれ商売をしてお小遣いを稼いでいます。
きみはレモネードを売って大好評。だけどレモンが急に不作になってしまった。レモンの「供給」は減ってしまったけれど、お客さんがレモネードを飲みたいという「需要」は減らない。「原材料」であるレモンが「値上がり」してしまったので、きみもレモネードを「値上げ」しなければいけない。
するとお客さんたちは、値上がりしたレモネードを買うために、自分の商売の値上げをしなければいけなくなる。するとみんなの「生活費」が増えて、「賃金と物価の追いかけっこ」になってしまう。
こうやって「生産性は今まで通り」なのに「物やサービスの値段」が上がり続けることを「インフレーション」という。
インフレーションを収めるには?
大人たちは、子供たちの「収入と支出」をこれ以上増やさないために、子供たちに「価格凍結」や「賃金凍結」を言いに来る。すると「物価」は「安定」するけれど、「利益」は上がらないのだから、労働者が「一時解雇」や「失業」してしまう。原材料の値段も上がるのだから「小さな企業の倒産」だって起きてしまう。
これが「不況」だ!
こんな時は大人が臨時のお小遣い「失業保険」を出したり、「新しい仕事」で失業者を雇ったり、企業への「貸付」をする。
やっと失業が減って、生産が増えてきた。みんなが元気に働けば、経済も元気に回復だ!
不況や失業や費用の高騰は、絵本ながら読んでいて心が痛い(T_T)
しっかりものの子供たちと、大人たちが支え合って景気を回復させた。現実の社会も支え合って元気と景気回復させなければ。。